さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

女子会でいろいろ騒いでた奴

最初はただの増田だったけど、何だかネットの根幹に迫る話になったのでまとめました。先に経緯を見て、所見は後ろにまとめます。

 

用語解説

ブコメ

はてな」のサービスのはてなブックマークを使用して記事やサイトにコメントを付けたもの。ブックマークコメントの略。

 

はてな匿名ダイアリー

はてな」のサービスのひとつ。先日サービスを終了した「はてなダイアリー」ではない。

 

増田

はてな匿名ダイアリーのこと。匿名ダイアリーの記事のことも指すし、投稿者を指すこともある使い慣れないと難しい言葉。トラバ(ダイアリーに対する言及記事)先など元を踏まえる増田を「元増田」とも言う。

 

ホッテントリ

はてなブックマークでユーザーをたくさん獲得し、ホットエントリーに載ること。

 

魚拓

ウェブ魚拓のこと。ネットのアーカイブ。簡単に言うと削除された記事でも保存されていれば見ることが出来る。

 

セルクマ

セルフブックマークのこと。自分のブログを自分でブックマークする行為。

 

ことの次第


始まりは書籍化も決まった、人気絶好調ブログ「結婚物語。ブログ」の記事がホッテントリに入ったことでした。

 

ameblo.jp


それを受けて批判する内容の増田(以下増田1号)が投下されました。

 

b.hatena.ne.jp

 

通常なら増田1号が袋叩きにあって、それでおしまいでした。しかし増田1号がビビって追記しまくり、よくわからない方向に謝罪を始め、記事を削除してしまいました。


しかも増田1号に気がついた元ブログも「そんなこと言わせてごめんな(ギュッ」というエントリを投下。「すぐ消す」というワードで即魚拓が取られ、賞賛でホッテントリ入りします。

 

megalodon.jp


その後増田1号を受けて「結婚とかする意味わからない」という増田(以下増田2号)が投下。

 

anond.hatelabo.jp


更に「増田2号は叩かれてるけど言いたいことはわかる」という増田(以下増田3号)が投下。どちらもメタブが立つほど叩かれ、叩いている方も叩かれる。追記もセルクマも重なりあぁ地獄。

 

anond.hatelabo.jp


いくつかテーマがあるので問題を切り分けていきます。


所見1 婚活ブログのホッテントリ入り

まず思ったのは「今までよく増田で叩かれなかったなぁ」ということです。婚活ブログが頻繁にホッテントリしてきたら絶対増田で「婚活とか気持ち悪いし、アニメキャラの名前出せばオタクが食いつくと思うのかテキストサイトのノリがサムい信者の賞賛がうざい」みたいな批判というより愚痴みたいなのが沸くと思ったのですが、観測範囲ではなかなか見当たりませんでした。別にこれは婚活ブログに限らず、人気の出たコンテンツなら多かれ少なかれ発生することで、ブコメ欄に某人気ブロガーの名前が上がっていたのが印象的でした。

 

そもそもはてなといえば非モテに性嫌悪の巣窟、女なんてばっちいから触らないとか男なんてみんな犯罪者とかそういう言論が大腕を振っているような場所です。婚活なんてテーマのブログが連日ホッテントリ入りしてたら誰か噛み付くんじゃないかって思って見てました。

 

個人的には面白い人だなぁと思うのでこれからの活躍に目が離せません。あの謝罪記事のスピード感は相当な手練だなぁと思いました。

 

所見2 増田1号のロジック

そんな土壌がありつつ、例の増田増田1号が投下されるのですが、これがいけなかった。なぜなら増田1号の内容は的はずれな中傷でも具体的な反論でもなくて婚活ブログの内容を補強してしまうようなものだったからです。

 

婚活ブログ「女子会ばかりやっているとお見合いする時間が減るし、女子ウケばかり考えるし大好きな友達を庇うようになるから控えましょう。」
増田1号「女友達と絶交しろというのか!大好きな女友達が泣いてるんだぞ!けしからん!」

 

気持ちはわからないでもないけど、端的に「何故女子会はよくないか」という理由に該当するような記事を書いてしまった。そんでアホなブクマカに見つかってしまった。誰だこんないたいけな増田を最初にブクマしたけしからん奴は。ぷんぷん。

 

所見3 増田1号の追記と謝罪

その後最初にブクマしていた人の想定以上の叩きが大群のようにやってきました。それに焦った増田1号は謝罪を繰り返し、最終的に記事を消してしまいました。

 

一連の謝罪、何回か変わっていて最初はよくある「お騒がせしました」くらいなんだけど2回目以降は「どうしたら許してくれますか」となってブコメに全レスかってくらい返信を載せたりして明らかに情緒が不安定になっていった。特に「どうしたら許してくれますか」っていうのはヤバい。

 

残酷な話をすると、増田1号は憤って増田に書き込んだんだろうけど、トラバやブコメの人は増田1号に対して怒りの感情なんか持ってないんだよね。ただ道で変なコスプレしている人がいたから写メ撮るかくらいの感覚。だけど増田1号はとにかく怒りの感情に支配されていた。ここで書き手と読み手の感情にギャップが生じて、増田1号は「私が怒ったから怒られた」と錯覚したんだと思う。だから「許してください」っていう言葉が出てきたんだと思う。だけど最初から誰も怒ってないから許すも何もないし、叩かれて混乱する増田1号を滑稽なものとして見ていたと思う。

 

