あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

今書きたい記事の話

いろいろ書きたいことはあるけど、ちょっとバタバタしてるのでこれから書きたい記事の内容だけ先に書いておく。こうして公開しておけば後でしっかりまとめることができる気がする。

 

〇文章うまいねの増田の話

増田ブコメで「文章うまいね」とつく増田の特徴や巧妙な釣り増田とその解説、逆に文章が下手な増田の紹介や単に個人的に文章が素敵だなぁと思う増田紹介。増田紹介は今までのアワードの中からの総集編になると思う。

 

〇旧ドラ原理主義者が語る新ドラ

うちで踊ろうの一件と新恐竜の予告を見る度に過ぎる暗い気持ちを正直に2ページほど書きなぐるという問題作。一言で言えばゴールデンヘラクレスオオカブト。三言で言えば新ドラは誰のもの。率直に言えばくそくらえコノヤロウ。

 

逆転裁判というゲーム

6までやると言ったけどまだ6がプレイできていない。逆転裁判は好きだけど逆転検事大逆転裁判はまだ触れられていない。そんな中で「1~5」について語りたい。実写映画は黒歴史扱いされてるけどぶっちゃけ小日向さんを見るためだけでも見てもいいと思う。あの役を彼に振ったのは神の裁量だと思うという話から始めようかと思ってる。

 

ドリフターズのコントの話

ドリフのコントで「ラジオのど自慢」というのがあって、復員兵の加藤茶が戦争を思い出す歌を歌って途中で昔を思い出して歌えなくなるというものがある。そこで加藤茶が「長崎の鐘」を歌ったり仲本工事が「とんがり帽子」を歌ったりして「あっ今話題の古関裕而!」と連想したのでこの辺の文脈の共有とか個人的に大好きな「サウナ」は完全にノンバーバルなコントなのに高度にハイコンテクストなところとか「階段落ち」の話とかそういうのをダラダラ書きたい(願望)。

 

 

多分やるならこの順番で書いていくと思う。ここで書いてスッキリして書かないなんてパターンもあるかもわからんし、ちょっとバタバタしてるので期待しないでおいてください。でも何か書いておきたいんだよなぁ。おわり。

 

 

 

シュールでクスッと笑える増田30選

一連の自粛のための増田アワードをまとめててやりたくなったまとめです。これは完全に個人的な趣味のまとめになっているので万人受けしないのはわかっています。それでもクスッとなってくれたら幸いです。

 

選考基準

〇「不安になる」をつけたタグの中で2019年までのもので選者が特に好きなものを選出。

〇過去のアワードで笑えるネタ認定したものも含める。

〇かなりシュールで理解不能なものも多いが選者の好み100%なので気にしない。

〇例によって唐突な下ネタに弱い。

 

過去名作増田はこちらから

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いい話、元気になる増田はこちらから

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それではどうぞ。

 

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増田フリークの間で伝説になっている増田。これ単体だと何だかよくわからないのだけど、「夢の中で童貞喪失した」といって夢の内容を熱く語る増田への返信として一言つけられたトラバということで一部の層に大ヒットしたという経緯があり、とても一言では語り尽くせない。個人的に今でもレジェンド級の増田。

 

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包丁を持った増田はどうなってしまうの……?

 

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2017年の風俗より隣にいる存在がめちゃくちゃ気になる。

 

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わかんねぇよ。なんなんだよ。

※追記

シュールでクスッと笑える増田30選 - あのにますトライバル

むパシッは普通に百人一首(むは一次ぎまり札)/10万人のおばあちゃんとかいうSF短編集があった気がする、表紙もおばあちゃんだらけのやつ

2020/04/18 03:38

数年来のモヤモヤがスッキリしました!ありがとうございます!

 

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真面目に解釈すると「一線を超える危険性」とかいうことなんだろうけど、そんなこと気にならないくらい強い増田。

 

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はやまるな。

 

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このまとめの中でも屈指のシュール増田。

 

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世界選手権があるのか。

 

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一発ネタだけどかなり強い。

 

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個人的に大好き。何食べてたらこんな発想ができるのか。

 

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両親はどんな思いでそんな名前をつけたのだろう。

 

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かなりお気に入りな増田。「はと」なのかと思ったら違う。なんなんだ。

 

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逆に暑そう。

 

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雑すぎて心に残りすぎる。げっちゅー。

 

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フィギュアスケーターもできるんじゃない?

 

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「無能な赤ちゃん」のワードが本当に大好き。逆に有能な赤ちゃんってなんやねん。

 

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増田史に残るんじゃないかというよくわからない増田。バナナ。

 

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最近は車につける正月飾りも見ないね。

 

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これを見てググって「ふふっ」となるところまでワンセット。

 

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ただのミスタイプだとわかっているけど、3の倍数いるおばあちゃんにジワジワくる。

 

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マルコポーロの話は知らんがどう聞いても「ゾウッゾウッ」はないわ。

 

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でっていう

 

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生乾き臭を滅するマン、アタックZERO参上!

