あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

野田の事件の雑感

 毎日信じがたい話が飛び込んできて嫌になるけど、それにしてもあまりにも問題がとっちらかって気分が悪いので自分なりに整理しました。

 

人手不足の問題

 児童相談所の恒常的な人手不足の話はよくあがるけど、そこに予算を割けば人員が増えるかと言えば、簡単に増えるものではないと思う。児童福祉司になるには社会福祉士精神保健福祉士などの資格や実務経験1年以上などの条件も必要で、すぐに人員をドカンと増やすというのは本当に難しいと思う。

 

教育委員会の問題

 アンケートを渡した教育委員会もダメだったと思うけど、教育委員会まで怒鳴り込む親に対して何ができるかと言えば、職員たちは何もできなかったと思う。教育委員会に限らず、市役所の窓口でも何でもそういった人にうまく対処できるかと言えば、現状では限りなく不可能だと思う。私たちは突然の暴力にうまく対処できるほど暴力に慣れていない。皆が暴力に慣れるのも考えものだけど、暴力に対処するにはやはり暴力について知らなければいけないのだと思う。

 

知らないことの問題

 一般的に児童虐待のニュースは報道されるけど、そこから家庭の問題やDVについての知識が広まったかと言われれば絶望的に広まっていないとしか言い様がない。人当たりのいい人が支配欲に満ちていて陰で弱いものを恫喝しているというのはセクハラやモラハラではあるあるだけど、それが常識にまではなっていないと思う。性犯罪ですら「煽った女性が悪い」という話はまだまだその辺にあるし、ましてそういった加害者マインドを持った人を支援するなんてほぼない。

 

支援する側の問題

 そしてこれは現場レベルで考えたときの問題だけど、あまりにも世間と隔絶された壮絶な家庭を見過ぎていると何が正常かわからなくなってしまうのではないかということです。これは児童相談所以外の家庭に関する支援をする機関は多かれ少なかれ抱えている問題だと思う。家庭というのは基本世間から離れた場所で、それがどんなに特殊なものかは外へ出てみないとわからない。だから家庭の中で悩み苦しんでいる人はそこだけが世界の一部だと思ってしまう。しかし支援する側はそんな家庭をたくさん見ている。ひとつひとつは苦しんで苦しんで早く解決したい問題だけど、そんな苦しい問題をいくつも抱えていると何を最優先にしていいのかわからなくなってくる。そして最終的にトリアージが行われ、軽く見ていたものが実は重くなっていた、ということも起こるかもしれない。生活保護や介護の支援でもそういうことはあるかもしれない。家庭の問題は基本的に心を消耗する。他人事とはいえそんなものを恒常的に扱っていたら支援する立場の人も心を殺して機械的にやっていくか心を壊して辞めていくかのどっちかになる。しかも憎まれ役を引き受けることも少なくない。余計心が消耗するだけじゃないか。誰がやるんだよこんな仕事。

 

まとめ

 実は何年か前に児童福祉に関わるにはどうすればいいのか調べてみた結果、手間暇かけて児童福祉司になるか、それかNPOでボランティアをするかの二択のような感じでそれだけで「大変だな」と思ったということがありました。小学校で特別支援学級の児童の面倒をみるボランティアの募集もありました。「それってボランティアでいいのか、ちゃんとした知識のある人なんじゃないとダメなんじゃないのか」とか思ったんですが、そもそもその知識をインストールする場所や時間もそんなにないというなんかもうダメなんじゃないかなとか思うこともあって、なんか自分にできることって本当に少ないなと思うばかりです。

 

 関係ないけど今週のフルーツ宅配便で「中学生の娘が母親に新しい彼氏ができたから家を追い出されて援助交際で生活費を稼がされた」って出てきたけど、もうこれ児相案件じゃん。中学校も把握しようよ。なんで誰も助けようとしなかったんだろう。それって現実も一緒なんだろうな。世の中ままならないなぁ。

 

2018年のよい増田44選

 年が明けましたごきげんよう。今年は月に2回くらいはなんかしら更新できるように頑張ろうと思います。できれば箇条書き日記でなくまとまった内容の記事が書きたいです。果たして今月はもうひとつ記事をかけるのかしら。

 

 そんなわけで今回は「増田の注目されなかったけど良い記事」を紹介したいと思います。最近何だか世知辛いのでここらでのんびりしていってください。

 

選考基準

・2018年の増田で選者が「いい名前だ」タグをつけたもの。「いい名前だ」は以下の増田からもらいました。

 

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・ブクマが30~40user以下であまり注目されなかったと思われるもの

・独断と偏見

 

  以上です。それではゆっくりお楽しみください。

 

ウキウキする増田

 読んでいて楽しくなる増田です。愚痴や罵詈雑言が多い増田で埋もれがちですが囁かな喜びを叫んでいる増田を見ると嬉しくなります。

 

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  シェイクシェイクブギーな胸騒ぎ♪

 

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  エロいこと考えて開くと後悔する奴。

 

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  日曜日よりの使者みたいな。

 

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 晴れ晴れする。

 

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(このヒビ爆弾で壊せるんじゃね……?)みたいな。

 

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 にゃーん。

 

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 絶対気持ちいい奴。

 

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 犬も歩けば棒に当たる。

 

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 オリーブオイルでニンニクを炒めた匂い。

 

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 増田に幸あれ。

 

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 これは幸福度高い。

 

