あのにますトライバル

ぶっちゃけ増田とかのことしかもう書いていない。

環境に配慮した作品についての思い出

環境に配慮した商品を何とかかんとかで騒いでいるなぁと思ったので、個人的になんか思ってることをメモしておく。騒動の直接の見解ではありません。


思ってるのは「90年代あたりに熱狂的な環境ブームがあったよね」ということ。と言うのも自分がちょうど小学校とかそこらへんのころ、やたらと「自然保護」「地球を大事に」的なコンテンツがあったなぁと思ったからです。


多分その辺幼少期を過ごした人なら大体通っている道が「ドラえもんのび太のアニマル惑星」「ドラえもんのび太の雲の王国」だと思うのです。

 

映画ドラえもん のび太と雲の王国
 

 

アニマル惑星は科学が発展していてクリーンなエネルギーで生活しているとかママが環境問題について勉強している、とか。雲の王国はもっと露骨に「環境守らないと滅ぼすぞ」みたいなことになってる。

 

その他にも「ドラえもん」には「サイラン液でサケをもどそう」「ドンジャラ村のホイ」「モアよドードーよ永遠に」「さらばキー坊」など環境問題に焦点を当てた作品もあって、「サイラン液でサケをもどそう」は確か優秀な作品として文化庁から表彰されていた記憶。サイラン液は確かに後半の川をキレイにというメッセージ性も大事だけどこの作品のキモは小林製薬が出してそうなコジツケールだということは言うまでもない。


余談だけどここで上げた作品から2つが映画化され、個人的に1つは記憶に残らないレベルでもうひとつは酷すぎて記憶に残るレベルのアレだったので次はドンジャラ村のホイ君とか映画にしたらどうなのかなぁ、とか。いやいけるっしょドンジャラ村の大長編。今風のキャラデザになったホイ君。地獄だ。


話を戻すと当時のちびっこはドラえもんを通して「環境問題」を感じていたと思う。その他にも「ときめきソーラーくるまによん」とかあったし、毎回「僕らは未来の地球っ子とってもすてきな星だから」とEDテーマで歌っていたし。


他にも覚えているのが当時「学研の科学」をずっと購読していたのだけど、夏休みの自由研究に「酸性雨調査キット」がよくついてきた。そして冬休みは「牛乳パックで再生紙年賀状キット」。当時は「環境に配慮して再生紙年賀状とかしゃらくせぇ」と思っていたけど、普通に考えたら「紙の製造過程を体験」というのが十分な体験だよなぁ。ただ当時の表現で「森林を守るために再生紙を作るのよ!」みたいなのはなんか違うと思っていたので、エコをおまけに「年賀状が自分で作れる!」という体験を前面にしていればそんなこと思わなかったのかもしれない。


とにかくその時代の子供向けコンテンツにはよく「自然と環境」の項目があって、「酸性雨とはなんですか」「オゾンホールとはなんですか」「北極の氷がなくなるってホント?」みたいなのが溢れていました。スーパーの入口にリサイクルボックスが設置されたのもその辺だったような気がする。当時よく「天ぷら油を下水に流すと風呂桶200杯の水でキレイにしなくてはいけない」みたいな絵を見たものである。


子供向けコンテンツといえば環境問題を扱ったアニメもありました。たまに見ていた記憶があるけど、子供心に「露骨だなぁ」と思っていた記憶があります。今となってはかなりやっつけてる感じのキャラデザが結構嫌いじゃない。

 

地球SOS それいけコロリン - Wikipedia


環境アニメの記憶と言えばこっちは1話だけ見て「なんか違うな」と結局見なかった記憶がある。だから詳細はよくわからないけどそういうアニメだったんだろうなとは思う。

 

地球少女アルジュナ - Wikipedia

 

あと環境についての思い出と言えば、当時ガキだったので「超おもしろ」「クイズ」という言葉に釣られてこんな本を買ってもらったのですが、それがまぁなんと言うか「やられた!」と思ったものです。

 

 

「クイズ」と言いながら「南極の上にある穴をなんと言う?」とか「地球温暖化を防ぐためにあなたができることは?」という内容。当時「頭の体操」みたいなクイズを予想していたガキは落胆。それでも最後までちゃんと読んで、最後の「クイズ」に真面目に取り組んだ。

 

それはクイズというより「環境に優しいか診断」みたいなもので、朝起きてから寝るまでの行動で何点かというもの。ガキなのでちゃんとやった。「かんきょうにやさしい」答えを何となく知っていたので正しいものを選んでいった。結果は5段階のうち上から2番目。「環境のことは考えているけど、もう少し環境のためになる行動をしよう!」というものだった。じゃあ当時のガキがチェックされた「環境的に間違っている行動」というのが「紅茶はティーバッグを使う」というもの。ティーバッグの紙が漂白されてて薬剤が使われてるんだと。この行為のみで「おめーは環境的に満点じゃねぇよべーだ!」と言われた気がしてなんかムッとしたのを覚えている。


今自分が親の立場で子供が「うちはティーバッグ使ってるから環境的に満点じゃないね!今度から急須に茶葉で入れましょう!」とか言ってきたら「ふざけんじゃねえ」とか言ってしまいそうだ。誰がその急須を洗うのだその分かかる洗剤だって十分環境破壊だぞコルァってなる。そもそも満点だけが素晴らしいという結果が今となってはどうかとも思う。


ちなみにこの診断の1番下のランクになると「ちょっと君、朝布団から出ないでくれないかな?君が行動しないほうが地球のためになるし、布団の中で君も反省できるしね」というようなことが書いてあり、個人的に環境的に意識高い人はそんなことを思ってるんだなぁと思ってなんだかなぁと当時思ったものでした。寄り添う、じゃなくて「環境的にダメな人は排除する」みたいなものを感じて今でもグレタさん的なものはちょっと苦手です。取り組みは悪いものではないとわかってるけど、「配慮できない人は朝布団から出ないでくれないかな?」という言葉が今でも棘のように引っかかっている。

 

まぁ何かと言えば、「雲の王国」では密猟者を単なる悪者としていたけど、もう少し時代が進んで「密猟者も生活するために密猟をしていたのでは」と踏み込めるようになったのかなぁと思うのです。環境に悪い暮らしをしている人達が本当に邪悪な心や無知で行動しているのか。世界は複雑になったのだなぁ。


最後に「環境問題を当時扱っていたコンテンツ」と言えばという映画を紹介します。石油コンビナートを建設しようとする資本家と戦う人の話です。環境問題はみんなでかんがえないといけませんね。おしまい。

 

沈黙の要塞(字幕版)

沈黙の要塞(字幕版)

  • 発売日: 2015/03/15
  • メディア: Prime Video