 

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チンパンジーが100匹乗っても大丈夫。

 

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中国なのか韓国なのか日本なのか。

 

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物語が加速する増田。

 

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今のご時世かなり意味合いが変わる増田。

 

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タイトルがズルい。なんなんだキンタマハンターって。シワがないとかキンタマの役割的にどうなんだ。光り輝いている時点で変だけどな。なんなんだキンタマハンターって。

 

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夏だからねぇ。

 

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一晩くらい頑張れよ。

 

まとめ

毎度「不安になる」まとめをやっていく中で「こういうまとめやってみたいな」と思っていたことをやり遂げた感じがします。長文でいいことが書いてある増田はそれなりに読まれていいね!がたくさんつくけど、こう言った増田はたくさん埋もれていくばかりだし、万人受けしないから書く方もモチベーションが上がらないしでどうすれば応援できるのか画策しているところです。

 

そうは言ってもキンタマハンターがホッテントリの一番上に来る世界もなんだなぁと思うのでやっぱりこのくらいの盛り上がりがちょうどいいと思う、うん。まとめたのは2019年までで2020年の増田はこれからまとめていくけど、この路線だと今のところ「全裸トランポリンウクレレ世界大会」というかなり強力なワードが出ているので今からまとめるのが楽しみです。

 

多分これで手持ちの増田まとめネタが尽きた気がするので次は2020年上半期増田アワードになる気がします。こんなご時世ですが、皆さんご自愛ください。終わります。

 

その他の増田アワードはこちらから

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あとで読んでおきたい増田40選

緊急事態宣言が出されてますます外出が難しくなり、悶々としている昨今ですが昔の増田でも読んで気分転換をしましょう。基本的に元気になりそうな増田を集めたので元気になってみてください。

 

選出基準

〇選者が「いい名前だ」タグをつけた2019年までの増田の中から気に入ったものをピックアップ。

〇なるべく元気が出そうな明るい話題のものを中心に選出。

〇増田という場所の特性と選者の性格から下ネタ、風俗ネタが頻出するのはご愛嬌。

 

前回の増田アワード

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前回の記事に入れ忘れた名作増田。お茶漬けが食べたくなる。

 

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タイトルからオチを想像するのが難しい増田。個人的に家系ラーメンちょっと苦手なのでそういう店では味薄め油少なめで注文してる。

 

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開放感溢れてるような増田。もはやライフハック

 

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増田史の中でも屈指の名作だと思われる。偽中国語の完成度が高く、真似できそうでなかなかできない。個人的に「心太」が好き。

 

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全然注目されてないけど好きな増田。タイトルから想像した内容とオチのギャップに苦しむがいい。

 

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殺伐とした増田に現れた心優しい増田に幸多からんことを。

 

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よかった~~~おめでとお~~~おしあわせに~~~!!!

 

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その意気だその意気だ。余談だけどSNSって自傷行為的な一面があると思う。

 

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こういう一期一会みたいな増田が好き。

 

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最初から最後まで光属性なので人によっては閲覧注意。

 

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ぬいぐるみはきっかけにすぎないんだけど、きっかけって大事だよなぁ。

 

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特に落ち込む感じもなく淡々と描かれているので安心して読めると思います。

 

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こういう五感を刺激してくる増田は大好きだ。

 

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改めて読むと「まずは濡らせ、な……ひぃぃ、マキロン!?」となる増田。

 

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風俗嬢とか関係なく、何だか泣けてくる増田。この増田は今元気だろうか。

 

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ホリエモンが……ホリエモンが……。

 

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他人の幸せを感じ取って一緒に幸せになれる人は幸いな人だと思う。増田にも幸多からんことを。

 

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凄く幸せそうなのにそことなくしんみりしているのは文体のせいなのか、なんなのか。とりあえず幸せなことには違いない。

 

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正直前回のまとめにこれを入れ忘れたのでもう一度アワードやってる感があるくらい好きな増田。外出自粛の今もう一度注目されないかな。

 

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ささやかな幸せなのか、めちゃくちゃ贅沢なのか。個人的にはこれは贅沢。素敵。

 

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こういう一発ネタに非常に弱い。個人的に最後の段落が「いかがでしたか?」って言ってるように見えて面白い。

 

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菊池俊輔のBGMが聞こえてくる。

 

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このタイトルでこの後の中身を想像するのはかなり至難の技かと思われる。増田の面白さがそこにある。

 

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※一線を超えている。

 

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やさしい世界。こんなにも世界は残酷で美しい。

 

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オチが唐突で突き放されたように感じるんだけど、個人的に好きなので選びました。ちょい覚悟して読んでください。

 

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今は「ヨシ!」というと現場猫が出てきてしまう。

 

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一発ネタ。かわいい。

 

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席を譲れる時はなるべく譲りたい。そんな気持ちになる。

 

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面倒くさがっているようでかなり丁寧に生活をしている。面倒くさがりはマメの裏返しだったりする。