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 胸焼けしそうだけど羨ましい。

 

エモい増田

 肉体的に充実してそうな増田です。エモさには勢いがあって、もやもやしていた気持ちがまっさらになります。

 

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 千円から始まるドキドキ。

 

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 ストレートでとてもよい。

 

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 個人的に好き。

 

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タイトルから想像出来ない奴。

 

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エロさはないかもしれないけど趣深い。

 

心が温まる増田

 主に家族ネタの増田が中心です。普段照れて言えないようなことがたくさん書いてあって読んでる方も嬉しくなります。

 

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増田は偉い人。

 

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増田の息子は幸せだ。

 

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こういう親戚の兄ちゃんは大事。

 

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ふにふに。

 

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子供が子供子供してる。

 

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 心境の変化。

 

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 スーパー母ちゃん。

 

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 全方向幸せだ。

 

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 その寂しさが恋しくなる日も近いな。もう生まれたかな?

 

頑張る増田

 何かに頑張っている増田です。これを読んで元気を出しましょう。

 

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  どこかにいる増田のために笑顔でいよう。

 

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  人生はワンツーパンチ。

 

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  駅員さんいつもありがとう。

 

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ぬいぐるみに感謝。

 

せつなくなる増田

 読後せつなくなる増田です。せつなさの種類はたくさんありますが凶悪なオチで「畜生!」となるものはないと思うので安心してください。

 

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  柴田理恵も嫌いそう。

 

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  旅の終わりはいつもこんな気持ち。

 

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  背景もろもろ考えるとつらい。

 

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  コーチもこの増田読んでると思う。

 

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  増田も増田父も優しい。優しすぎる。

 

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  特にエピソードがないのが気になる。

 

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  お母ちゃんにしてやれることたくさんあるよ。

 

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  タイトルから想像していたのを超えていく。

 

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  人類みんなプリキュアになれる。

 

ノンジャンル増田

 その他なんか熱い増田です。

 

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  コナンから読む相手の懐に入る術。

 

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 増田自由律。

 

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 超めんどくさいのが伝わってくる。

 

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 かーちゃん武勇伝。

 

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 ホリエモンの浮き具合いが可笑しい。

 

まとめ

 増田は罵詈雑言とか怪文書のイメージがある人多いみたいだけど、こう言ったとりとめない日記のような記事もたくさんあって、悲喜交々が感じられるのすごく良いと思っています。そう言った増田は浮いてこないので自分で探すしかないのが大変ですが、それはそれで楽しいです。それでは2019年もよい増田ライフを送りましょう。おわり。

 

鬱・暗くなる・後味悪い映画勝手に25選

 年末年始に暗くなる映画などどうでしょう。いやだ? まぁまあ。嫌な人は「きっと、うまくいく」など見るといいと思います。これはこれから紹介する映画とは真逆のスカッとする映画です。

 

きっと、うまくいく(字幕版)
 

 

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 こちらの増田が盛り上がっていたので適当に有名どころから「お前個人の感想では」というところを集めてみました。ひとこと紹介にはネタバレが含まれるので気になる方は最初のリストの段階で察してください。

 

個人的にオススメ

 

有名どころ

 

邦画編

 

元ネタと違うじゃねえか畜生編

 

 それではひとつずつ紹介していきます。

 

個人的にオススメ

 トラボルタがステイアラーイって踊るだけの映画だと思ったら大間違い。アメリカの若者がディスコでパーリラしてそこに恋愛要素がちょっぴりあって最後は部活動ものみたいな、そんな偏見を持っていたのですが、実際は鬱屈したブルックリンの若者たちのやり場のない感情が実はメインテーマで、ラストで一応トラボルタはダンス大会で優勝する。でも、とある事件が起きたりダンスの練習をするうちにある事実に気づいたトラボルタが「このままじゃダメなんだ」と決心するっていうのがこの映画の趣旨。最初に見た時本当に衝撃で、これ実はアメリカン・ニューシネマじゃないの? とか思ってる。実はこの映画のこれが言いたいだけで後は壮大なおまけだと思ってください。

 

 個人的に前情報なしで見て精神死んだ。勝手に「隣の家の殺人美少女が襲ってくる」みたいな偏見で見始めたから精神死んだ。淡々と、ねちっこく、それでいて視点が「隣の家の少年」だからまた辛い。この世に救いはないのか。

 

 女は怖い? いや、サイコパス怖い。ある日妻が蒸発し、何故か妻は殺されたことになっていてあらぬ疑いをかけられるという話が二転三転するサスペンスでお話はとても面白いんだけど、とにかく登場人物に感情移入できない。彼女が恐ろしいのはその通りなんだけど、個人的に彼女を追い詰めた両親ももっと糾弾されるべきと思う。だけどその話はなんかサラッとしてて、また消化不良なのもなんだかなぁ。

 

有名どころ

 ド定番の目の見えない女性が息子の手術代を稼ぐ話。セルマがかわいそうだとは思うけど、やはり自業自得の面も大きいと思う。無垢は罪たりうる、というところか。個人的にラストのメガネは「手術の成功」じゃなくて「失敗したけどそんなむごいこと言えない」「とりあえずメガネ渡して安心させよう」とかそんなんじゃないのかなとか思って余計後味悪い。

 

セブン [Blu-ray]

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 連続殺人事件の謎を追う刑事の話。結末以外のお題消化みたいなシーンは好き。問題のラストだけど「そっから行くの!?」みたいな変化球で斬新だとは思う。この手の話でバッドエンドは珍しい。

 

ミスト DVD

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 ある日突然モンスターに襲われる話。いやらしい!実にほんとにいやらしい!途中の伏線で「もしかしてラストは」と思わせといて「そういうオチですかぁ!」とさせておいて、かーらーのーー?という極悪な構え。ムシムシパニックとか終末おばさんとか映画全体もいやらしい!

