あのにますトライバル

ぶっちゃけ増田とかのことしかもう書いていない。

ドラえもん映画感想Part8

一応の最終回にして死のブロック。

 

目次と注意

この映画レビューは個人的な主観と思い出補正と私怨で出来ています。まともに読まないでください。

 

nogreenplace.hateblo.jp

 

*基本五段階評です*
☆5  特に大好き。所謂推し。

☆4  好き好き大好き愛してる!

☆3  好きだよ!

☆2  ナンダカナー

☆1  ふざけんなオイ(以下罵詈雑言

 

8 のび太と竜の騎士(☆4)

多分もうリメイクされない映画第1位。

大長編の中ではかなり地味な方だと思うし、新恐竜であんなことになってたからもうリメイクされないだろうなという。でもスネ夫が行方不明になったり恐竜が何故かスネ夫の家の庭にいたりスネ夫のラジコンが物語のカギを握っていたりと何気にスネ夫映画です。それに「地底で恐竜が生きていたら」という結構攻めたSFを真面目にやっていて、恐竜の絶滅にも迫るというハードな話。だけど地味。ドラえもん映画の中ではかなりSF味が強いと思う。だけど地味。主題歌が大山のぶ代歌唱なのとノゼローゼとローさんかわいいと「バンホーより」が見どころ。

 

個人的に「隕石衝突説が定説になったあとの竜の騎士」とか風雲ドラえもん城とか大津波のシーン(当時にしては大スペクタクルだと思う)とかエンディングの雑な「バンホーより」なんかをリメイクしたらどうなるのか1番気になっていた作品なので新恐竜は許さない。

 

16 のび太の創世日記(☆3)

たいへんよくできました。

お勉強ドラえもんが極まった実験的映画。宇宙や生命の進化の歴史、日本の歴史も少し学べる。冒険もないし勉強要素ばかりというのもあって非常に人気がない。でもお勉強パート大好きっ子なので大好きだし主題歌が神だし見返すと肝付氏のバリエーションある演技ヤベぇなとか思ったりで見どころ非常に多いですよ。

 

実は「地底で昆虫が文明を築いていたら」という竜の騎士と対になる作品。地底空洞説自体がトンデモなので嫌いな人は嫌いだろうけど、巨大な穴に飛行船で降りていくのはワクワクする。出来松博士パートが個人的に好きなんだけど、これは完全に個人の趣味だなぁ。エモドランの出オチ要らない子扱いが実は結構ツボなんだけど、多分アレ嫌いな人も多いだろうなとは思う。何故要らない子扱いしたのかは謎。

 

24 のび太とふしぎ風使い(☆1)

フーコ(血涙)

フーコのキャラデザ(死)

 

それだけで☆1確定レベルで嫌なんですけど、個人的にこの作品はドラえもんが空気なのがいただけない。まず台風のたまごがドラえもんの道具じゃないし、ぶっちゃけどこでもドア無くても舞台は整えられそうだし、ポケット縛りでドキドキを狙ったのかもしれないけどポケットないからひみつ道具の出番がほとんどないし……。

 

なによりゲストキャラのテムジンの空気っぷりがすごい。結局フーコとスネ夫だけの話で、取ってつけた未来人も蛇足どころか要らない蛇だし、ジャイアンがちょっと活躍するだけであんまり見せ場がない。正直ドラえもんとか関係なく「原案:藤子・F・不二雄」とかやってテムジンを主役にしてドラえもん映画にしない方が良かったと思ってる。「翼の勇者たち」と双璧をなすドラえもん空気映画だけど、あっちはとりあえず映画としては成立してたからなぁ……。持ち込みなら他所でやってほしい。

 

32 のび太の奇跡の島~アニマルアドベンチャー~(☆0)

死。

すごいんだよ。まずドラえもんがどうとか以前に映画として全く面白くない。不朽の名作「モアよドードーよ永遠に」という素材の良さを全力で殺しに掛かっていると思う。以下新宇宙開拓史と同じく箇条書き。

 

〇モアよドードーよ永遠に

風の中のモア、砂の中のドードー、みんなどこへ行った、見送られることもなく。至上の原作を誰も覚えていない、スタッフは虚空ばかり見てる。

 

〇ダッケストーリー

一応タイムパラドックスネタなのに、最初から「のび助=ダッケ」と観客に明かし、最後にのび太にも明かす時点で面白くしようとする気が全くないのだと思う。そしてとってつけたようなタイムルームネタに走ってるのが気になった。「モアよドードーよ永遠に」はどこに行ったのかな?お出かけしちゃったかな?

