あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

ネット改変文学

30歳で消える温泉むすめ

※この話は「30歳で消える」という設定と勢いだけで出来ているので細かい部分を気にしないで読んでもらえると幸いです。 anond.hatelabo.jp 温泉むすめ。 彼女らは温泉のために生きている。 「あの」 初めて会った彼女は、夕日の中にいた。 「何だか疲れた顔…

こんにちは現代妖怪 ~さよなら現代妖怪2~

21世紀も5分の1が終わろうとしていますが、皆さん未来を満喫していますか?想像以上に現実的とか思わないでくださいね。 さて、以前「さよなら現代妖怪」と称して都市伝説の中の妖怪がテクノロジーの発達で人々から忘れられていくという話をしました。現代で…

【自己責任系はてな村怪談】あるブロガーの末路2

【注意】 ※この話は昨年に引き続き強い怨念が憑りついています。そのため、最後まで読んでしまうとこれからネット活動を行う上で何らかの影響を及ぼす可能性があります。それでも読みたい方は、やっぱり自己責任でお願いします。 【昨年のお話(こちらを読ん…

夏休みに頑張って書いた読書感想文風な桃太郎

「へえ、不思議なことがあるもんだ」 ぼくがおどろいて声を上げると、台所からお母さんが出てきた。 「何の本を読んでいるの?」 「もも太ろうだよ、はじめてこんなにすごい本を読んだよ」 ぼくがもも太ろうという本を見つけたのは学校の図書館でした。その…

コメホチのジレンマ

「うわ、コメホチ虫だ!」 台所の片づけをしていると、コメホチ虫が水道から現れた。 「このっこのっ」 素早く炎上記事をまき散らすコメホチ虫を、僕は叩いて追い出した。 「……そんなわけでさぁ、本当にコメホチ虫は迷惑だよな」 そんなことを行きつけのバー…

「はてな村六部殺し」その他2編

※この説話は伝説であるため全てフィクションです。 【はてな村六部殺し】 むかし、ある技術者が細々とダイアリーを綴っていた。そこに一人のシロクマが一晩の言及を求めてやってきた。技術者はシロクマに快くトラックバックをさせたが、そのシロクマは秒で何…

「互助会」っぽい感じで桃太郎

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。昔の人は電気も水道もないから全部人力だったんですよね。大変な暮らしです。今は電気があって水道もあっていいですね。でもその…

ちょっと前に炎上しやすかったマッチ売りの少女

それはとても寒く、雪のちらつく大晦日のことでした。ひとりの少女がとぼとぼと道を歩いていました。 「マッチを買いませんか? マッチはいりませんか?」 少女はマッチを売って歩いているようでした。ところが道を急ぐ人々は少女のことなど気にも留めないで…

道徳の時間「犬はワンと鳴く」

このお話はこれからどこかで起こりうるかもしれないお話です。みんなで考えて読みましょう。 「犬はワンと鳴く」 あるブロガーAが「犬はワンと鳴く」という記事を書きました。何故なら犬はよく検索される言葉なので犬についての記事を書いたらたくさん読まれ…

【自己責任系はてな村怪談】あるブロガーの末路

≪注意≫ この話には強い怨念が憑りついています。そのため、最後まで読んでしまうと精神に何らかの影響を及ぼす可能性があります。それでも読みたい方は、自己責任でお願いします。 駆け出しブロガーの私は、最近「はてなブログ」へやってきた。ネットと言え…

マスダンド・アローン・コンプレックス

男の名は増田一人(ますだかずんど)。かつてはてなブログ創世期にあふれるサードブロガーとその地位を競って身内ブクマ問題を「はてな匿名ダイアリー」の中から盛り上げていた男であるが、匿名のため表舞台に姿を現すことはない。彼の活動場所は「はてな匿…

互助会批判の流れがよくわかる「クマの学校」

ただ単に「互助会」の単語だけみても何が悪いのかよくわかりにくいので、かわいいクマさんたちに問題点を明らかにしてもらいました。以下、よくあるフィクションです。 『クマの学校』 ここは楽しいクマの学校です。クマの学校では毎週絵のコンクールが行わ…

