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さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

【閲覧注意】ガチで最近の心霊動画などを語る話

 毎日暑いですね。オムニバスのホラーって品質よりもオチ予測とツッコミどころを探すのが楽しいと感じている人間のクズです、こんにちは。「学校の怪談ブーム」でホラー好きを患って20年以上経ちました。常光徹に出会ってしまってそのまま都市伝説と民間伝承、そして物語体系へ趣味で突き進んでしまった感じはしますが、ホラーが好きなのには変わりありません。そんなわけでホラー語りしますが、主旨は「あんなの基本的に作り物だ」ということなので安心してください。

 

f:id:zeromoon0:20140718132928j:plain そんで、この前の「世界の怖い夜 真夏に震える絶叫SP|TBSテレビ:水トク!」は一体何をしたい番組なのかわからない。心霊スポットに行くのはいい。心霊動画があるのはいい。うさんくせー霊能者が出てくるのもまだいい。だけど、いちいち「ここが怖いんですよー!」と悲鳴をかぶせるのはホラー番組としてどうなんだろう。本気で怖がらせたいのであれば、アンビリーバボーみたいなセットで「ほん呪」を流していればいいと思う。あの「きゃー!」で非常に興ざめなんだ!!

 

 心霊写真と違って心霊動画の楽しいところは、「誰もいないはずなのに奥に何かいる!」「リア充ウェーイに紛れてみたおちゃめさんを発見!」「監視カメラで目撃されちゃった」という「ウォーリーをさがせ!」的な面白さもある。「Replay」の前に「あっここおかしい!」と気が付くと面白いのだ。そんな変態的楽しみ方をしている人は結構多いと思っていたけど、どうやら違うらしいと気が付いたのは最近だったりする。

 

 それで言いたいのが、動画投稿サイトの発達などで海外からの映像も最近は多い。そこで声を大にして言いたいのが、「洋モノは日本人には大味すぎる!」ということだ。それまでの和的な心霊動画では幽霊はひっそりたたずみ、「これおかしくね?」というところで一気にゾーッとさせる展開が多い。この「あれ?」が「ゾーッ」に繋がっていた。

 

(動画が昔あったのさ……)

 

 ちょうどいい参考動画が見つからないので、「これ作りものだろ…」みたいな映像がきれいに集まっているの見つけたのでこれで勘弁してください。 初っ端から創作臭が半端ない。要は、遊園地のお化け屋敷と同じ構造だ。いきなりキモイ映像をぶつけてビックリさせる、そんな感じだ。一昔前に流行ったビックリフラッシュと何にも変わんない。特に洋モノの作り臭さ&はっきり映る幽霊は「オゥイエ~ス……カミン! カミン!」という感じで最初からお尻グネグネされてる感じがする。

 

 動画前半は特に意見するところはないけれど、編集臭いのがちらちらしている。参考動画の8分35秒あたりからの少女は編集のやり方でいくらでも消したり合成が出来たりする。9分35秒あたりからの映像は「廃ビルに設置された防犯カメラ」という時点でおかしい。11分あたりからの廃墟アタックはどうみても「カミン!」臭しかしないし、12分30秒あたりからの男の顔はキレイに映り過ぎて気持ち悪さどころか「合成だぜ」という潔さしか感じない。残り二つは有名どころ持ってきてオチにした感じ。 

 

  要は最近のTVで放映される動画は「合成だぜ」と逃げも隠れもしなくなった感じがするのだ。実際どうみてもヤラセな動画が「最恐の心霊動画」とか言ってもてはやされていたりしたしなぁ。実際下の動画はヤラセが判明しています。安心してください。


ヒッチハイクする霊(日本語字幕付き) - YouTube

 