 

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この増田じゃないけど鶴瓶さんが異様に気になり出す。

 

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最近流行ったオタ婚活増田の元ネタっぽい奴。こっちのが昔っぽい感覚。

 

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バスが時間通りに来なかったとき、一緒に待っていたおばちゃんから黒飴もらったの思い出した。

 

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一発ネタなんだけど「家計」にも持っていかれる。結構引力がある増田。

 

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タイトルだけで何やらドロドロしたものを想定するけど、本当に最後まで安心して読める良心的な増田。

 

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この増田自体もまあまあ面白いんだけど、1番最初のトラバが本当に大好き。ちなみにトラバ先の増田はこんな感じ。

 

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個人的に大好きな増田。チーズバーガーにスケベを感じることは無かったけど、この増田に出会ってから何となくスケベな気持ちをチーズバーガーに抱いてしまう。

 

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マジレスするとケンタウロスミノタウロスもオスしかいないのでは。

 

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時間がゆったり流れているような、でも着実に変化を伴っているような不思議な文章。ねこあつめ最近またやっているけどこの緩さがいい。

 

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最後にちょっと問題作。自嘲気味な自分語りと過度な下ネタを交互に挟んだミックスサンドみたいな文章なので閲覧注意。でもこれに曲をつけたら筋肉少女帯みたいになりそうだなぁとか思う。

 

まとめ

前回の増田まとめで元気を出してもらおうと思ったら思いの外しんみりした増田が多かったので今回はいい話や光属性、一発ネタを中心にまとめてみました。注目されるものされないもの、たくさんありますが個人的にこの手の「いい話」はあんまりブクマされない傾向にあります。

 

ブクマが多く集まり注目されるのはやはりよろしくない煽り文や露骨な釣り、安易なアンケートが多く、ホッテントリだけで増田を見ている人は淡々とした日常を感じることは難しいと思うのです。

 

だからこそ日常の何気ない増田を見つけると嬉しいし、それが伸びると更に嬉しい。「増田は悪口ばかりだ」というのも確かだけど、匿名だからこそ言えるほのぼのした話や何でもない話もある。そんなわけでこの作業が好きなのです。増田漁りで1番楽しい瞬間かな。

 

このご時世だし、多分またアワードやると思う。そんときはお付き合い下さい。おしまい。

 

その他の増田アワードはこちらから

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自分のことを自分事として書ける人はすごい

このブログは何となく書いてるけど、ほとんど自分の話がない。前の記事で辛うじて実家の話を少ししたくらいで、多分このブログを書いてる人の詳細な背景がわかる人はそんなにいないのではないかと思う。

 

もちろんわざとそう書いているからそうなっているのであって、意識しないで書いているわけではない。理由は主にふたつあって、ひとつは「読んだ人が自分事として読めるような文章にしたい」と目指した結果私事を極力配慮した文章になったということ。もうひとつは、単純に筆者の属性を晒すことでその属性に縛られた読み方をして欲しくないということ。やれケーケーオーだボンボンだ婚活こじらせ女子だ同人お気持ち腐女子だリベラルだ保守だオタクだフェミだのなんだの、まぁブログ読む時なんてそういう属性がめちゃくちゃ大事なんだけど、逆にそういうのが足枷になることもある。

 

なんて言うか、完全に「内容」だけでいろいろ勝負したいというところはある。それでも属性に勝つのはやはり難しい。「早めの避難を」と言うだけなら誰でも出来る。しかしこれを家を流された人が言うと途端に説得力が増す。「家を流された人のブログ」なんか展開されたらそれだけで説得力がヤバい。

 

とはいえ、自分の話を自分のこととして日記風に綴るブログもいいなぁとは思う。そこにあるのは虚構でも何でもなくて、紛れもなく純度の高い「自分」なんだもんなぁと思うと、そんなものをネットに上げられる精神力がすごいなぁと思う。

 

ひっくり返せば、自分のことを書かないのは自分のことを公表する度胸がないからとも言える。どんだけ叩かれても「これが俺だ!」と胸を張れる要素がないと自分のことを書き続けるのは難しいと思う。だからそれができている時点で精神力のレベルが高いと思う。毎日とはいかないけどコツコツ日記を書いている人は尊敬に値する。すごい。ぼくにはまねできない。

 

なんでこんなことを急に書き始めたかと言うと、増田がコロナとマスクだらけで何ともなんない感じになっているからだ。コロナ騒ぎでいろいろ退屈というのもある。あー水族館にでも行きたいけど、無理だなぁ。おしまい。

 

 

 

教育現場とオンラインの雑感

何となく思ったことを書いてみる。

 

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結論を先に言うなら、まあ自分の世界しか人は見たくないよねとは思う。敢えて外の世界の慣習に従って消耗するのも健康面ではちっともよくないと思うのでその辺がごちゃごちゃになる地域とか公立校っていうのはある意味価値観の波をかきわけて行かなきゃならない大変なところだと思う。