まーこんなにネットで全方向から叩かれる経験なんてみんな積んでるわけじゃないから混乱するのも無理はない。前に「あの全方向から無邪気に叩かれる感覚はやられてみないとわからない」みたいな話があったけど、本当にそう思う。こんなところでこんなことやってるから「追記とか燃料投下してどうするんだ」とか思うけど、そういう経験が少ないとやっぱりビビると思う。

 

「どうせ増田なんだし消す必要なかったのに」というのは言ってはいけない

 

所見4 増田2号の書き方

増田1号が燃えたのは上記の通り「もともと婚活ブログに対して潜在的なヘイトが湧いていた」「婚活ブログを題材にした増田のロジックがガバガバだった」ということなんだけど、それに続いた増田2号も婚活の話題で燃えたように見えるけど、指摘のあった通り燃えたのは題材というより増田の論の進め方にあったと思う。

 

もとより「~について興味ないんだけど好きな人はなんでそれをやるのか知りたいので教えて」という増田はかなり燃える傾向にある。

 

「結婚なんてする意味あるの、他人と生活するなんて理解できない」
「子供欲しいとか意味わからないんで子供欲しい人は論破してください」
「結婚式とか金かかるだけ無駄だよね、物好きなんですか」
「学校とか行く意味あるんですか、いじめられに行くようなもんでしょ」

 

こういった増田の後には「ほら誰も俺を納得させられないおまえら無能」みたいな煽り追記が付きやすく、わかっている人にはプロレスみたいなものになっている。そんでブコメ欄には大抵「この増田の言いたいことわかるのにブコメ欄見て絶望した」みたいな人が絶対いる。そういう人ははてブ見ない方がいいと思う。

 

所見5 増田3号の追記とセルクマ


そして増田2号に合わせた増田3号なんだけど、何故かセルクマしてこまめに追記をしているのが印象に残りました。

 

まず、増田をセルクマするっていうのはどう転んでも褒められる記事でないと難しいと思うのです。増田っていう場所は、基本的に人格をいい意味でも悪い意味でも否定して話の中身だけであーだこーだ言うところです。セルクマが絶対悪いかというとそうでもないけれど、わざわざ燃えてる増田にセルクマで賛同を指示、って結構度胸がある行為だと思うのです(またの名前を燃料投下)。

 

その後追記でいろいろ後出ししているし、「それやるならブログのほうがいいよ……」と思うのでブログでやられたほうが良いかと存じます。

 

あと増田でセルクマするなら非公開にするかなんか別のわかりにくいタグを使うとかにしたほうがいいかもしれないです。無駄に攻撃されるだけなんで。

 

自由研究1 増田の名前問題

ここから先は一連の話とちょっと離れた話(むしろこの話がしたかっただけです)。

 

増田1号のトラバやブコメで「増田に書き込むのにあんなにホッテントリに入ってた婚活ブログを知らないの?」と釣りを疑う言及がいくつかありましたが、このブログ書いている人の観測範囲では「ないこともない」と言えます。

 

増田1号の釈明の中に「はてブは政治と経済カテゴリしか見てないから婚活ブログの存在を知らなかった」というような文面があったと思うけど、そうでなくても増田を見ていてもはてなブックマークを知らない、という層がいても不思議ではないと思うのです。

 

昨今「はてな匿名ダイアリー」を「はてな」のサービスではなく「なんかよくわからないけど長文書いて拡散させる場所」と認知されるパターンが増えてきました。Twitterで検索すると「はてな匿名ダイアリーをよく見ます!」という呟きをたまに見るし、「その愚痴をはてな匿名ダイアリーに書き込むんだ」というリプライは結構見られます。更に文脈から増田の話をしていると思われるのですが「はてなダイアリー」「はてなの匿名ブログ」など様々な呼ばれ方もしています。

 

そしてそういう経路で増田を知った方々は増田を「はてなの匿名ダイアリーサービス」ではなく「なんか長文置き場」と捉えてもおかしくはないと思うのです。たまに「私はてな匿名ダイアリーの文章漁るの好き」という呟きを見るのですが、多分姪とかパンティーとかじゃなくて「エモいオタクの呟き」を探して読んでいると思われます。主にアイマス系や同人系の記事に多いと思われます。

 

その他にも「増田文学100選」などでエモい記事だけピックアップしたものを読んだりなど、カジュアルに増田を楽しむ風潮が広がっています。


自由研究2 他の婚活の騒ぎなど

婚活周りってはてなに限らずかなり燃えやすい題材だと思う。思い出されるのは「とら婚炎上」かな。

togetter.com

togetter.com

個人的に「興味本位で街コン行ったらかなり残念でバイトの司会の女の子が頑張ってた」っていう増田が好きだけど消えてたからここでは紹介できない。残念。


個人的な今回の話の中身の所見

増田2号の「己を殺してまで婚活する意味あるんですか」っていうのに賛同している人結構いたけど、結婚って「己を殺してする」ものじゃないからね。「己を見せてもいい人と共に生きていく」ってことだと思う。増田1号の友人は「婚活って否定の連続で疲れた」っていうけど、多分なんか悪いサイクルに陥ってるんだと思う。婚活に限らずなんか悪いサイクルに陥っているときはハーブティーでも飲んでぐっすり寝るのがいいと思うよ。何故か女性向けのライフハックではハーブティーを飲んで寝るのススメがちだよね。牛乳でもいいじゃん。牛乳に相談だ。おわり。

 

トクサツガガガのドラマ全話見た

ドラマ全話見た。以下特撮に特に詳しくなくてドラマ自体は頑張ってたと思うけどあの結末はNotformeだった人の話。原作未読です。

 

〇特撮シーンの頑張りは異常だと思った。制作の張り切りが伝わってきた。しかし過剰に本家により過ぎず、あくまでも「劇中劇」であることに徹していたと思う。

 

