あのにますトライバル

ぶっちゃけ増田とかのことしかもう書いていない。

気持ち悪いHDD

今朝新しい外付けのHDDを買おうかと考えた。

「とりあえず3TBくらいの奴を」と思い、昔のことを思い出す。

 

スティックメモリが発売されてフロッピーが消え始めて「へーこんなんに文書とか写真とか入んの!?」と人々が思っていた頃。

その頃小型のMP3プレイヤーも流行っていて、東芝gigabeatを持ってる人同士で入れてる曲などを見せあったりしていた。その中で忘れられない言葉がある。

「こいつのgigabeat、4GBもあるよ。4GBも何入れるの、変態なの?」*1

当時はスティックメモリは256MBか512MBが主流で、それを基準に考えると4GBは確かに「そんなに何を持ち歩くのか」という感覚だったかもしれない。会社に出かけるのに毎回登山用のザックを背負ってくるみたいな感覚だったのかもしれない。「何でそんなデカいカバン持ってんの?子供でも誘拐すんの?」というところだろうか。

 

それから数年後、今度は別の人の外付けのHDDを新しく買おうかという話をしていたときのことを思い出す。動画編集が趣味の人で持ち歩く用のHDDをもう1つ欲しいなとかそんな感じの話題で、その中で「そう言えば1TBのHDDがあるんだよ」と言っていた。まだ世間では256MBのスティックメモリも現役だった時代だったので「そんなに何入れるんですかね」と返したのを思い出す。「そんなに入れないよなぁ」と返されたような気がする。その中で「そんだけ持ち歩くのは変態だよなぁ」みたいな感じになったような気もする。

 

そして2022年。当時256MBで足りていた人が「3TBくらいのが欲しいな」とか思っている。このままのスピードで世界が回ったらアポロ100号にはどのくらいの容量のHDDが搭載されるのだろうか。

量販店に行ってもメモリーカードは32GBか64GBが主流で、ちょっとしたものなら4GBのものからしかない。128GBくらいのものなら当たり前にあるし、HDDに至っては1TBはないと話にならない。軽く調べたら20TBくらいのものもあるそうだ。そして20TBのHDDを持っていても誰も「変態、気持ち悪い」などと思わないだろう。何かコメントを求めても「いっぱい入りますね」以上の気持ちになることはないだろう。

 

このことから「技術の革新がすごいな」とか「認識が変化するとはこんな感じか」とかあるんだけど、何となくiPhoneが発売される前の世界のちょっとしたノスタルジックなエピソードとして消化してもらえるといいなと思います。HDDは検討してるだけでその前にデカいテレビとかSwitchとかポメラとか欲しいです。おわり。

*1:この発言を嫌だなぁと思う人もいると思う。これは以前書いた「死ねが口癖の人」が言っているのでこんな酷い発言になっている。今思うとすごく口も根性も悪い人だった。