 

 女性ボクサーの成功とその顛末。テーマの是非より出てくる毒家庭母ちゃんズが恐ろしい。もちろん途中までのサクセスストーリーもいいんだけど、その分途中からの何だかなぁな展開がじわじわ浸透してくる。個人的にあの弁護士が一番恐ろしい。

 

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 わけのわからない男にわけのわからないまま殺される話。ここまで悪趣味だとかえって爽快。何がイヤかと言えば彼らの目的がさっぱり見えないところ。それも含んでの後味の悪さだと思うのでこの現実か虚構かわからない空間を大切にしていきたい。

 

 ものすごい勢いで監禁される話。これは尊い百合なんやで……。幻覚とか監禁とか死後の世界とか殉職とか生きたまま皮をはがれるとかぜーんぶおまけ要素で、実は尊い百合なんやで……。

 

 病気の娘に魔法少女になってもらいたいオッサンの願いを叶えるために魔法少女になっちゃった女の話。魔法少女ユキコって名前が個人的に好き。ちょっと古風な名前だけどそれがまたいい感じ。あと頭にゲロかけられたらもっと怒ってもいいと思う。

 

 みんなで麻薬中毒になる話。結末がなんとなく見えるのでどんでん返しとかそういうのはなくて、なんとなく悪い方、悪い方へ行くのを止められないみたいな感じ。彼らにとって一番の麻薬は「輝かしい夢、未来」だったというのも皮肉。

 

ジョニーは戦場へ行った [DVD]

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 ジョニーが戦争に行った結果。勝手に「ジョニーが見た悲惨なベトナム戦争」の映画だと思っていた。戦闘シーンは申し訳程度にしか出てこないけれど、間違いなく戦争の悲惨さを描いている。終わったあともずっと戦争は続く。

 

 少年が「俺んち来いよ」っていう話。戦争というかホロコーストダメ絶対の映画。見ている観客は何が起こっているかを理解しているけど、主人公たちは何もわかっていない。そのギャップが辛いからラストがまたやるせない。

 

 めっちゃ監禁されてたので怒ったぞうという話。途中のシーンいらねぇと思ったらとんでもねぇ伏線だったでござる。ぶっちゃけ逆恨み100%で監禁、妻は殺され娘はどっかに行って……というのは辛い。そして逆恨み100%でそれを実行するのも怖い。

 

 ゲイのカップルがダウン症の子を引き取る話。善人のゲイと邪悪な母親どっちがいい、となって邪悪な母親が選ばれる辛さ。これは過去の話じゃなくて、多分今でもどこかで起こっている話。

 

 

変態村 [DVD]

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 オッサンがオッサンをオッサンしてオッサンする話。救いとはなにか。たまたまエンストしただけでなんでこんな目に合わなきゃならんのだ。世の中は不条理だ。個人的に「僕の犬が見つかったよ!」というところだけ不意打ちでめちゃくちゃ面白かった。 

 

邦画編

 ある女性の復讐の話。岸田今日子怖い。昔のフィルムの味とか不気味な殺人事件とかそういうのを通り越して岸田今日子が怖い。なかなか救われないラストとか岩下志麻のセーラー服とか気にならないくらい岸田今日子が怖い。それに尽きる。

 

火垂るの墓 [DVD]

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 太平洋戦争中に孤児になった兄弟の話。鬱映画の筆頭だけど、なんか全体的にもっとどうにかならんかったのか。誰かが清太をもっとしっかり叱っていたら、もっと早く貯金を下ろしていたら、少なくとも節子は助かったんじゃないかと思う。

 

リリイ・シュシュのすべて

リリイ・シュシュのすべて

 

 中学に入ったらいじめられた話。ネットで自動発生したような話なので話はあっちこっちに行くし、一昔前のケータイ小説のような悲劇の連続は現実的というより作り込まれた「リアル」だと思う。そして救いも得るものも何にもない空っぽの気持ちになる映画。

 

紀子の食卓

紀子の食卓

 

 紀子がミツコになる話。前作「自殺サークル」を見ていなくても面白い。家族の問題を軸に自分の存在意義を考える映画。途中から「ファニーゲーム」っぽくなるのもいい。家族のまずそうな食卓を撮るのにこの人の右に出る人はいないと思う。

 

子宮に沈める [DVD]

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 大阪2児餓死事件をモチーフに作られた映画。それだけで辛い。淡々としているのも辛い。映らないテレビにハッピーバースデーはきつい。悪いのは母親だけじゃない。浮気をして出ていった父親に唆した友人、司法も地域も、社会がとにかく悪い。

 

不安の種 [DVD]

不安の種 [DVD]

 

 いろんな不安なものが出てくる映画。完全にホラーでここに載せるには毛色が違うけど、見た人が嫌な気持ちになるならなかなかの映画だと思う。リアルオチョナンさんは怖いです。ちなみに「不安になる」のタグはこの原作漫画および映画からとってます。


元ネタと違うじゃねえか畜生編

僕だけがいない街

僕だけがいない街

 

 アニメ見て面白かったから映画も見てみたら、おい実写映画! 何があったんだ! 原作とかアニメみたいに進めるのは2時間では無理だっていうのはわかるんだけど、なんだあの終わり方は! 最後「うまいこと言ったぜ」みたいな空気でごまかすんじゃない! 途中まで「実写化のダメさ加減に負けずに頑張ってる」とか思ったのを返せ、最後のアレで全てがぽかーんだよぽかーん! ぷんぷん! 