〇何かこう、何かなーと思うところを考えて、一番の不満はなんだろうと思ったら、小芝風花が綺麗すぎたことだと思う。仲村叶というキャラクターを考えた時、もっとオドオドしていわゆる「キョロ充」みたいな見た目のほうがいい気がする。「キョロ充」をやるのに小芝風花は若々しくて自信満々に見えて、「なんでオタク隠してるんだろう」って思ってしまった。小芝風花くらい見た目がしっかりしていたらもっと中身もしっかりしてそうなもんだけど。その辺のミスマッチが気になって、最終回まで引きずってしまった。

 

〇テーマがてんこもりで豪華といえば豪華だけど、焦点が「特撮」なのか「隠れオタ」なのか「毒親」なのかボヤけてる気がした。これは原作未読なので原作読めば印象が変わるかもしれないけど、それぞれって独立しててもいい気がするし、まとめてやるならちょっと駆け足だったと思う。

 

〇いわゆる「毒親」問題なんだけど最後のアレが絶賛されてるのがよくわからないというか、生活板脳的にねぇよなぁと言う印象。そもそも大切にしているとかしていないとか以前に娘のものを勝手に燃やす奴がうさぎのぬいぐるみひとつで改心するきっかけになるとも思えないし、多分意味を理解しないと思う。

 

〇なんとなくドラマ版を見る限りあの母親にあるのは「親子の愛情」ではなく、娘をお人形さんにして支配したいのだろうなということ。いくら昔とは言っても小学校低学年くらいの子に特撮好きなのを無理やり止めさせるのはちょっとおかしい(中学生ならわからないでもない)。何より大切なものを勝手に燃やすパーソナリティの人だ。「いくら言っても散らかすから捨てました」じゃなくて、「私が気に入らないものを持っているのが許せない」だ。怖い。早く結婚しろとか言ってるけど、彼氏連れてきたら連れてきたで「年収が」「相手の家が」ってくどくど言うタイプだ。

 

〇そんな母親の元で育ったから仲村は異様に他人の視線を恐れる。特撮趣味がカッコ悪いからじゃなくて、「自分の好きなものを他人は受け入れない」と学習しているから必要以上に隠す。ドラマだけ見て特撮にしかアイデンティティを見いだせない仲村は幼いと思ったけど、彼女は「仲村叶」として尊重されたことがないのかもしれない。だから一方向の趣味に逃げ込んで、自分自身と向き合ってこなかった。そんな見方もできる。

 

〇隠れオタっていうけど「隠す」と「公表しない」には大きな差があると思う。ただ会社で公表しないだけで適当に生きてる人も多いと思う。「趣味の話できないの寂しい」じゃなくて「自分を偽って会社に行っている」って人は、なんか大変だなと思ってしまう。

 

〇昔飲み会で軽くオタ話振ったら、喜んだ相手に10倍くらい濃い話をさせてしまったことある。みんな「隠してる」っていうより「ただ言わない」だけで「バレたらどうしよう」って思ってるのは本人だけでみんなそれぞれなんかのオタクだったみたいな話もある。

 

〇ガガガに戻ると「高校まで特撮のことを忘れていた」という設定と「カラオケで特撮の歌しか歌えない」って設定、ちょっと無理がないかい?と思った。「最近の歌知らないけど昔(仲村の学生時代)流行ってた知ってる歌」でいいじゃん。それとも全く音楽を聞かなかったのか、母親好みの音楽しか聞かせてもらえなかったのか。

 

〇多分カラオケの件は「知ってるけど歌えない」ってことなんだろうと思う。それは仲村にとって学生時代の仲村は別の人で、特撮好きの仲村こそ自分って処理してて、それ以前の記憶は飛び飛びになってるんじゃないだろうか。結構病んでるな。

 

〇とにかく仲村母親がかなり病んでるモラハラ野郎なのは間違いなくて、仲村もそんなモラハラをまともに食らってちょっと精神状態が不安定だと思った。仲村の抱える問題は吉田さんや北代さんと違って、恥ずかしい趣味がどうのこうので片付くものではないと思う。吉田さんはともかく、北代さんの前の職場は正直セクハラで訴えられても仕方ないと思う。

 

〇兄ちゃんの「心配させてプレッシャーかけるやつ」は笑った。誘い受けだ。

 

〇このドラマのテーマは「好きなものを胸を張って好きになろう」「好きなものを好きと言えないのはつらい」じゃなくて、もっと先に踏み込んで「あなたは思い込みで誰かをきずつけていませんか?」じゃないだろうか。オタクがテーマと見せかけて、実は家庭内モラハラを丁寧にやろうとしている感じがした。でもそこまで踏み込めていないというか、ちゃんと踏み込むといろいろ傷つく視聴者とかいるから少しマイルドになったのかもしれない。

 

〇ひとつ声を大にして言いたいのは、母親が仲村にしたことと仲村が母親にしたことはおあいこ様じゃないってこと。「これでお互いが歩み寄れるといいね」みたいな感想を多く見たけど、ぜってーそりゃーねぇだろ!と屋上で走って叫びたくなった。おまえらセクハラとかいじめ被害には「被害者にも非があるとか意味不明加害者が100%悪い地獄に落ちろ」とか言ってるくせに家庭内ハラスメントには「仲村も歩み寄る気があるんだねよかったよかった」とか正気なのか!?と。

 