本題の前に、最近実家が町内会の持ち回り班長になった話でも。年度末なんでそろそろ引継ぎとかあるのかしらと思っていたらギリギリの日に名簿や資料がやってくる。しかも謎の変更箇所やなんやかんやがあって前の班長に確認したところ「最初からそうだった」ということらしい。なんか気がついたら昔の名簿がいつの間にか紛失していた模様。何で無くなったのかは不明。まあ、いろいろあったから仕方ない。


でね、そんなことを聞きながら思ったのよ。「そんなん共有のUSBメモリかなんか買ってExcelにちゃちゃっと書いといておけば変更点も記録できるし、帳簿なんかも一緒にできるからでっかい箱要らないしペーパーレスだし助かるじゃん」と。そうなれば回すのはUSBメモリと領収書綴りくらいじゃん、いいじゃん、と。


そんなことをとーちゃんに言ったら「そりゃそうだけど、まずうちのかーちゃんがパニックになるべ」と。うちのかーちゃんはやっとスマホは持ったけどPCなどの嫌悪感はかなり半端ないので「ゆーえすびー」という単語を聞いただけで脳がフリーズしかねない。なおLINEは怪しんで使わず、キャリアメールとショートメールと電話とスマートニュースと画像共有アプリで全てが完結する世界に生きている。たまにクックパッドや乗換案内アプリを使って「すごいすごい!できた!」と騒ぐような、そういう世界だ。一応かーちゃん擁護をしておくと、若い頃事務仕事やバイトで鍛えたラッピングや経理の仕事はかなりきちんとこなすし、今も仕事の最前線で活躍している。ただかーちゃんの仕事にPCは必要ない、それだけだ。


それに地方の町内会なんて高齢化がめちゃくちゃ激しいところに一家に1台PCがあるとも思えないし、そもそも全体的に「こーんなちっこいのに名簿とか入るんけ?いやー最近のにはついていけねえべ」っていう話であり、下手に「最新技術」を導入すると何が起こるかまるでわからない。それに大多数が賛成して名簿のデータ化を了承したとして、「ついていけねえべ」という人は絶対いるし、そういう人は疎外感を覚えてしまうだろう。そもそも足が弱って外出が難しい独居老人が多発してて班長が無理な世帯も増えている。空き家も町内にちらほら見られる。そもそもが大丈夫なのか不安だらけだ。


本題に入ると、ツイート通りの会話があったことを前提に考えると「PDFを共有」という言葉がまず良くないと思う。わからない人からしたらいきなり専門用語をまくし立てられても意味がわからない。「ネット上で広報誌の原稿を回し読みできるようにしておくからタップして確認してね」あたりから入った方がいいと思う。


ただ、人というのは自分が知らないことは知らないし、人がわからないことに気づくのも本当に難しい。だからイチから何かをプレゼンするときは「本当に知らない」のカテゴリをかなり低く設定する必要があるし、そこの説明を面倒くさがってはならない。


逆の立場になって考えてみよう。「この増田はメタブも4階までやってるしうんちもついてるしパンティー改変もある」と言われて即座に内容が想像できる人はその道の人であるが、大抵の人は意味がわからないだろう。PDFにも同じことが言えて、意味がわからない人にとってはPDFがパンティーに見えている。だからパンティーではなく「この匿名の記事はコメント欄が非常に荒れていて茶々を入れている返信もある」と書かなければならない。はてな匿名ダイアリーとかうんちとかパンティーの意味を説明するのではなく、わからない人にもわかる言葉に置き換えていくのが一番はやい。用語の説明は後からでもできる。


あと気になったのが「お菓子でも食べながら」の部分。以前の問題もあるのである程度差っ引いて考えるべき発言だと思うんだけど、要は「校正のために集まる」のではなく「集まるから校正する」になってる人がいるってことなんだと思う。つまり目的がバラバラなわけで、これでは組織がまとまらない。もう少し双方が歩み寄れるような施策が望まれる。


ついでにオンライン授業の話になると、今のような非常事態のことはさておき、100%の導入は本当に難しいと思う。ネット環境の有無に関わらずそもそも「授業」が受けられない子も多い。教科書開けない、ノート書けない、話を聞けない、家で勉強するとすぐ気が散って遊び始める……オンリーオンライン授業ではそういう子が可視化できなくなる危険性がある。「教科書開くくらいできるだろバカにすんな」と思う人もいるかもしれないけど、国語の時間に算数の教科書を準備していたり指示を聴き逃してずっと動けなかったりする子は割といるし、書き取りもできない子は本当にできない。学習障害から来る文字の識別の出来なさとはまた別の困難さを持っている子もいる。親が気がつくことが出来て支援に繋げられればよいのだが、大抵はそうそう上手くいかない。結局オンライン授業の100%導入はかなり厳しいと感じている。対面で様子を見ながら授業というのはそういう意味で効率が良いのである。


