ドラ映画40作品全部感想書いたのでおまけ記事第二弾です。かなり個人的なものなので「ああこういう人がドラ老害なのだな」と思っていただけると分かりやすいです。
いいか、ドラ泣きとはこういうことだ!!!
第10位 わたしが不思議(のび太と鉄人兵団)
リルルの歌。メカトピアのやっていることが間違っていると知りながら祖国をどうしても裏切れない彼女の取った行動全てを詰め込んだ歌。何度見ても泣いてしまう。わたしが不思議。
第9位 天までとどけ(のび太とアニマル惑星)
印象的なイントロに優しい歌詞。ニムゲという人間を想起させる敵を出しておいてその主題歌は全力の人間讃歌なのすごい。流れる涙は人間だから弱いあなたは人間らしい。
第8位 なにかきっといいことある(のび太とブリキの迷宮)
おどろおどろしい地下迷宮とか不気味なロボットと違って爽やかな主題歌。「機械に頼らない」というテーマの映画で「苦手な逆上がりが出来た」「一日ひとつずついいことを見つける」というポジティブな努力の歌詞が沁みる。素敵な思い繋ぎ合わせて少しずつできるネックレス。
第7位 心をゆらして(のび太の宇宙開拓史)
コーヤコーヤ星との繋がりが切れて、永遠にさようならをするシーンで流れる初期ドラ映画屈指の名シーン。雪の花とあやとりがふたつの星を繋いでいた証になるのが泣けるところ。心をゆらして明日ものぞいて。
第6位 友達だからね(のび太と竜の騎士)
本編は地味だけど、この映画の主題歌は「ポケットの中に」以来のドラえもん(大山のぶ代)歌唱である。全く映画に関係ない感じだけど、「ポケットの中にⅡ」という感じが大好き。いつもいつまでもともだちだからね!
第5位 さよならにさよなら(のび太の創世日記)
人気のない創世日記だけど、個人的にめちゃくちゃ好き。あのイントロが大好きなので映画も引き上げられてかなり好き。「りんごの皮を剥くように」という歌い出しも好き。時間は螺旋の階段。
第4位 君がいるから(のび太のパラレル西遊記)
マイフェイバリットをあげさせたら多くのドラファンが「好き!」と言うだろう名曲。曲の良さと劇中での挿入のタイミングがすごく盛り上がるのが特徴。ドラ映画は主題歌や挿入歌が劇中で効果的に使われるのが良さのひとつなのでこの伝統は残して欲しいとは思う。明日という名の街をめざして。
第3位 少年期(のび太の宇宙小戦争)
説明不要の超名曲。不要なので説明はしない。えっ、これが3位?とお思いの方も多いでしょう。そう、超名曲だから3位なんです。ここで1位にしなくても皆のフェイバリットだと思うから、ここでは3位です。僕はいつ頃大人になるんだろう。
第2位 だからみんなで(のび太の大魔境)
第3作目にして越えられない壁になってる名曲。風のマジカルが封じられた魔界大冒険で代わりに流れていたので印象に残ってる人も多いのでは。これも劇中で超効果的に使われている主題歌で、歌詞がとにかく平易なんだけどしっとり沁みるものになっている。だからみんなでつよくなれるよ。
第1位 ポケットの中に(のび太の恐竜)
元々大好きだったんだけど、改めて名曲だと思ったので今回1位にしました。ドラえもんとは何か、という問いに全て答えている素晴らしい歌詞。ウキウキするような曲。宇宙開拓史でもエンディングで使用しているので存分に聞いて「ドラえもんとは」を堪能してほしい。こんな素敵な世界があるんだよ。僕と君が旅する世界。
まとめ
ドラ映画主題歌と言えば作詞の武田鉄矢。武田鉄矢抜きにドラ映画は語れない。ほぼ「武田鉄矢は素晴らしい」という記事になってしまった。ドラえもんがただのギャグ漫画からここまでの地位を築いた一員だと思う。
あと小ネタで岩渕三部作で「海はぼくらと」だけ何故かすぐ思い出せない(もーしかすーるとー、という歌です)とか「雲がゆくのは」のタイトルをずっと「おーい雲よ」だと思っていたとか、「風のマジカル」はビデオ収録されなかったけど「さらばキー坊」でキー坊の頭が邪魔で見えないテレビで歌われている奴だったとか「夢の人」が主題歌だと思ってる人多すぎ問題とか主題歌だけでも語ることは多くて尽きないね。武田鉄矢以降だと「かけがえのない詩(新魔界大冒険)」「未来のミュージアム(ひみつ道具博物館)」は結構好き。映画の感想はあまり関係ないものとする。某ドラえもんのうたについては、もうこれ以上語ることはない。
次から総括が始まります。終わりが始まります。安心してください。