〇親子の関係は対等なんかじゃないんだよ。強者である親に弱者である子は従うしかないんだよ。だからこそ親は子供のことを最大限尊重するし子供は親を信頼して言うことを聞くわけで、相互の信頼関係を築くことを放棄して「私の理想の娘」を作ろうとした母親に「私が悪かったって言うんですか!?」って言われたら「うん、すごく悪いよ」って言うしかない。ハラスメントの自覚がないことには前に進めないし。

 

〇つまりどうすればよかったのかというと、あの話数でやるなら母ちゃん周辺の話をバッサリ切った方が良かったと思う。大切なものを勝手に燃やすっていうのはトラウマ(笑)とか言ってる場合じゃなくて、かなり深刻な虐待事案なんだから、いくら金曜10時とはいえお茶の間に流すべきじゃないしフィギュア壊すのもそうだと思った。「特撮あるある」「職場の隠れオタあるある」に徹した方が話の構成としては見やすくなったと思うけど、原作あるしファンがみたいのはそういうのじゃないと思うから仕方ないよなぁ。母ちゃんエピが深みを与えてる、みたいなムーブも感じるし。

 

〇まぁ特撮オタあるあるに不穏な母ちゃんの不協和音スパイスまぶして少し不安になるのがこのドラマの正しい見方だと思うので不協和音に注目しちゃう人には適さないドラマだったということです。第二弾があるならその辺じっくりやって欲しい(誰も望んでないだろ)。

 

ゴールデンボンバーの主題歌がよかった。これで視聴を決めたところある。主題歌の入れ方はよかった。

 

〇とめどなく不安が湧き上がってきたので終わる。おわり。

 

 

友やめされた話について考えてみた

読みにくいと評判の増田があったので、読みにくい原因を考えてリライトしました。

 

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原因その1 登場人物が多い

 増田含めて7人の登場人物が出てくるけれど、7人が満遍なく事件に関わるかと言われたらかなり微妙だ。指摘のあったとおり、Eは話にちっとも登場しないし肝心のAも話の最後にちょっと登場するだけだ。なんとなく小説を書き始めたころにありがちな「登場人物を序盤に紹介しまくった結果、新約聖書の冒頭みたいになった」という感じだ。

 

原因その2 記号や用語がわかりにくい

 まず「友やめ」という言葉がわかりにくい。一般的に使われる「絶交」などではダメだったのだろうか。

それに記号がたくさん出てくると読みにくい。ABCDEFだけではやはりわかりにくい。テクニックとして「A子」「B美」「C代」など多少人名に寄せると少し読みやすくなるところはあるけれど、この文章の感じだと余計混乱するだけのような気がする。


原因その3 時系列すぎる

 いつからの付き合いとか時制がしっかり書いてあるけれど、正直この変に律儀なところが難儀なところ。「ありのままに正直に全部書かなきゃ」と思いすぎた結果余計なことばかり書いてしまったのかもしれない。


原因その4 そもそも誰かに読んでもらうつもりはない

 これはリライトした感想だけど、本当にいらない情報が多すぎる。その多くは筆者の主観で、例えば「ふーん、そうなのねー、世間てせまいねー」や「久々にDと会うのもまぁアリかなー」「あ、しまった、油断してやべぇとこ来ちゃった」など出来事に対してしっかりコメントしていて、それが読者をイライラさせるノイズになってしまっている。

 多分この文章は誰かに読ませるためではなく、自分の気持ちに整理をつけるために書かれたものなのだと思う。しかし、それにしても整理されてなさすぎた。結局何が言いたいのかよくわからない。匿名とはいえ、もう少し推敲をしたほうがよかったかもしれない。

 

リライト

小学校時代からの友人からSNSを全部切られてしまった。

 

友人Aから「友達から連絡が来て、今度料理会やるらしくて誘われた。他の友達にも声をかけてみてと言われたんだけど、どう?」と誘われた。暇だったし、共通の友人も行くというので誘いに乗った。

 

当日その人の家に行くと、出てくる調理器具ほぼ全てに「Amway」のロゴがあった。正直「あ、しまった」と思ったんだけど、勧誘とかはなく普通にご飯作って食べて帰った。その後、Amwayさんから「あの時の友達と一緒にどう?」と誘われて、お世話になってる方だという人の家に連れて行かれた。帰る直前にAmwayのお話を聞かされ、パンフレット的なものを貰って帰った。

 

その後私はAmwayさんからのお誘いは全て理由をつけて断って会わないようにした。でも友人AはAmwayさんと頻繁に会っていて、私が気付いた時には結構な数の商品を購入していてセミナーにも参加していた。

 

他の友人に友人Aの話をしたら、やっぱり同じように思ってたらしいんだけど、「周りに勧誘し出したら全力で止めよう」ということにした。

 

しばらくして、私のグループLINEに、友人Aからお誘いが来た。その誘いに応じた友人Bから後で聞いたところ、それが例の料理会のお誘いだったらしく、後日友人BのfacebookAmwayさんや他のAmway会員の友達が増えていた。その後友人Bに会った時に「Amwayさんもいたんだね」と話をしたところ、機嫌が悪くなっていった。

 

その後気付いたら友人BからSNS全部切られてた。私もAmway会員だと思われたのかなー…。

 

私はその後たまたま再会したAmwayさんからご飯に行こうと誘われて行って、特に勧誘もなかったからまた会う約束もしたけど、その後「これ手に優しいからぜひ使って」とAmwayの洗剤を渡されそうになったのでそこで完全に連絡を絶った。

 