 

FREAKSHOW (フリークショウ) [DVD]

FREAKSHOW (フリークショウ) [DVD]

 

 リメイク元は「フリークス」という悪名高い見世物小屋が舞台の話。そっちは一応筋はちゃんとあるし、小人を筆頭にした見世物にされる人々の悲哀なんかもテーマになっていて映画としてはちゃんとしている。だけどこっちのリメイクはアカン。元は一応本物の身障者が登場していたのに対してこっちは特殊メイクの俳優も多く、何より無駄に残虐がシーンが多い。特にクライマックスはずーっと拷問シーン。話の内容もチープになってテーマ性も薄れたし、リメイク元の冒涜と言ってもいいと思う。畜生め。

 

ライチ☆光クラブ

ライチ☆光クラブ

 

 原作は30年前に講演された舞台で、それから原作漫画、再舞台化、そして実写映画と変わったメディアミックスしてる作品。確かにエグいシーンとか漫画的な表現が多いから実写映画化での何らかの変更は予測してたけど、だけどなんでニコ殺した!? なんであそこでニコ殺した!!?? なんでゼラをライチが殺す!? そこはニコに生きててもらわないとアカンかったんちゃいます? 目玉えぐりしたからいい? 話が全然変わっちゃったじゃんんん!!! そんでラストも、またあの人が死んじゃってるからあの台詞がないし……もう言葉もないよ。

 

 

 以上、年末年始になんか見ないほうがいい映画25選でした。そういえば今年のお正月には確か「クリント・イーストウッド特集」とか言って「ミリオンダラー・ベイビー」と「ミスティック・リバー」を連続して放送していたんだけど企画した人、一体何がしたかったんだろう……? いや、やりたいことはなんとなくわかるんだけど、お正月だぜ……?

 

  他にもまだ有名どころで見てない映画がたくさんあるので、ぼちぼち見ていきたいと思います。おしまい。

まったくとんだお笑いの2018年下半期の増田アワード50選「不安になる1user編」

 今年も押し迫ってきました。ここで「不安になる」の中から1userのもの、つまり他に誰もブクマしていないホッテントリからこぼれた増田の供養をしていきましょう。純度の高い「不安になる」をお楽しみください。

 

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選出のポイント

・2018年7月1日~2018年12月20日までに「不安になる」タグがあり、選者しかブクマがついていないもの(1user)を選出。

・消えてない(体感として全体の5分の1ほどは消去されていた)。

・不安に思う心情が具体的で共有されやすい。

・ネタとして瞬発力がある。

・何を言っているのかわからない。

・そして選者は唐突な下ネタに滅法弱い。

 

 

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 バイトより先にやるべきことがあるような。

 

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 これに連なるトラバもなかなか不安になる。

 

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 まずは落ち着いて。

 

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 増田の人生がつらい。

 

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 他に何を知りたかったんだろう。

 

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 ひええ。

 

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 わかる。上から酔っ払ってる自分を客観視してる自分がいるみたいな感覚。

 

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 努力の方向性という言葉。

 

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 匿名のはてブとは。

 

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 何で密漁限定?

 

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 くコ:彡は「イカ」か。「う」はどこ行った。

 

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 何故そこでアフィリエイターに……。 

 

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 うわぁ。

 

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 体験したくない。

 

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 ついしん どうかついでがあったら

 

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 一皮剥かなくても大体同じだと思う。

 

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 トイレで随分な長文を書かれておるな……。

 

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 確かにスーパー行くと牛乳とかめっちゃ買い込んでる人いる。

 

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 フランス銘菓ままどおる

 

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 無能な赤ちゃんって響きが斬新でかわいい。

 

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 脱法チーズスナック。

 

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 東京メトロとかそういう問題じゃない気がする。

 

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 廣太郎さん!

 

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 消さないでお願い(振り返って結構消えてるとへこむ)。

 

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 ブロック塀で殴るのはすごい。

 

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 ちゃんとご飯も食べて。

 

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 地獄ヤバイ。

 

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 小金井市ヤバイ。

 

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 毎日おんなじことの繰り返しでお兄ちゃん生きてる気がしないよぉ!

 

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 酒の肴もストロングゼロ

 

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 夕方まで乳首いじり。

 

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 強制アクメ的なジャンルに入りそう。

 

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 増田にウルトラマンが!

 

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 どこに!?

 

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 トンカツを食べたくなるのは男性ホルモンのおかげ。

 

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 お大事に。

 

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 おにぎりも箸で食べてそう。

 

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 コメントが全く思いつかないけどすげー不安になる。

 

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 どんな状況の例え話なんだ。

 

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 猿神も増田に住まう時代。

 

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 座ろうとしている人の椅子を引くとか(最悪半身不随とか招きかねない)。

 

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 1userなのが惜しい増田。

 

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 トラバでも続いていて怖い。

 

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 増田やってる時点で相当だぞ。

 

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 ばっかもーん!