ちなみに「小学生もみんなスマホタブレット使いこなしてるから大丈夫」という意見には賛同できない。彼らが使いこなしてるのはゲームや動画閲覧アプリであって、全員が高度な学習のためのアプリや全世界に開かれたSNSを利用して学習しているとは思えない(もちろんモチベーション高い子はやっているだろうが)。「使える」と「使いこなす」と「使用して学習する」にはかなり大きな意識の差が存在することは覚えていて欲しいと思う。そこも踏まえての施策が必要なのだけど、誰がそれをやるのかというところまで考えているのかは気になるところ。


個人的に「オンライン授業くらいできるだろ」と言う人は「オンライン授業に困難を見出す層を想定できない」のだと思っている。そして教育の現場ではどちらかというと困難な家庭を相手にすることが多い。ここでギャップが生じていく。「あいつらロートルだ、知的怠惰だ」とバカにする層がある一方で「あいつらインテリぶってバカにしやがって面白くねえ」と感じる層もある。そこをうまく調整するのが「政治」なんだけど、まぁ難しいよね。面倒くせぇ。


まとめると「公立校でのオンライン授業導入やネット上での仕事の管理」はある程度政治力のある人がやらないと厳しいというところだろうか。自分の当たり前は他人の非常識なわけよ。目の前の他人は自転車に乗れないかもしれないし、津波で家族を亡くしてるかもしれない。「PDFは常識!オンライン授業しないのは時代遅れ!」というのは非常に危うい考えだと思う。最後に伝説の「ソニーiPhone」の記事を貼っておくので納得できない人はソニーiPhoneをどうやったら説得できるか考えてみるといいと思いました。おしまい。

 

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ワニの件雑感

増田見てもどこ見てもワニだらけでムカついたのでボチボチ書いていく。ちなみに「ワニの顛末はお粗末だと思うけど、そんなに怒る方もどうかしている」派です。


言いたいこと

  • 「100日後に死ぬワニ」は最初から不謹慎コンテンツ
  • その批判は八つ当たりになっていないか
  • 憎悪の拡散はやめよう


死ぬために生まれたワニ

今回の話でどうしても解せないのが「死後にグッズ展開をしたのは不謹慎でワニの死を悼む暇がない!不謹慎!」と言う話。確かにちょっとあざといグッズ展開で「ランチボックスなんて誰が買うねんwww」とか思ったけど、ワニの死をどうこうという話に絡めると「そんな話だっけ?」と思う。


そんな話をするなら、このブログ書いてる人は100日後に死ぬワニを捕捉した時点で不謹慎なコンテンツだと思っていた。確か雲布団を買うとかネズミが退院したとかその辺だったかな。特に雲布団の話が何だかキツくて「神視点の読者だけがワニの行く末を知っていて、そのワニは死ぬことを知らない」わけだからその構造は完全に紙の上のトゥルーマン・ショーみたいなものでしょう。例えば「ワニくんの日常」みたいなタイトルで連載していても誰も注目しなくて、敢えて「死」というタイトルを付けたからみんな注目したわけで、つまりワニに感情移入すればするほどワニの死を「見世物」として楽しみにしてしまうわけ。「ワニくんの日常」として人気が出て突然ワニが死んでしまったならこの批判はよくわかる。「作者のエゴで勝手にキャラクターを殺して金を稼いでいる、許さん」と。なるほどそうかもしれない。


でも「100日後に死ぬワニ」のワニは死ぬために生まれてきたわけで、ワニのコンテンツを楽しみにしていた人は「あーワニが本当に死んじゃった、可哀想だね」という反応を本来はするべきなんだと思う。ワニに過剰に肩入れして「あの一生懸命生きたワニくんが死ぬなんて、なんて悲しいんだろう!」と盛り上がるのはなんか違う気がする。死を軽々しくコンテンツにするなと言うなら、そもそも「100日後に死ぬワニ」という作品自体が既に不謹慎コンテンツなわけで、いきものがかりのコラボとかグッズ展開の時点で始めて怒るのは何だかなぁという感じ。


思うに、メメント・モリが「100日後に死ぬワニ」のテーマであって「普通に生きていても急に死ぬんだぞ」っていうのが作者の言いたいことなんだろう。実際何でも死ぬ時は呆気なく死んでしまう。このブログ書いてる人だって来月死ぬかもしれないし、「不謹慎だ!」と騒ぐ人も電通マーケティングの人も、来年生きている保証はどこにもない。金儲けの意図なんて作品の前にはどうでもいいことなんだと思う。ファンならまず作品に向き合って欲しい。


とは言え、繰り返すけどグッズや告知のタイミングはちょっとひどいと思う。ニコニコしてるワニくんのポップはおそらくワニ自体が「不謹慎コンテンツ」であることを了承している人向けのもので、真剣にワニくんに感情移入してしまった人のものではないという誤算があったのではないかと思ってしまう。それでもグッズの豊富さはあまりにも酷くて笑ってしまった。「やりゃあいいってもんじゃない」という感じだろうか。そこの行儀の悪さはわかるけど、焼畑レベルでブチ切れるものでもないとは思う。上記の通り、「100日後に死ぬワニ」という作品に感情移入した時点でもうワニを殺した共犯になっているのだから。