まとめ

 リライトしていて気になったのが1文の長さ。読点で区切って自身のコメントも混ぜてじゃんじゃん続いていく文章は、「リアル鬼ごっこ」に通じるものがある。あれは小説というより「僕の脳内設定を思ったままに垂れ流すから後はどうぞ読み取って」という感じなので前後の文の脈絡はなくなるし文を書いているという意識も低くなるから1文も無駄に長くなる。そんで1文が無駄に長い文は非常に読みにくくなる。でも元増田はこれを一生懸命書いたんだろうなと思う。なんかそんな気がする。

 

 ところで元増田を読む限り就活中から4年が経ち、それから数年後が現在とのことなので立派なアラサーってことでいいのだろうか。その年だったら急に離れていく友達も何人かいるだろうし、また新しい友達もできるからAmwayだけが原因とは限らないと思うんだよね、人間ってわからない。おわり。

 

増田リライトシリーズ

nogreenplace.hateblo.jp

 

nogreenplace.hateblo.jp

 

物事は多角的に見たいけど見るの難しいし多角的に見ること自体いけない場合もあるかもしれない。

 なんかヒットしてた増田について少し。釣り判定とかすると面倒なんでここでは創作でないことを前提に話していきます。

 

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 とにかく物事とは一面から見ることが難しい。一方の言い分だけだと真実というか客観的な出来事は見えてこない。関係者の話を聞いていく中で主観的なものを取り除いて解決策を導いていくことが必須になっていくと思う。以下は増田の投稿からかなり邪推して幅を広げた想定です。そんなことがあるわけないだろうと思うのですが、それと同じくらいこの出来事も起こりうると思うのです。

 

パターンA

 増田の職業は実は被災地のインフラ屋さん。豪雨で壊れたインフラや被災者支援のために、そして被災を免れた増田が被災した職員の倍対応に追われていた。しかし増田嫁は増田の仕事を理解せずに「こんな危ないところに住むのはやめて引越ししよう」と増田を責める。そもそも311のときに「東日本は危ないから」とわざわざ西日本に引越ししたのにまた引越しするのはウンザリな増田。転職をして苦労するのも増田。日々「子供のために引っ越そう」「あれは体に悪いのに幼稚園で摂取させようとする」などという愚痴に付き合うのが怖かった。そんな母親にいろいろ吹き込まれた子供も増田を避けるようになる。そして増田自身も疲弊してしまった。


パターンB 

 増田の子供は実は「育てにくい子」だった。言葉も遅く、癇癪を起こしてすぐ大きな声を出した。そして人とコミュニケーションをとるのが苦手で普段家にいない増田とどう接していいのかわからなかった(怖い目の正体)。増田の転勤(栄転)に仕事を辞めて着いてきた増田嫁は近所に相談できる人もなく、地域で孤立した。幼稚園、小学校と年齢があがるにつれて対人トラブルも増えた。増田に相談したくてもろくに聞いてくれないし、「躾の問題」と取り合ってもくれない。それに子供のいる家は休まらないので増田はますます仕事に逃げ、増田嫁は疲弊してしまった。

 

 こんな感じで、出来事というのはどんな風にでも印象を変えることができると思うのです。パターンAを見ると増田嫁が悪いように見えるし、パターンBを見ると増田が悪いように見える。でも実際はどちらかに非があることもあれば、是である部分もある。難しい。人間関係、特に家庭に関することは難しい。ヒトに関わるというのはかくも消耗するものなのか。


余談

 「児相に金と人を」とブコメでよく見るけど、児相の仕事は上記のように拗れた家庭の問題点を見つけて解決に導くということもある。そのとき、「親の言い分」と「子供の言い分」に食い違いがあることがある。親あるいは子供が嘘をついている、もしくは認知の歪みがあると客観的な事実に到達するまで時間がかかる。この辺は簡単に「カネとヒト」で片付くものじゃないと思う。弁護士くらいの給料があれば、あるいは……無理か。

 

 あと、増田などに人生相談を書く時に露悪的な表現は避けるべきだと思った。「どうせ俺が悪いんだろ」というと、本当に増田が悪いことになってしまう。そもそもこういうところで人生相談って向いてないよなぁ。おしまい。

野田の事件の雑感

 毎日信じがたい話が飛び込んできて嫌になるけど、それにしてもあまりにも問題がとっちらかって気分が悪いので自分なりに整理しました。

 

人手不足の問題

 児童相談所の恒常的な人手不足の話はよくあがるけど、そこに予算を割けば人員が増えるかと言えば、簡単に増えるものではないと思う。児童福祉司になるには社会福祉士精神保健福祉士などの資格や実務経験1年以上などの条件も必要で、すぐに人員をドカンと増やすというのは本当に難しいと思う。

 

教育委員会の問題

 アンケートを渡した教育委員会もダメだったと思うけど、教育委員会まで怒鳴り込む親に対して何ができるかと言えば、職員たちは何もできなかったと思う。教育委員会に限らず、市役所の窓口でも何でもそういった人にうまく対処できるかと言えば、現状では限りなく不可能だと思う。私たちは突然の暴力にうまく対処できるほど暴力に慣れていない。皆が暴力に慣れるのも考えものだけど、暴力に対処するにはやはり暴力について知らなければいけないのだと思う。

 

知らないことの問題

 一般的に児童虐待のニュースは報道されるけど、そこから家庭の問題やDVについての知識が広まったかと言われれば絶望的に広まっていないとしか言い様がない。人当たりのいい人が支配欲に満ちていて陰で弱いものを恫喝しているというのはセクハラやモラハラではあるあるだけど、それが常識にまではなっていないと思う。性犯罪ですら「煽った女性が悪い」という話はまだまだその辺にあるし、ましてそういった加害者マインドを持った人を支援するなんてほぼない。

 

