あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

「短編小説の集い2025」参加作品まとめ記事!

こちらでは「短編小説の集い2025」に参加した作品を紹介していきます!

なお掲載に関しては作品を確認してコメントを作成する都合上、遅れることがあります。記事を出してから3日以上経っても掲載されない場合はお問合せください。

 

 

 

debrisbottle00.hatenablog.com

トップバッターは長月瓦礫(id:debrisbottle00)さんの作品『高熱の時に見る夢って大体カオス』です!

風邪をひいて熱があるときに限って、変な夢をみてしまうんですよね。そして学校を休んでしまって特別なようで置いてけぼりにされたような妙な気分も風邪ならではですね。学校を遅刻している弟が優しくてよかったです。彼は遅刻ばかりしているあたり、あまり学校に行けていないのでしょうか。

兄弟そろって学校に行けるようになるといいですね。ご参加ありがとうございました!!

 

syousetu.hatenadiary.com
お久しぶりです!おのにち(id:yutoma233)さんの作品『見えざるものへの処方箋』は、結構怖めのホラーでした。
あらすじは、霊感を抑える薬を飲まないと霊を見てしまう夫の気持ちを知るべく妻が逆に「霊が見える薬」を飲んで出かけるというものです。この発想が面白くて、最後まで引き込まれました。そして結構強烈なオチが素晴らしいと思いました。ただ心霊現象を茶化して終わったり単純に「よかったね」で終わるのではなく、何故夫が霊を怖がるのかを一貫して書けていたところが特によかったです。

そして「運転や試験の前には服用しないでください」の細かい文言がリアリティを引っ張っていて面白かったです。本当にちょっとクスリと笑えました。ご参加ありがとうございました!

 

anmin7.hatenadiary.jp

 

お世話になっております。あんみんななまい(id:anmin7)さんの作品は『元庵診療録〜効きすぎに候〜』で、江戸時代の診療所が舞台です。

困ったお侍により怪我をした若い侍。しかし、そのことを真っ当に告発するわけにもいかず、案じた元庵先生により「強すぎる薬」を貼ることで事態が解決します。この解決方法が実に江戸時代らしい、という見方もできますが今の世の中も全然変わらないなというところがとても面白かったです。

決まり事や取り決めよりも大事なのは人の噂や評判で、それに振り回されているのはインターネット空間だったり今の世界情勢だったりするのかもしれないですね。舞台が江戸時代という一見遠い世界だからこそ、お話の本質が際立っているのかもしれません。ご参加ありがとうございました!


hirinzu.hatenablog.com


最終日にありがとうございました。緋綸子 (id:hirinzu)さんの作品『母と薬と私』は私小説ということで、お母様のことを中心にままならなくてお辛い気持ちが静かに伝わってきました。
元から薬嫌い、病院嫌いのお母様が骨折をきっかけに今まで何とかなっていたものに静かにヒビが入っていくような描写が心を打ちました。単に病院嫌い、というだけではなくそこには母子としての関係がぎゅっと詰まっていて身に染みます。特に着替えを購入したエピソードは、多分ご本人の性格もあるでしょうが「母娘」という関係だから起こったような気がします。これがお父様だったり、語り手が息子だったりするとまた違った話になる気がします。母にとって娘とは何か、というものも考えてしまいました。
病院や薬に限らず、最近では陰謀論などで親との対話が難しくなるケースが増えていると聞きます。緋綸子さんのご家族が一日も早く元の生活に戻れることをお祈りします。


≪ご参加されたみなさん、ありがとうございました!≫