後から「こうすればよかった」は言っても詮無いことなんだけど、いきものがかりのPV(未視聴)は100日後に死んだ後に「感動しました!そこでPV作ってみました!」ってな形で水野良樹が単体で出してたらよかったのにとは思った。死ぬ前に出したのが良くなかったよなぁ。


無料で感動を得るのは難しい

で、「金儲けの匂いがして興ざめ」というのはまぁわからないでもない。「興ざめだ」までならわかるけど、「興ざめさせやがってこの野郎」と殴り掛かるのはどうかしらとは思う。ぶっちゃけ世の中、「金儲け抜きでコンテンツを楽しむのは不可能」だと思う。


例えば好きな作品が映画化する、色んな人に見てもらえるのは嬉しい。でもその作品の役者が明らかに売り出し中の芸能人だったりすると途端に「カネ」「オトナノジジョウ」の文字が見え隠れし始める。「作品はよく知らないけど俳優のファンなんで見に来ました、作品はよくわからなかったです」みたいなツイートが発生しまくる。でも「オトナノジジョウ」がなければ映画化の話なんてないわけで、そこはもう涙を飲んで我慢するしかない。「ぼくのかんがえたさいきょうのめでぃあみっくす」をするなら自分でお金出して自分でスタッフ集めるしかない。


とは言っても、やっぱりわかっていても悲しいものは悲しい。だから「悲しい」という気持ちを隠す必要はないと思うけど、その「悲しい」を製作者やよくわからないで見た人、更に原作者にぶつけるのは八つ当たりに近いと思う。自分の気持ちは自分で一度処理をしたほうがいい。ネットに憎悪をそのまま書き込むとその憎悪は何百倍にも膨れ上がる。反対に楽しいことを書いても反応はないか、下手をすると「楽しいことばかりで辛い人の気持ちも考えてください!」とか言われる。みんな自分が1番惨めであり幸福だと思っていたいのかもしれない。


八つ当たりはやめよう

で、この炎上で興味深いのが様々な方向に延焼していること。「電通」「アナ雪ステマ」「Twitter上の漫画家(複数の名前)」「一杯のかけそば」「のぶみ」などのワードが見られたけど、それぞれ炎上するポイントは「100日後に死ぬワニ」とは異なっている。何となく関連しそうな言葉を巻き込んで憎悪を再生産しているとしか思えない。


一杯のかけそば」に関しては「実話と称して実は創作だった」という点がまずかったので最初からフィクションであるワニと比べることは難しい。「アナ雪ステマ」はお粗末な仕込みのステルスマーケティングがよくないのであって、ワニは真面目に作品を完結させたという意味でステマには当たらない。「電通」「漫画家」に関しては今回の騒動に関連した事象であって、ワニの問題点と直接関係はない。「のぶみ」に至っては「死を軽々しく扱った」という点で連想する人もいるけど、少なくともワニは作品内では死を誠実に扱っているので子供に読ませても特に問題は無いと思う。なお「のぶみ」の問題点は死生観単体ではないというところは強調しておく(詳しくは他にたくさん書いてる人がいるので割愛)。


特に「電通」の名前を出して騒いでいるのはどうなのかと思う。このブログ書いてる人も広告代理店のあざとい手法は好きではないけど、「100日後に死ぬワニ」に大々的に関わっているわけでもないのに大罪人のように扱うのは気が引けるというか、問題の本質から離れている気がする。この騒動に関連して他の「Twitter上の漫画家」の名前を出している人もどうかと思う。日大アメフト部の問題を明らかにしたいときに法政大学のアメフト部の嫌いな奴の名前を出すくらい関係がない。


要はここまで来ると「ワニくんのグッズ展開は残念ですね」という段階を超えて「関連してそうなもので叩けるものは何でも叩こう」という輩が出始める。これは簡単に言うと「八つ当たり」である。こうなるとどんな火消しをしてもどうしようもない。


例えばちょっとした失言で炎上した有名人が「ごめんな」「ええで」で許されることはほとんどなくて、多くは謝罪をしても余計怒りに火を注ぐことになる。実はこの時怒っている人は既に発言自体に怒っているのではなく、過去の怒りを再燃させていることが多くある。その怒りをどこに向けるべきなのか見失っていた所に怒りを向けやすいターゲットが来たので怒って見せているところがある。


例えば映画やドラマの感想ツイートなどを見ると自分の体験と作品の内容を混同させている人はかなりいるし、そのまま役者と登場人物を同一視する人もいる。それだけ作品にのめり込んだ、といえばそうなんだけどそれが作者の意図と一致しない場合は独りよがりな感想でしかない。実際のところ個人の感想なんて自由でいいんだけど、ごんぎつねで「キツネが嫌いなのでごんが撃ち殺されてスッキリした」という感想を述べるのはどうなのかとは思う。その辺の許容範囲が少しズレていたのが今回のワニ騒動の一因でもあると思う。