支援する側の問題

 そしてこれは現場レベルで考えたときの問題だけど、あまりにも世間と隔絶された壮絶な家庭を見過ぎていると何が正常かわからなくなってしまうのではないかということです。これは児童相談所以外の家庭に関する支援をする機関は多かれ少なかれ抱えている問題だと思う。家庭というのは基本世間から離れた場所で、それがどんなに特殊なものかは外へ出てみないとわからない。だから家庭の中で悩み苦しんでいる人はそこだけが世界の一部だと思ってしまう。しかし支援する側はそんな家庭をたくさん見ている。ひとつひとつは苦しんで苦しんで早く解決したい問題だけど、そんな苦しい問題をいくつも抱えていると何を最優先にしていいのかわからなくなってくる。そして最終的にトリアージが行われ、軽く見ていたものが実は重くなっていた、ということも起こるかもしれない。生活保護や介護の支援でもそういうことはあるかもしれない。家庭の問題は基本的に心を消耗する。他人事とはいえそんなものを恒常的に扱っていたら支援する立場の人も心を殺して機械的にやっていくか心を壊して辞めていくかのどっちかになる。しかも憎まれ役を引き受けることも少なくない。余計心が消耗するだけじゃないか。誰がやるんだよこんな仕事。

 

まとめ

 実は何年か前に児童福祉に関わるにはどうすればいいのか調べてみた結果、手間暇かけて児童福祉司になるか、それかNPOでボランティアをするかの二択のような感じでそれだけで「大変だな」と思ったということがありました。小学校で特別支援学級の児童の面倒をみるボランティアの募集もありました。「それってボランティアでいいのか、ちゃんとした知識のある人なんじゃないとダメなんじゃないのか」とか思ったんですが、そもそもその知識をインストールする場所や時間もそんなにないというなんかもうダメなんじゃないかなとか思うこともあって、なんか自分にできることって本当に少ないなと思うばかりです。

 

 関係ないけど今週のフルーツ宅配便で「中学生の娘が母親に新しい彼氏ができたから家を追い出されて援助交際で生活費を稼がされた」って出てきたけど、もうこれ児相案件じゃん。中学校も把握しようよ。なんで誰も助けようとしなかったんだろう。それって現実も一緒なんだろうな。世の中ままならないなぁ。

 

2018年のよい増田44選

 年が明けましたごきげんよう。今年は月に2回くらいはなんかしら更新できるように頑張ろうと思います。できれば箇条書き日記でなくまとまった内容の記事が書きたいです。果たして今月はもうひとつ記事をかけるのかしら。

 

 そんなわけで今回は「増田の注目されなかったけど良い記事」を紹介したいと思います。最近何だか世知辛いのでここらでのんびりしていってください。

 

選考基準

・2018年の増田で選者が「いい名前だ」タグをつけたもの。「いい名前だ」は以下の増田からもらいました。

 

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・ブクマが30~40user以下であまり注目されなかったと思われるもの

・独断と偏見

 

  以上です。それではゆっくりお楽しみください。

 

ウキウキする増田

 読んでいて楽しくなる増田です。愚痴や罵詈雑言が多い増田で埋もれがちですが囁かな喜びを叫んでいる増田を見ると嬉しくなります。

 

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  シェイクシェイクブギーな胸騒ぎ♪

 

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  エロいこと考えて開くと後悔する奴。

 

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  日曜日よりの使者みたいな。

 

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 晴れ晴れする。

 

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(このヒビ爆弾で壊せるんじゃね……?)みたいな。

 

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 にゃーん。

 

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 絶対気持ちいい奴。

 

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 犬も歩けば棒に当たる。

 

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 オリーブオイルでニンニクを炒めた匂い。

 

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 増田に幸あれ。

 

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 これは幸福度高い。

 

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 胸焼けしそうだけど羨ましい。

 

エモい増田

 肉体的に充実してそうな増田です。エモさには勢いがあって、もやもやしていた気持ちがまっさらになります。

 

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 千円から始まるドキドキ。

 

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 ストレートでとてもよい。

 

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 個人的に好き。

 

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タイトルから想像出来ない奴。

 

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エロさはないかもしれないけど趣深い。

 

心が温まる増田

 主に家族ネタの増田が中心です。普段照れて言えないようなことがたくさん書いてあって読んでる方も嬉しくなります。

 

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増田は偉い人。

 

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増田の息子は幸せだ。

 

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こういう親戚の兄ちゃんは大事。

 

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ふにふに。

 

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子供が子供子供してる。

 

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 心境の変化。

 

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 スーパー母ちゃん。

 

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 全方向幸せだ。

 

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 その寂しさが恋しくなる日も近いな。もう生まれたかな?

 

頑張る増田

 何かに頑張っている増田です。これを読んで元気を出しましょう。

 

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  どこかにいる増田のために笑顔でいよう。

 

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  人生はワンツーパンチ。

 

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  駅員さんいつもありがとう。

 

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ぬいぐるみに感謝。

 

せつなくなる増田

 読後せつなくなる増田です。せつなさの種類はたくさんありますが凶悪なオチで「畜生!」となるものはないと思うので安心してください。

 

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  柴田理恵も嫌いそう。

 

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  旅の終わりはいつもこんな気持ち。

 

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  背景もろもろ考えるとつらい。

 

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  コーチもこの増田読んでると思う。

 

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  増田も増田父も優しい。優しすぎる。

 

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  特にエピソードがないのが気になる。

 

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  お母ちゃんにしてやれることたくさんあるよ。

 

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  タイトルから想像していたのを超えていく。

 

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  人類みんなプリキュアになれる。

 

ノンジャンル増田

 その他なんか熱い増田です。

 