 

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 インスタ見なきゃいいのに。

 

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 なかなかとっちらかってるのがいい。

 

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 ネットでの添削は危険だ。

 

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 おまんこと強制的に発言させる友人とは。

 

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 人類みんなそれをやるのか。

 

まとめ

 以上で2018年の増田アワードは全て終了になります。不安になる1userをまとめていて一番辛いのは「これは絶対残しておこう」と思った増田が消えていることです。あと断腸の思いで選外へ行く増田を見るのも悲しいです。

 

 今年はいろいろありまして昨年より増田をよく読めませんでした。それでも面白い増田はストックしていきたいと思っています。それではみなさん、よいクリスマスとよいお年を。

 

昨年の増田アワード

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まったくとんだお笑いの2018年下半期の増田アワード25選「不安になる編」

 どんなに頑張っても年の瀬はやってくるし、「不安になる」のまとめもやってくる次第であります。下半期まとめでも不安になってください。

 

「不安になる」についてと上半期のまとめ

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選出のポイント

・2018年7月1日~2018年12月20日までに「不安になる」タグをつけた増田から選出。

・基本的にブクマ数に左右されず、個人的に不安になったものを選ぶ。

・2018年下半期で話題になったものも選び、振り返りとする。

・なお選者は唐突な下ネタに滅法弱いものとする。

 

 

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選)不審者に対応することが難しいという増田。加害をする人と対峙するのは本当に大変だと思う。新幹線の事件もそうだし、東名高速のあおり運転もそう。恐ろしい恐ろしい。

 

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選)おそらく「面白いこと言ってやろう」と意気揚々と増田に書き込んだらくそみそに叩かれた挙げ句のトラバ。もちろん叩かれたのは読解力が云々とかそういう話ではない。この増田は何を見ているんだろうと不安になる。言及記事を書いてしまったのもいい思い出。

 

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選)すごく餃子が好きなんだろうなと思える増田。どうでもいいがうちの餃子はニラ、キャベツ、ネギ、豚挽肉にしょうがニンニクごま油とスタンダードな具材だけどその辺の中華料理屋よりうまい自信がある。舌が貧乏だからかもしれない。

 

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選)ブコメでもみんな考えているけれど、本当に何のメロディーなのかわからない。でもおそらく何かの歌なんだろうとは思う。「はと」かと思ったけど全然歌えないのね。すごく気になる。

 

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選)美味しく仕上げるとあるのでしっかりコトコト煮込むんだろう。紐で縛っただけでは飽き足らず、それを海に投げ捨てるなんて! 地味に「愛犬」とか「Youtube」とかの単語が生々しい。

 

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選)何故そうしようと思ったのか。もう少し考えると言うことができなかったのか。そういう諸々の感情を引き出す良質な不安になる増田。

 

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選)こういう直球の不安になる増田は本当に不安になる。連絡ついたんだろうか? 夜逃げだったのか、それとも部屋の中で具合悪くしていたとかそういうのだったのだろうか。増田と店長の現在が心配である。

 

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選)雑オブ雑。でもその雑さがいい。深くは何も考えまい。

 

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選)因果関係が全くわからない文というものはかくも人々を不安におとしめるのか。

 

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選)切腹とか物騒なワードもあるけれど、最後まで読むと味わい深い増田。ところで増田が家を建ててくれるみたいだけど、そこに住むのは増田たちなんだろうか。毎日脱糞したり手から唐揚げを出したり楽しそうだな。

 

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選)一体何の文章なのかよくわからないので怖い。ストレスかんわのためらしい。トラバにトミダノ股割れがぶら下がってるのも怖い。

 

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選)ブクマしたときは追記がなかったけど、それはそれでやっぱり不安になるし、追記みたらもっと不安になる純度の高い不安になる増田。
 

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選)何故沈黙してしまったのかまでたどり着かない増田に不安になる。

 

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選)コインランドリーという特に何もしない空間で他の人のことを見ていたという何気ない状態だからこそ不安になる要素が強く出ている。切り取られた部分しか見えない他人の人生は不安になる。

 

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選)何が言いたいのかなんとなくわかるけどじっくり読めば読むほど何が言いたいのかわからなくなってくる良質な不安になる増田。弁当を作るのが偉い、作らない人はダメなら僕は偉くない、だからそんな文化なくなればいい、しかし母は完璧に弁当を作っていた、母の真似はできない、母は偉い、なるほど。しかしそんな文化がなくなれば母は偉くないし無駄な苦労していたってことになるのかな、うんん?

 

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選)2018増田にシャチにガチ恋を選んだけど、こっちのほうがなんかガチな感じはする。あとトラバにいるアコーディオンカーテンもなかなか深い。

 

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選)ブーメランとは何だったのか。「そう言えば」以降の脈絡のなさは何なのか。謎が尽きない増田。

 

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選)ちゃんとご飯を食べて欲しい増田。空腹を感じないとかかなりやばいところにいるかもしれないので一回病院に行った方がいいのかもしれない。

 

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選)めちゃくちゃ痛そう。痛そうなのでそういうのが苦手な人は見ない方がいいです。

 

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選)そのうち一秒より数えるべき秒数のほうが長くなって数えられなくなるというのもあるけど、ずっと単調に数だけ数えていたらボケ防止どころか発狂しそう。どこかの国の拷問とかでありそう。怖い。

 

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選)その文学性の高さに加えて非常にしょうもない内容が人の心をつかんだ下半期ベストの不安になる増田。

 

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選)本当にありそうだからこそ不安になる増田。乗り込まれた増田も心臓バクバクしたと思うけど、間違えて乗りそうになっちゃったお姉さんもその辺転げ回りたいくらい恥ずかしかったと思うし、全方位不安になる増田。

 

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選)おいカズト! 見てるか! 増田カズト! おまえだよ! おまえ! あとトラバに旦那に増田勧めてる奴もいる! のろけを書くところだと言っている! 怖い!