憎悪の拡散はやめよう

とりあえずワニ騒動に関しては、嫌いなものな嫌いでいいし見たくないなら見ないでいいとは思う。「グッズ展開悲しいな」くらいは言ってもいいと思う。でも内情をよく知りもしないで「ワニが好きだから」を免罪符に作者や関係者を悪し様に罵ったり関連してそうな事象を引っ張り出して批判するのは節操ないグッズ展開並に品のない行為であると思う。


インターネットって怖いツールで、「あいつが使ってるから俺も買おう」くらいの勢いで「あの人が怒ってるから俺もあいつを攻撃しよう」って雪ダルマ式に怒りが広がっていくのね。だから最初は「もう怒ったぞう🐘😠」くらいの感情が最終的に「死ね殺す死ね殺す」くらいまで発展しかねない。


実際に今回の騒動について私見をまとめたいくつかのブログにも「金儲けの匂いを嗅ぎ分けて群がってるハエども」なんてひどいコメントがついているのを見ている。そりゃ「ワニはいつ死ぬの?彼女はいるの?調べてみました!」みたいな記事ならそうだろうけど、本人なりに真面目に考察してるのにもハエっていうのはいくら何でも失礼だよ。金儲け企む人より邪悪だと個人的に思う。


この記事もハエブログと読めばそう読めなくもないし、ハチブログかもしれないしアリブログかもしれない。少なくともワニブログではない。というか、ボチボチ書いてるうちに増田からもワニの気配が引いてきたね。諸行無常。おしまい。

 

面白さについての雑感

面白くないという増田を見たので書きなぐっていく。この記事を見た他のブログ書いてる人などもちょっと考えてもらいたいテーマかなと思う。

 

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要は「私には漫画の才能がない、後から読み返しても面白くない」というところだと思う。相方のが上手とかそういうの割と関係なくてそれを読んで「いやいやそれは違うやろー」とか思ってしまった。


多分これから書くことを読んだら増田は心がガチで折れると思う。だけど「反応がないのが1番キツイ」というのでガチで書いていきます。真面目に心が折られたくなかったら読まない方がいいです、マジで。


まず自分のことから少し話をしていく。今はちょっとおやすみしてるけどまあまあ創作は好きで文章をちょっと書いている。ちょっと書いてその辺にワーっと出して、後で読み返して「フフッ」ってやって、結構それで満足。そういうわけで増田にとっては話に出てくる相方さんにかなり近いスタンスを持っています。


で、これは実体験なんだけどカクヨムの最初のコンテストに応募するのにたくさん書いたのよ。書いたけど、反応はほとんどないどころか全然読まれなかったのよ。そりゃ自分の書いた作品だもん誰かに読んでもらいたいよね。でも読まれないの。面白いともつまらんとも言ってもらえないの。それって残酷なことだと思うよね。でも我が身として振り返ってみて、他の人の作品を読んで「面白かったです!」って言って回る暇があるのかって言ったら、そんなものはないって思うじゃん。自分がそれを出来なかったらやっぱり読んでもらえないわけよ。しゃーないね。


じゃあ自分の作品が面白くないかって思ったら、全くそんなことは思わない。「あっこの表現ヘッタクソだな」「展開がわざとらしいし恥ずかしい」とか思うことはあるけど、基本的に自分の作品は好きだ。たまに「こりゃあかん」という駄作もあるけど、大体は当時の「こりゃあ面白い」を濃縮して創作したものなので、大体好きに決まっている。学生の時作った俳句を当時は先輩方から「趣がない」「ただの説明」「だからなんだ」と散々酷評されたけど、短歌とか何百首も詠んだ今でも「やっぱりあの俳句は悪いとは思えないんだよな」と思う。そのくらい自分の作品は庇っていきたい。テクニック的な面では修正しないといけないとは思うけど、そこで表現したい情緒だけは絶対譲れない。


というか、なんか自分の中で「創作」って言葉がムズムズする感覚があってあんまり好きじゃない。自分を表現するというか、「こういうの面白くない?なくない?」みたいな表現をするときに「つくる、つくる」っていう字面がなんか仰々しくてアホらしくなる。「創作が趣味なんです」なんて恥ずかしくて死んでも言いたくない。でもやってることは基本的に「創作」だからもうこれは死ぬまで恥ずかしいんだろうなと思ってる。


ちょっと脱線するけど、ブログ界隈で定期的に「面白いブログとは何か」って話題になってるけど、そんなん自分が面白いと思うかどうかじゃないかって思ってる。ただその「面白さ」の加減とか方向性が人によって全然違うのが面白さでもあり、ある意味で罪だと思っている。「掃除をしたら部屋がきれいになりました!」という記事に真剣に「いいですね、よかったですね、参考になります!」って思っている人もいるし、「掃除をしたら部屋がきれいになるのは当たり前、何言ってんの?」と思う人もいる。中には自分のブログに誘導するために無理矢理褒めている人もいる。「自分にはよくわかりませんが、これはためになりますね」とか真剣にコメントしている人もいる。わけもわからずスター連打をしている人もいる(最近また現れたよね、スター連打君)。