超現代民話『PV咲かじいさん』

今となっても考えられないことだが、あるところに意識の高いブロガーのおじいさんとクズブロガーのおじいさんがいました。意識の高いブロガーのおじいさんは毎朝早く起きてジョギングに出かけ、出勤前にお気に入りのコーヒーをマイボトルに詰めることを日課…

清く正しく美しい吉野家のコピペ

みなさん、『吉野家コピペ』って知っていますか? もう10年以上も前に流行った怪文書です。昔の罵り合いの絶えない気持ち悪いインターネットの世界で流行っただけあるので、非常に乱暴な文章で見るに堪えません。そこで冷静なツッコミを入れることで、この…

親愛なるB.Bへ

拝啓 桜の木も緑色が多くなったこの時期、いかがお過ごしでしょうか。あなたの考える理想の社会について毎日お心を痛めていると思うと、あなたについていく私たちもより一層理想の社会を築いていかなければならないと日々感じています。 先ごろ、あなたの考…

まどかは自分探しをするようです

やぁまどか。君はまだ名前より確かに自分のことを示す言葉を探しているのかい? そんな昔のバンドマンが言っていたことより魔法少女になれば、君は誰でもない魔法少女としてのまどかとして存在することが出来るし君の望みも叶えられるんだよ。 魔法少女まど…

僕と契約してルミネのCMに出てよ

やあまどか。魔法少女になる決心はついたかい? 君は最強の魔法少女になれる素質があるんだ。どんな願いだって叶えられる。どうしたんだい? まだルミネのCMとやらに執着しているのかい? 魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえ ソフビフィギュア まどか「だって…

最近炎上しやすいかちかち山

むかしむかし、あるところに大層いたずら好きなタヌキがおったそうな。mixiのコミュニティをファンのふりをして荒らしたり、ワラサー団の尻馬に乗ってパクツイをしては合コンに行くたびに「俺っちネットの有名人と知り合いだからさー」とふかすくらいの小物…

最近炎上しやすいかぐや姫

今となってはもう昔のことだが、竹取の翁というものがあったそうな。アカウント名を「@Sanuki_miyatsuco」と言い、オリジナルの竹細工を細々と通販しておったそうな。 ある日のこと、翁が竹を取りに行くと根元が光っている竹がありました。不思議に思って近…

最近炎上しやすい桃太郎

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ軽装備で登山に行き、おばあさんは川へナチュラル石鹸を持って洗濯に行きました。 おばあさんが川でロハスな洗濯をしていると、川上から大きな桃がショーニンヨッキューショーニ…

もし山月記の李徴がブログで承認欲求をこじらせたら

意識高いブロガーのid:rityoは博学であり、ブラック企業がはびこる世の中、大企業に新卒入社したが、ついで営業部に補せられたが、性格は非常に懐疑的で自意識過剰、社畜のままでいるのに我慢がならなかった。 いくばくもなく「こんなブラックにいられるか!…

ネットのお悩み相談室の話

やあ今日も始まりました「ネットのお悩み相談室」! この番組ではネットであった不満、愚痴をメールで募集していくよ! ガンガン愚痴って盛り上げていくからよろしく頼むぜ! まずは最初のメール行ってみよう! 最近ネットが面白くありません。やっているこ…

なぜ人を殺してはいけないかという話

「何故、人を殺してはいけないか、だって?」 「それじゃあ逆に質問するけれど、まどか、君は誰かを殺す予定でもあるのかい?」 「え? そんなこと考えたこともないよ!」 「それじゃあ、その質問は無意味だ」 「どうして、そんなことが言えるの?」 「そも…

もしD社の「美女と野獣」の娘が腐女子だったら

昔々、あるところにビーエルという美しい娘がおりました。ビーエルはたいそう本が大好きで、街の本屋にある本は大抵読破していました。ついに街の本屋だけでは飽き足らず、インターネットを使って様々な物語を読んでいるうちに、殿方と殿方が愛しあう物語に…

もし「山月記」の李徴が腐女子絵師だったら

腐女子の李徴タンは博学であり、平成の世の中、若くして大手企業に入社したが、ついで営業部署に補せられたが、性格は非常に頑固で自意識過剰、社畜のままでいるのに我慢がならなかった。いくばくもなく自己都合により退社をした後は、ネットとpixivに籠り、人…