 あと最近の心霊動画で多いのが、「何故か画面に映りこんだ幽霊に気が付いて逃げる」パターン。心霊写真特有の「後から見たらわぁ怖い!」という文化は廃れて、幽霊に気が付くのも即反応返しをしないといけないらしい。個人的にこの「幽霊に気が付いて即逃げる心霊動画」は検証するまでもなく99%ヤラセだと確信しています。撮影者の中で「心霊動画を作ろう」という意識があって、「ここが怖いところだよ」というシナリオが成立していないとああいう動きは出来ないと思うし、出てくる霊の顔もしっかりわかるくらい変顔してるし、「ここ怖がるところですよー」というテロップを出されている感じがして非常に興ざめなのです。

 

 ちゅーわけで怖い心霊動画を作ろう、と思うのであれば「幽霊を見ても逃げないというより気が付かない」「なるべく幽霊はぼんやりさせる」を守りましょう。幽霊に気が付いて逃げるタイプの動画で成功しているモノもありますが、高い技術力や発想が必要なので安易な真似はしないほうがいいと思います。

 

 あと、人間は生理的に「キモっ」と思うものに何故か恐怖の感情を覚えたりします。下の写真は、ただのオッサンが顔にホータイを巻いてあるだけですが、何故か不安になってきますね。昔の怖い心霊写真などもわざと不快な顔を出したりして、怖さを演出してきました。

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 つまり、「恐怖」の正体は「得体のしれないモノへの恐れ」や「突然現れてビックリした=恐怖」と感じることなのですよ。ネットに転がっている心霊動画や恐怖動画は大体「生理的に嫌悪されるべきもの」を「突然出現」させることで成り立っています。そういう演出が巧みなものを見ると勝手に興奮します。ハロウィンタウンに住みたい。

 

 最近見たオムニバスホラーは良作でしたのでついでに紹介。

ヒトコワ-ほんとに怖いのは人間- [DVD]

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「ヒトコワ -ほんとに怖いのは人間-」トレーラー - YouTube

 ぶっちゃけ割とトレーラーでネタバレしちゃってるんですが、演技演出がそこそこしっかりしているのがとにかく好印象。みんな都市伝説等、どこかで聞いたことがある話なんですがそれが立派に映像化されている感じがしました。「ほん呪」も手掛けた 児玉和土が監督ということもあり、基本的なんだけどいろいろツボをピンポイントでつくところが素晴らしい。あと安易にグロとビックリに頼らない演出が本当にスバラシイ。さっちゃんシリーズも嫌いじゃないけど、結局オチのさっちゃんのヴィジュアルが怖いだけっていうことも多いからなぁ。

 

 おススメは2話の「送り○チガイ」と4話の「自分の名前を検索してみたら」ですね。どちらもよくある話を気持ち悪く映像化してあります。特に2話はケータイを使い始めた世代に見せたいくらいネットリテラシー教育に役立つと思います。安易なメールは危険、ということです。それから5話「あの世からくる電話」はよくある話を組み合わせて、とある有名な都市伝説をリメイクしています。元ネタが結構好きなのでラストで喜んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

※ここから下は本当に怖いの平気な人だけね※

 

 個人的に好きなのは「台湾の地下駐車場に現れた女性の霊」「中古ビデオ(ガチで怖いので閲覧注意)」なんですけど、こういうひたすら不安にしてくれる系の映像は本当に怖い。ネットに転がっている「不安になる画像」も下手をするとグロ系恐怖画像より怖いと思うんだよね。

 

 ※怖くて見れない人のための心霊動画一応説明。

 「台湾の地下駐車場」は映像だけで言うと貞子チックな女の人がムーンウォークしているだけですが、そのシンプルさが趣深くで大好きです。「中古ビデオ」はフリマで購入した映画を録画してあったビデオに入っていた謎の映像。古い映像で、男女が沖縄で観光をしている様子。この時点で映像が乱れていて不安になる。やがて画面が乱れてピー音と白黒のラインが出る状態に。この時点で嫌になったら即閉じたほうがいい。その先は見ないほうがいい。このビデオの投稿者は、この映像を見た後に謎の事故で大けがをしている。

 

 

 

 

 

 ここでビックリ画像をオチに使うほど下種じゃないので安心してください。本当はちょっと使いたいけど。

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