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  コナンから読む相手の懐に入る術。

 

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 増田自由律。

 

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 超めんどくさいのが伝わってくる。

 

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 かーちゃん武勇伝。

 

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 ホリエモンの浮き具合いが可笑しい。

 

まとめ

 増田は罵詈雑言とか怪文書のイメージがある人多いみたいだけど、こう言ったとりとめない日記のような記事もたくさんあって、悲喜交々が感じられるのすごく良いと思っています。そう言った増田は浮いてこないので自分で探すしかないのが大変ですが、それはそれで楽しいです。それでは2019年もよい増田ライフを送りましょう。おわり。

 

鬱・暗くなる・後味悪い映画勝手に25選

 年末年始に暗くなる映画などどうでしょう。いやだ? まぁまあ。嫌な人は「きっと、うまくいく」など見るといいと思います。これはこれから紹介する映画とは真逆のスカッとする映画です。

 

きっと、うまくいく(字幕版)
 

 

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 こちらの増田が盛り上がっていたので適当に有名どころから「お前個人の感想では」というところを集めてみました。ひとこと紹介にはネタバレが含まれるので気になる方は最初のリストの段階で察してください。

 

個人的にオススメ

 

有名どころ

 

邦画編

 

元ネタと違うじゃねえか畜生編

 

 それではひとつずつ紹介していきます。

 

個人的にオススメ

 トラボルタがステイアラーイって踊るだけの映画だと思ったら大間違い。アメリカの若者がディスコでパーリラしてそこに恋愛要素がちょっぴりあって最後は部活動ものみたいな、そんな偏見を持っていたのですが、実際は鬱屈したブルックリンの若者たちのやり場のない感情が実はメインテーマで、ラストで一応トラボルタはダンス大会で優勝する。でも、とある事件が起きたりダンスの練習をするうちにある事実に気づいたトラボルタが「このままじゃダメなんだ」と決心するっていうのがこの映画の趣旨。最初に見た時本当に衝撃で、これ実はアメリカン・ニューシネマじゃないの? とか思ってる。実はこの映画のこれが言いたいだけで後は壮大なおまけだと思ってください。

 

 個人的に前情報なしで見て精神死んだ。勝手に「隣の家の殺人美少女が襲ってくる」みたいな偏見で見始めたから精神死んだ。淡々と、ねちっこく、それでいて視点が「隣の家の少年」だからまた辛い。この世に救いはないのか。

 

 女は怖い? いや、サイコパス怖い。ある日妻が蒸発し、何故か妻は殺されたことになっていてあらぬ疑いをかけられるという話が二転三転するサスペンスでお話はとても面白いんだけど、とにかく登場人物に感情移入できない。彼女が恐ろしいのはその通りなんだけど、個人的に彼女を追い詰めた両親ももっと糾弾されるべきと思う。だけどその話はなんかサラッとしてて、また消化不良なのもなんだかなぁ。

 

有名どころ

 ド定番の目の見えない女性が息子の手術代を稼ぐ話。セルマがかわいそうだとは思うけど、やはり自業自得の面も大きいと思う。無垢は罪たりうる、というところか。個人的にラストのメガネは「手術の成功」じゃなくて「失敗したけどそんなむごいこと言えない」「とりあえずメガネ渡して安心させよう」とかそんなんじゃないのかなとか思って余計後味悪い。

 

セブン [Blu-ray]

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 連続殺人事件の謎を追う刑事の話。結末以外のお題消化みたいなシーンは好き。問題のラストだけど「そっから行くの!?」みたいな変化球で斬新だとは思う。この手の話でバッドエンドは珍しい。

 

ミスト DVD

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 ある日突然モンスターに襲われる話。いやらしい!実にほんとにいやらしい!途中の伏線で「もしかしてラストは」と思わせといて「そういうオチですかぁ!」とさせておいて、かーらーのーー?という極悪な構え。ムシムシパニックとか終末おばさんとか映画全体もいやらしい!

 

 女性ボクサーの成功とその顛末。テーマの是非より出てくる毒家庭母ちゃんズが恐ろしい。もちろん途中までのサクセスストーリーもいいんだけど、その分途中からの何だかなぁな展開がじわじわ浸透してくる。個人的にあの弁護士が一番恐ろしい。

 

ファニーゲーム [DVD]

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 わけのわからない男にわけのわからないまま殺される話。ここまで悪趣味だとかえって爽快。何がイヤかと言えば彼らの目的がさっぱり見えないところ。それも含んでの後味の悪さだと思うのでこの現実か虚構かわからない空間を大切にしていきたい。

 

 ものすごい勢いで監禁される話。これは尊い百合なんやで……。幻覚とか監禁とか死後の世界とか殉職とか生きたまま皮をはがれるとかぜーんぶおまけ要素で、実は尊い百合なんやで……。

 

 病気の娘に魔法少女になってもらいたいオッサンの願いを叶えるために魔法少女になっちゃった女の話。魔法少女ユキコって名前が個人的に好き。ちょっと古風な名前だけどそれがまたいい感じ。あと頭にゲロかけられたらもっと怒ってもいいと思う。

 

 みんなで麻薬中毒になる話。結末がなんとなく見えるのでどんでん返しとかそういうのはなくて、なんとなく悪い方、悪い方へ行くのを止められないみたいな感じ。彼らにとって一番の麻薬は「輝かしい夢、未来」だったというのも皮肉。

 

ジョニーは戦場へ行った [DVD]

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 ジョニーが戦争に行った結果。勝手に「ジョニーが見た悲惨なベトナム戦争」の映画だと思っていた。戦闘シーンは申し訳程度にしか出てこないけれど、間違いなく戦争の悲惨さを描いている。終わったあともずっと戦争は続く。

