あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

生き餌と学校の怪談

雑思考をどっかに書き殴りたい衝動に駆られるけどTwitter凍結してるしなぁ……と思い、3日くらい経っている。今回虫だのお化けだのの話なので生理的に無理な人はここで読むのを止めるんじゃ。

 

とりあえず「漫画のいじめ描写によく使われるGは一体どこからやってきているのか」という素朴な疑問がずっと離れない。ちゃんと書こうと思うと多分一生書けないから以下思考書き殴り。

 

そもそもGの死骸自体道端にそんなに落ちてないよね?

生きてるGをわざわざ捕まえてるの?

いじめのためにわざわざホイホイとか買うの?

ホイホイからいじめのためにGをはずすのも嫌じゃね?

いじめのためとはいえ、大体はGなんて見たくないんじゃない?

 

そもそも漫画表現としてGを食べさせるみたいないじめは頻繁に見かけるけど、実際の虫を食べさせる系のいじめってその辺にいる虫(トイレにいるカマドウマとかガガンボとか)じゃないかなぁと思う。夏場ならその辺に落ちてるセミの死骸とかね。生きてピクピクしてるGなんて多分殺虫剤かけてるから流石にいじめとしては度を越して笑えない(笑うところじゃないけど)。

 

ひとつの可能性として、いじめっ子の家が飲食店で厨房に巨大な巣があり調達可能、というのも考えた。しかしそうなると学校にわざわざピクピクGを持っていくか?となる(この家の子が命令されているとかならありそう)。

 

しかし現実的なのは「爬虫類好きの家族から生き餌を貰う」ではないかと思う。コオロギやワームなんかはこれでよく手に入るのではないか。「兄ちゃん俺学校で虫食わせるから数匹頂戴」「お、学校で亀でも飼うのか?」「まあ、亀みたいな奴だよ」的な会話があるかどうかわからないけど、そんな感じで生き餌の譲渡はありそう。無断で生き餌を貰おうとして箱をひっくり返して大騒ぎ、なんてのもあるかもしれない。

 

しかしそれでも生き餌用のGというのは日本のよくあるGと種類が違うからなあ……

 

虫を食べるついでに思い出した話だけど、その昔「学校の怪談」と名前の着く映像作品が乱立してた時代があって、その中のひとつが今でも強烈に印象に残っている。有名な映画やアニメじゃないんです。夕方に放送していた、子供向けのドラマでした。

 

主人公の女の子は登校途中に行方不明になった同級生を放課後、学校で見かけた。同級生は失踪時と変わらぬ姿で主人公に宿題の作文を読んで聞かせる。「その日は音楽の授業が楽しみで、さあ楽しいポーレチケポーレチケポーレチケと歌いながら歩いていると、暗いところにいました。どこを歩いているのかわからなくて、悲しくなりました。でもこうやって学校に来れて良かったです」みたいなことを読み上げたあと、「ねえ、私朝から蝿と蚊しか食べてないの」と主人公に詰め寄り「あなたの耳をちょうだい」と豹変して襲いかかる……というような内容だったと思う。

youtu.be

とにかく覚えているのが「さあ楽しいポーレチケ」の歌と「朝から蝿と蚊しか食べてないの」というところ。ポーレチケの歌は実在します。とても明るい歌です。こういうところでそういうのやめてほしい、エヴァ翼をくださいみたいな奴。あと「蝿と蚊だけじゃめっちゃお腹空くよね……特に蚊なんて絶対食べた気しないよね、可哀想」と化け物確定の子になんか同情した記憶がある。そう言えばこの話と、カエルを虐めてカエルになっちゃう男の子の話がセットだったなぁ。小さいものに慈悲は必要。

 

学校の怪談といえば「恐怖心理学入門」「アサギの呪い」はリアルタイムで見たクチです。次の日学校で大騒ぎしたの覚えてる。今でも「恐怖心理学入門」はかなりレベル高い作品だと思ってる。あとトラウマスレでよく見る「鉄棒に絡まる髪の毛」も親戚の兄ちゃんが「これめっちゃ怖いんだぜー!」って見せてくれた記憶がある。めっちゃ怖かった。

 

生き餌の話から学校の怪談に大きくぶれたけど、思考書き殴りなんてこんなもんだと思う。ちなみに昆虫食の話のときも「蝿と蚊」の話を思い出したのでこのポーレチケがかなり強烈に残っているのは確定なんだけど、果たしてこの作品は一体何だったのか。調べたらバイノーラルミステリー学校の怪談というシリーズの「死霊が歌う!」という作品っぽい。男の子のカエルで検索したらまあまあヒットしたんだけど、ポーレチケで覚えてる人はいなかったみたい。トラウマスレに書き込んでるの見かけて「お、仲間か!?」と思ったけど多分それ自分だ。ポーレチケ仲間おらんのか。寂しいぞ。おわり。