桜並木の続く道 ~短編小説の集い宣伝~

※今回はショッキングな描写がいくつかありますので、怖いの苦手な人は回れ右でよろしくお願いします。 無理して感想を書かなくてもいいです。 暗い道を、ひとりで歩いていた。両脇には満開の桜がひらひらと花びらを散らせて、雪のように地面を白く染めていた。真っ暗な空には白い月がぽっかりと浮かび、白い花びらをきらき…