 

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 選)死んじゃうから早く病院行って欲しい増田。血圧もだけど体重もかなりヤバイ。大丈夫かな?

 

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選)最初の方はふむふむと読んでいたけど風呂で「うわっ」となって最後に「うわぁ……」となる奴。年末滑り込みで来年も読みたい不安になる良い増田だった。

 

まとめ

 以上、2018年下半期の「不安になる」増田アワードでした。上半期と比べて下半期は「不安になる体験の共有」が目立った気がします。代表例では最初にある不審者と戦ったらという増田や助手席に知らない人が乗ってくる増田です。その点「意味がわからない怪文書」という意味での不安になる増田は一発ネタが多い印象でした。

 

 今年もたくさん不安になりました。来年もたくさん不安になりたいと思いました。次は「不安になる1user編」です。不安になりながらお待ちください。 

 

昨年の「不安になる」まとめ

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とんだお笑いの2018年下半期の増田アワード20選

  さて第九があちこちで聞こえてくる季節になりました。ここいらで下半期の増田アワード20選をお届けします。上半期編は下のリンクからどうぞ。

 

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 選考基準は上半期編と同じく特にこれと言ったものはありません。強いて言うならば後でこうやって振り返りたいなと思ったものです。そういうわけでブクマ数が少ないものも結構あります。例によって賞の名前は適当です。そして例によって選者は唐突な下ネタに滅茶苦茶弱いです。それではどうぞ。

 

夜のエモーショナル賞

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評)増田って基本書き捨て前提だからなのか、一回読めばそれで充分というような記事が多い。だけどこれは何度か読みたくなる。文体の軽さとかその割には何を言ってるんだかよくわからない内容とか、あと狭いスペースを覗き見しているような罪悪感とか、そんなのがごちゃごちゃになった感じがいい。多分来年の今頃もこれを読んでふむふむ言ってる気がする。

 

わくわく賞

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評)これは本当に楽しそう。ひと夏の思い出というだけでもなんだか真夏のプールの後のサイダーみたいな魅力があるってのに、それが父子ときたもんだ。個人的にすごく好きですそういうの。

 

 

それぞれの人生賞

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評)これは増田じゃないと出てこない文章だと思う。愚痴なんだけど全部を語っていないようなところがあっておじさんのことに思いを巡らせるとなんだか考え込んでしまう。そういう奥行きの深さが増田らしくてよい。

 

一発ネタ賞

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評)大体想像はしていたけどダイレクトにそういうのが来ると本気で面白い。鉄板ネタというのは忘れた頃に見るから面白い。これを見てよい年越しをしたいものである。

 

追記が熱いで賞

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評)増田には追記芸というジャンルがあって、詳細な追記があればあるほど盛り上がったりする。この増田も追記があったからこそここまで盛り上がったと思われる。文体を様々に変えられると言うことなので、このチンカス煽り文体もわざと書いていると思われまして、さぞや高名な増田とお見受けする。それにしても怒りのロードショーの村山が増田をやったらこんな感じなんだろうなぁ。上手だなぁ。

 

体験記賞

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評)これも増田ならではの文章。実際に面と向かって大腸内視鏡検査の詳細なことを報告するのも難しい。増田の有効活用であると言える。

 

フェティッシュ

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評)熱い。誰が見ているかわからないし、そもそも誰も見てくれないかもしれないというのにこの増田の熱さは何なんだ。増田の熱意が110デニールだよ。ところで増田は「200デニールなんだけど30デニールくらいに見えるタイツ」は許容しているのだろうか。

 

叶わない恋賞

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評)何がいいかというと、シャチにガチ恋というワードもいいんだけどこの増田がトラバであるというところ。多分この増田が単独で「俺がシャチにガチ恋」という増田を書いたとしてもパンチがいまいちない。「そんなことより聞いてくれよ」という話は面白くなりやすい。個人的にトラバにすることで面白くなる現象を「さそりアーマー効果」と呼んでいて、これはその典型だと思われる。

 

とりとめないぼやき賞

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評)脳みそから直接だらだらと思ったことを垂れ流している感じがいい。個人的なぼやきなんだけどはてなの俎上に上がったらろくでもないことになりそうな話題を選んでほとんど相手にされなかったというのもポイントが高い。

 

少年期賞

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評)よく読めばわかるけど、結構とっちらかってる文章。つまり特に考えもせずぼんやり思いついたまま書いているってことだと思う。そういうところから漏れ出る感情は大切にしていきたい。

 

やれやれ賞

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評)突っ込みどころしかないのだけど、どこにも増田の正しい使い方が書いてないというのが一番の突っ込みどころだと思う。あとは基本的に雑すぎて笑える。やれやれ。

 

スッキリしたで賞 

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評)掃除したよとか洗濯したよ、という増田は読んでいて気持ちがいい。それに知見も得られる。読後がさわやかなのもとてもよい。春になって暖かくなってきたら挑戦してみたい。