 

〇原住民たち

君たちは何のために存在したのかな。ドラえもんたちをコスプレさせてゲストを水増ししたかったのかな。

 

〇悪者たち

ケツァルコアトルも絶滅動物なのにどうしてロボットなんですか。「ゴールデンヘラクレスはどこだ」という台詞がマヌケだよね。

 

〇ゴールデンヘラクレスオオカブトとか

ぼくたちはぜつめつどうぶつのはなしをみにきたのだ。こんなかぶとむしなんかみたくないのだ。ぜつめつどうぶつのはなしをしてほしいのだ。

 

〇クライマックスのボス戦らしき何か

なんですかアレは。アレなんですか。アレで盛り上がると思ったんですか。何をしたかったんですか。納期に追われてたんですか。偉い人の指示ですか。マフィアに脅迫されてたんですか。それなら仕方ないですね。

 

〇まとめ

どこを切っても駄作中の駄作。ドラ映画がどうという次元ではなく、映画としてダメ。ストーリーのコアが迷子。絶滅動物という看板に偽りありまくりのカブトムシストーリー。謎にごり押されるパパダッケと不要な原住民。そもそもゴールデンヘラクレスとかに支配される謎の島。ぶっちゃけ絶滅動物の話だけだったら雲の王国のほうが万倍よかったわ。何がしたかったの?マジで何がしたかったの?わたしはかなしい。

 

40 のび太の新恐竜(☆1)

おいピー助をどこにやった正直に言え(血涙)

キューミューのあざといデザインとネットでの酷評が怖くてなかなか見る勇気がなかったのですがバンジージャンプ飛ぶ勢いで何とか見ました。予想通り命綱が切れて死にました。

 

映画単体としては「そんなもんじゃないの」と思うのですが、この映画の罪深さは「新恐竜」と銘打った癖にピー助とバンホーさんを同時に殺したところです。あのピー助のシーン、挿入した意図が全く不明なのですが「ここでピー助を出しとけば旧作ファンは喜ぶだろう(とお偉い方のゴリ押しで急遽挿入したのかと思うほど雑な登場)」という安易なものであるなら安易であるとしか言いようがない。「新恐竜」なんだから「新恐竜」の話をしようよ。あそこでピー助をチラ見せすることで「化石のまま生まれなかったピー助の可能性」を出して「ピー助はこの世にいませんよ」とアピールしているように見えた。パラレルワールドを演出したいならもっとパラレルワールドの話をしよう。ピー助はあの世界では生まれなかった、いいね?

 

そして「隕石衝突で滅ぶ予定の恐竜を救う」という終盤のストーリーは完全に「竜の騎士」で「ここでしっかりやったから、これ以降竜の騎士のリメイクはしませんよ」と言ってるように見えた。この後竜の騎士リメイクしたらちびっ子は「あれ、新恐竜では隕石衝突のときドラえもんキューとミューと一緒にいたのでは」と混乱するだろう。そもそも同じようなことがやりたかったら別に隕石衝突でなくても天変地異レベルの災害で構わないのではないか。

 

そもそもこの映画監督と脚本家、インタビューで「ドラえもんの恐竜と言えばのび太の恐竜と恐竜2006ですよね」*1とか言って竜の騎士をなかったことにしてるのが度し難い。そのくせ終盤のプロット完全に竜の騎士じゃねーか!!!!!ちゃんとインタビューでも「竜の騎士からインスパイアしました!」って言えよ!!!!!!Wikipediaだと「恐竜にスポットを当てたのは通算3作目」っていう*2記述が残っちゃってるよ!!!!ねえ竜の騎士どこ行ったの???ぼくらのバンホーさんどこ行ったの???恐竜人はみんななかったことにされたの????

 

この辺のインタビューの迂闊さも相まって、この作品は「ピー助とバンホーさん含め恐竜人を殺すために作られた作品」と見ようと思えば見ようと思えてしまうのがもうダメ。インタビューの記事書いた人も含めて何故竜の騎士の話を一切しないのか。バンホーさんに何の恨みがあるのか。

 

「新恐竜」なら「新恐竜」の話しろよ!!!恐竜と竜の騎士の骨格残すなよ!!!目でピーナッツとかナウマンゾウのうんことか恐竜を助けるとかそういうのナシにしろよ!!!ちゃんと「新しい」ストーリーにしてくれよ!!!!

 

キューミューのあざとさや科学的なおかしさ、変な根性論に無理矢理感動させようとしてる脚本の話は他の人がしてるのでしません。個人的に病気のシーンは「またお母さん向けに感動させようとしてる(おおかみこどものパクリじゃね)」と思って真顔になりました。あと予告でのび太が悪い邦画の宣伝みたいなことさせられてるのも嫌でした。細かく書くと2ページくらいになるのでもう書きません。映画単体じゃなくて映画周辺がドラ映画というブランドに敬意を払ってない。だから映画としてはいいと思うけど、これはドラ映画じゃない。ドラえもんを使った何かの宣伝なんだろう。クソが。

 

次回

もうちょい続くんじゃ。