 

 少年が「俺んち来いよ」っていう話。戦争というかホロコーストダメ絶対の映画。見ている観客は何が起こっているかを理解しているけど、主人公たちは何もわかっていない。そのギャップが辛いからラストがまたやるせない。

 

 めっちゃ監禁されてたので怒ったぞうという話。途中のシーンいらねぇと思ったらとんでもねぇ伏線だったでござる。ぶっちゃけ逆恨み100%で監禁、妻は殺され娘はどっかに行って……というのは辛い。そして逆恨み100%でそれを実行するのも怖い。

 

 ゲイのカップルがダウン症の子を引き取る話。善人のゲイと邪悪な母親どっちがいい、となって邪悪な母親が選ばれる辛さ。これは過去の話じゃなくて、多分今でもどこかで起こっている話。

 

 

変態村 [DVD]

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 オッサンがオッサンをオッサンしてオッサンする話。救いとはなにか。たまたまエンストしただけでなんでこんな目に合わなきゃならんのだ。世の中は不条理だ。個人的に「僕の犬が見つかったよ!」というところだけ不意打ちでめちゃくちゃ面白かった。 

 

邦画編

 ある女性の復讐の話。岸田今日子怖い。昔のフィルムの味とか不気味な殺人事件とかそういうのを通り越して岸田今日子が怖い。なかなか救われないラストとか岩下志麻のセーラー服とか気にならないくらい岸田今日子が怖い。それに尽きる。

 

火垂るの墓 [DVD]

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 太平洋戦争中に孤児になった兄弟の話。鬱映画の筆頭だけど、なんか全体的にもっとどうにかならんかったのか。誰かが清太をもっとしっかり叱っていたら、もっと早く貯金を下ろしていたら、少なくとも節子は助かったんじゃないかと思う。

 

リリイ・シュシュのすべて

リリイ・シュシュのすべて

 

 中学に入ったらいじめられた話。ネットで自動発生したような話なので話はあっちこっちに行くし、一昔前のケータイ小説のような悲劇の連続は現実的というより作り込まれた「リアル」だと思う。そして救いも得るものも何にもない空っぽの気持ちになる映画。

 

紀子の食卓

紀子の食卓

 

 紀子がミツコになる話。前作「自殺サークル」を見ていなくても面白い。家族の問題を軸に自分の存在意義を考える映画。途中から「ファニーゲーム」っぽくなるのもいい。家族のまずそうな食卓を撮るのにこの人の右に出る人はいないと思う。

 

子宮に沈める [DVD]

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 大阪2児餓死事件をモチーフに作られた映画。それだけで辛い。淡々としているのも辛い。映らないテレビにハッピーバースデーはきつい。悪いのは母親だけじゃない。浮気をして出ていった父親に唆した友人、司法も地域も、社会がとにかく悪い。

 

不安の種 [DVD]

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 いろんな不安なものが出てくる映画。完全にホラーでここに載せるには毛色が違うけど、見た人が嫌な気持ちになるならなかなかの映画だと思う。リアルオチョナンさんは怖いです。ちなみに「不安になる」のタグはこの原作漫画および映画からとってます。


元ネタと違うじゃねえか畜生編

僕だけがいない街

僕だけがいない街

 

 アニメ見て面白かったから映画も見てみたら、おい実写映画! 何があったんだ! 原作とかアニメみたいに進めるのは2時間では無理だっていうのはわかるんだけど、なんだあの終わり方は! 最後「うまいこと言ったぜ」みたいな空気でごまかすんじゃない! 途中まで「実写化のダメさ加減に負けずに頑張ってる」とか思ったのを返せ、最後のアレで全てがぽかーんだよぽかーん! ぷんぷん! 

 

FREAKSHOW (フリークショウ) [DVD]

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 リメイク元は「フリークス」という悪名高い見世物小屋が舞台の話。そっちは一応筋はちゃんとあるし、小人を筆頭にした見世物にされる人々の悲哀なんかもテーマになっていて映画としてはちゃんとしている。だけどこっちのリメイクはアカン。元は一応本物の身障者が登場していたのに対してこっちは特殊メイクの俳優も多く、何より無駄に残虐がシーンが多い。特にクライマックスはずーっと拷問シーン。話の内容もチープになってテーマ性も薄れたし、リメイク元の冒涜と言ってもいいと思う。畜生め。

 

ライチ☆光クラブ

ライチ☆光クラブ

 

 原作は30年前に講演された舞台で、それから原作漫画、再舞台化、そして実写映画と変わったメディアミックスしてる作品。確かにエグいシーンとか漫画的な表現が多いから実写映画化での何らかの変更は予測してたけど、だけどなんでニコ殺した!? なんであそこでニコ殺した!!?? なんでゼラをライチが殺す!? そこはニコに生きててもらわないとアカンかったんちゃいます? 目玉えぐりしたからいい? 話が全然変わっちゃったじゃんんん!!! そんでラストも、またあの人が死んじゃってるからあの台詞がないし……もう言葉もないよ。

 

 

 以上、年末年始になんか見ないほうがいい映画25選でした。そういえば今年のお正月には確か「クリント・イーストウッド特集」とか言って「ミリオンダラー・ベイビー」と「ミスティック・リバー」を連続して放送していたんだけど企画した人、一体何がしたかったんだろう……? いや、やりたいことはなんとなくわかるんだけど、お正月だぜ……?

 

  他にもまだ有名どころで見てない映画がたくさんあるので、ぼちぼち見ていきたいと思います。おしまい。