話を戻す。とりあえず面白さの基準っていうのはまず自分を基準にしないと話が全く始まらないと思うのです。自分は何が好きか、どういうことをしたいのか、今日は何を食べたいのか、コーヒーに砂糖は何杯入れるのか、などなど自分のことをしっかり見つめないと話にならんと思うのです。


経験上の話だと、こういう「自分のことを決められない人」っていうのは結構いる。ただの世間話で「何色が好きか」と問われても答えられなくて隣の人が「私は青かな」と言うのに「じゃあ私も青」と言ってみたり、お遊びの七夕の短冊に願い事を書けなかったり、カラオケで歌う歌を決められなくて配偶者に選んでもらった歌をひたすら歌っていたりとか、そういう感じの人に「あなたが面白いと思うことは何か」と問うのは酷だと感じる。ちなみに今出した具体例は全部実際に体験したり聞いたりした話です。ちなみに経験則だと七夕の短冊にウケ狙いで「世界征服」など自分事ではないことを書く人も「決められない人」の側にいると思っています。それでもウケ狙いを考えるだけ全然マシですが。


知っている芸術家の話をしようと思う。彼女はある分野のオタクで自分の作品にオタク気質な面をぶつけている。するとそれが界隈では新鮮な面白みらしく、やたらと高評価を受けている。しかし彼女が言うことはいつも同じで「自分が面白いと思ってやっているだけなのに、どうしてみんなこれを評価するんだろうね、もっと上手な人はたくさんいるのに」と。


多分この言葉は増田は漫画の上手な相方から何度も聞かされてきたことだと思う。「自分が面白いと思ってやっているだけ」っていうことこそ、創作というか全ての文化的活動をするものにとっての命だと思うんだよね。じゃあ後から読んでつまらない増田の漫画ってなんだって話。増田では終始相方の漫画のが評判いいとか反応がないとか外の事象ばかりに焦点が当てられていたけど、本当に考えるべきは増田の内面であって、いかに面白くない漫画に向き合うかってことじゃないかと思うんだよね。「長く続けてきたから才能はある」なんて自分を慰めているようじゃ多分面白いのは一生描けないと思うよ。


昔言われた言葉のひとつで大事にしているもののひとつに「お上手、って言ってもらっているうちはダメなの。っんまい! って思って貰わなきゃ。うまい! じゃないよ。っんまい!だよ」って言うのがある。要は言葉で的確に表現できてしまううちは大したものにはならないってことで、言葉にするスピードよりも早く頭の中に稲妻を光らせるかどうかが大事みたいな話で、これは今でも自分の中に生きている言葉である。似たような感じの言葉に「やりたかったらとりあえず1000回やってから考えろ。やりたいって言ってるうちは絶対できないから」っていうのもある。マジかっこいい。


今までは自己の内面に絞った話をしてきたけど、逆に自分が大して面白くないと思っていたことも「それすっげぇ面白いんじゃないですか?」と言われることで面白くなることもある。


このブログ読んでる人はわかると思うけど、この文章書いている人が今ハマっているのは「はてな匿名ダイアリーを読むこと」で、その中でも変な投稿を見つけるのが大好きだ。最初は自分の中で引っかかった投稿を自分だけわかるようにタグ付けして後で読み返して「フフっ」ってなってたんだけど、そのことに気がついた人がいて「そのタグ面白くないですか?」という反応があって、気がついたらそのタグを愛用して「すごく面白い」と思ってる自分がいて、今でもその「面白い」を大事にしています。


増田の話に戻すと、増田が自分の面白さに気がついていない可能性もある。基本的に自分の面白さなんて自分で面倒みろよとは思うけど、他人に指摘されて始めて気が付く面白さっていうのもあると思う。だから自分のことを「面白くない」と断ずる前に「他人は何を面白いと思っているのか」のアンテナを張るのもひとつ自分の面白さを磨くのに良いと思うのです。とりあえずひとつのテーマに絞って作品を集めたりするとヒラメキがあるんじゃないかと思うのです。


ちなみにそこから出来た記事はこんな感じで、面白いと反応を最初に出したのはid:AQMさんです。多分id:AQMさんが気がついてなかったらまとめ記事とか作ってないと思うので感謝です。

 

nogreenplace.hateblo.jp

 

そんなわけで思うところを取り留めなくガーっと書きました。通常運転だけどこのテーマになるといわゆる「お気持ち長文」ってやつになるのかな。多分ここまで読んで増田の心がベッキベキになっているなら多分救いはあると思うし、本当にピンと来なかったらそれは本当に向いてないと思う。このままダラダラ書くと本当にダラダラしちゃうのでこの辺でスパッと終わっておく。おしまい。