 

増田パロディ賞

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評)増田には増田の中でしか通じないパロディがたくさんある。パンティー改変なども最近勢いがあるジャンルであるが、この増田は最近数が増えている同人関係のぼやきを長文で綴る記事のパロディになっている。増田の時流をよく捉えている力作だと思う。

 

爆心地賞

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評)この増田自体はそうでもなかったけど、この後「趣味:アニメ」から続々と「なんで?(殺意)」が溢れてきて一種の流行状態になっていた。そういう意味で記念的な増田。

 

頑張ったで賞 

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評)非常に辛い増田。だけど「吐き出したい」「ひとりでは心が折れる」という増田の気持ちもよく伝わる。辛いことがあると誰かに話さずにはいられなくなるし、そういうときのための増田だと思う。おつかれさまでした。

 

ほのかなミステリー賞

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評)これだけ読むと「ええ…」という読後。しかし実態は電車かどこかで着いたのでは、と睨んでいる。恐ろしい恐ろしい。

 

よく見てるよね賞

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評)素人のハメ撮り動画について熱く語っている増田。アンチほど対象をよく見ている、とはよく言ったものでその憎らしさが素人のハメ撮り動画を熱く語らせてしまうというとてつもない皮肉。実は好きなんじゃないかとも思わせる。

 

マックスハート

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評)EXILEがずるい。こんなん笑うに決まってるじゃないか。それだけでもずるいのに「タイミングずらして回るやつ」っていうのもずるい。EXILEに気をとられてほのかとなぎさじゃなくてホカノとサナギになってるのに気づかなかった。ずるい。

 

ソニーiPhone

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評)年末滑り込みの大物増田。何より「ソニーiPhone」というワードが強すぎる。「うちらの世界系」というはてなー受けする話題に携帯電話というはてなー受けするアイテム、そして増田の文章が軽くて読みやすいというバズる要素満載のいい増田でした。下半期ならやはりこれをナンバーワンに推すしかないでしょう。

 

まとめ

 さて、2018下半期の増田アワードでした。全体的に社会的な怪文書を置く場所という認知が広まっているためか、退職エントリや内部告発めいたものが増えてきていると感じます。そのため内容の奇抜さでブクマを稼ぐことが多くなっていると感じます。また個人の貴重な体験談も多く寄せられ、板ごとに分かれていた2ちゃん文化とはまた違う知見が集まっているなあと感じます。知らない世界をすぐ覗き見できる世界、それが増田。

 

上半期からの総合まとめ

 上半期の個人的ナンバーワンはお雛様の増田としていました。

 

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 そちらも日常ではない体験、読後の爽やかさなどがかなり良い秀作だったのですがやはりソニーiPhoneと比べたらソニーiPhoneかなぁ、と。ベタですが今年のナンバーワンはソニーiPhoneです。おめでとうございます。

 

 今年は増田内で悲しい事件がありました。それも半年ですっかり風化しそうなほど世の中の流れは速いのだなと感じます。たまにブクマ検索すると黄色いアイコンを見つけてしまい「もうこれは動かないのだな」と思うと悲しくなります。「ネットで悪口を言われてもどうせ相手は手出しできない」という暗黙の風潮を破ってしまったことも悲しいです。

 

 以上で2018年増田アワードはおしまいです。この後「不安になる編」もありますのでお楽しみください。

 

昨年の増田アワード

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子育てって幸せばかりじゃない

 追記でなんか違うなと思ったので違和感を表明。

 

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 この問題、たまたま朝テレビをつけたらやってて「うわー久しぶりに醜いものを見たわ」という気分だったので「この増田の言うとおりあの発言は偏見の塊だよなぁ」という気分でブコメしました。元ブコメは確かこんな感じ。

 

テレビでやっていたけど、例えDV親がたむろする結果になったとしても「貧乏人の子供はかわいそう」と発言しちゃってそれを拍手喝采しちゃう人がたくさん住んでる土地のブランドなんて逆に落ちていくよなぁと。

 

 で、増田に追記がありまして「ちょっと説明不足だったかな」と思いましてブコメに追記を載せたけれども増田の追記を見ていて「うーん、何かが違うぞ」と思った次第です。追記後のブコメはこちらです。

 

例え(追記:本人達の偏見通り)DV親がたむろする結果になったとしても「貧乏人の子供はかわいそう」と発言しちゃってそれを拍手喝采しちゃう人がたくさん住んでる土地のブランドなんて逆に落ちていくよなぁと。

 

 気になったのは追記のこちらの文言です。

 

DV親がたむろしません。妊娠した幸せカップルとか、ベビーカー押したパパママがやってきます。

 

 増田の背景を案じても仕方ないけど、もし増田が子育て支援に関した職業についているかもしくはつこうとしているならこういう表現はしないんじゃないかと思いました。DV親という負の表現を打ち消すためにわざとポジティブな表記をしたとも考えられるのですが、それも一所でいう「呪い」のような気がするのです。

 

 そういうわけで元増田の追記に気になるところがいくつかあるのですが、ちょっと先に自分が実際に子育てしていて感じたことなどの話をします。妊娠がわかると母子手帳(親子手帳)をもらいに行くわけです。産婦人科の診断書を該当の窓口に持って行けばすぐにもらえるのですが、発行してもらっている間にアンケートがありましてそこには「妊娠してどう思っていますか」と答える欄があります。最初の項目は「よかった、嬉しい」というもの。その次は「予定外で驚いている」「焦りを感じる」「正直辛い」というもの。一応一番最初に丸をつけて提出したら窓口での面談で「本当?大丈夫ね!!」と念押しをされました。それ自体は別に良かったのですが、この窓口の人は後ろの選択肢に丸をつけた人とも面談をするので大変だなぁと思ったものです。

 

 それ以外にも事あるごとに「一人で抱え込まないで」「辛くなったら気軽に相談」と最寄りの児童相談所の連絡先の入ったチラシをもらいます。なんだか虐待を疑われているようでイヤな気もしなくはないですが、このチラシに救われる人もいるんだろうとは感じています。

 

 何が言いたいかというと妊娠出産とはおめでたいことだけれど、単純に喜べない人もたくさんいるんだなぁと言うことです。なかなか授からなくて待望の子供が生まれて両家じじばば揃っておめでとういやいや嬉しいね祭りをする人がいる一方、堕ろすに堕ろせずに生んでしまって経済的にも心的にも途方に暮れる人もいるわけです。

 

 ここで増田の追記に戻るのですが、子育て支援センタ-に来る人たちを「幸せ」と簡単にくくるのは非常に失礼なんじゃないかなと思うのです。そりゃ妊娠して子供が生まれますってなれば幸せな人は多いだろうけど、そうじゃない人もたくさんいる。妊娠中から母子共に危険な状態の人だっているし、例え子供が生まれてきても重い障害を持っていたり大変な病気をしていて看病が大変だったりするし、子供が健康でも家族が病気していたり家庭がギクシャクしていたりで子供に余計なストレスがかかっていたりするかもしれない。

 

 で、そういう人たちのためにサポートしますよっていうのが児童相談所なわけで。増田の言う検診や講習会だけが子育て支援ではない。そういった幅広いサポートをする施設だから、いろんな人がやってくる。幸せな人もいるし、そうじゃない人もいる。それでもみんながなるべく幸せに近づけるようにって働いているのが支援をしている人の願いなんじゃないだろうか。最初から幸せな人はあまりお世話にならないよ。

 

 ちなみに「DV親がたむろする」って表記したのも考えられる最悪のケースなだけで、そんなことが頻繁に起こっていたらたまったものじゃない。滅多にあることではないけれど、全くないとも言い切れない。明らかに暴力を振るっているのに親が暴力を振るっている自覚がなく、一時保護で連れて行かれたのを「行政に誘拐された!!」と施設の前でチラシを配っていたりとかそういうこともあるかもしれない。ないことを願うばかり。

 

 とにかく施設ができると言うことは不特定多数の人間が出入りするということであり、少数の変な輩が混じっていてもおかしくはない。誰も彼もがキャッキャウフフと子育てをしているわけではないし、子供に辛く当たってしまう家庭もあるし、子供を悪用しようとしている奴だっている。極端なことを言えば、そういう多様性を排除しようというのが「貧乏人はかわいそう」発言だと思うのです。「私たちお金持ちの善人と虐待なんてしちゃう悪い親は別に住むべき」って、うーん。醜いね。

 

 ただ最近子育てなどをしていて思うのが「児童館へ行ったり地域の子育て支援系の催しに参加している家は結構大丈夫で、多分相談に来れている人もまだ大丈夫で、きっとダメなところは有益な情報も入れずに誰にも知られないところで勝手に消耗してるんだろうな」というところです。いくら情報をばらまいてもシャットダウンしちゃう人ほど結構支援が必要だったり。これは子育てに限った話ではなく教育福祉全部に関することですね。

 

 あと地価の話があったけど、やっぱり「いろんな人が出入りするところ」っていうのはそういうわけで下がっても仕方ないと思うよ。特に「貧乏人と触れあいたくないから億単位の金をかけて南青山のブランドで引っ越してきた人」にとってはね。土地の価値っていうのは増田が決めることじゃないからね。理解しかねるような考えかもしれないけど、そういう人だって子供を育てているわけで。つまり子育てって一言じゃ語れないし、道徳とか倫理とか生育環境とかいろいろごっちゃになってるわけで。なんとなく「そして父になる」を見るとその辺のごちゃごちゃした部分が見えてくると思う。

 

 最後にこの件に関して心配していることがあって、あの「児相の子がかわいそう」発言をした三児の母の子供たちがいじめられないか不安になる。いくら顔を隠してあると言ってもテレビであんな差別発言を放映しちゃったら地元なら誰が言ったかわかるだろうし、差別発言する母ちゃんはともかく子どもまで近寄りがたいものにされてしまったらかわいそうだし、ネットでこれだけ叩かれていると精神的に大丈夫なんだろうかと思ってしまう。

 

 あの発言のあとに拍手喝采があったからそういう価値観の人で固まっているのかもしれないと思うのも不安になるし、それに子供がいじめに遭って不登校になったらどこに相談するんだろうか。あーモヤモヤする。

 

 モヤモヤするので息子が最近喃語絶頂期に入って始終だぁだぁ言ってる話する。この前「だっ、だっ、だっ、だー!」ってイノキみたいな発声してたのは笑った。多分偶然だと思う。お相撲みて「はっけょ」と言ったりわーお!を見ながら「あおーあおーあおー」と言ったりしているのも偶然だと思う。おわり。