わりと密な2020上半期増田アワード20選
半年前の増田アワードで「次回はオリンピック直前スペシャルかな?」とか言っておいて誰もこの状況は予想してなかったよねーという感じで今回もお届けします。いろんなアワードやってるので選考基準がわかりにくいのですが、このアワードでは「個人的に読んだ瞬間何か強い感情の揺さぶりを感じたり後で読みたいと思った増田」を選んでます。ブクマ数などは一切考慮していません。それではどうぞ。
ラルラリラ賞
評)風俗のことについて語ると人は詩人になるという話があったけど、米津玄師のことを語らせても人は何かになるんじゃないかと最近思ってる。
25分×4回賞
評)知の財産は本当に素敵。先に解説本を読む是非があったけど、増田にある通り原典が難解だったり長かったりする場合は先に解説を読んでから読んだ方が理解度が高まると思う。
優しさ賞
評)優しさが溢れている増田。昔介護施設の職員から「よく家に帰りたいって泣く方がいるけれど、あれは幼かった頃の家に帰りたいということなのね。記憶が子供の頃に戻ってしまって、気がついたら知らないところにいるという感じなのよ」という話を伺うことがあり、この手の話には哀愁と少しの恐怖を感じている。徘徊されている方は昔の記憶の中の家を必死に探しているのかもしれない。
エロの探究者賞
評)恒例の謎性癖増田なんだけど、「〇〇に興奮する」ではないのがポイント高い。手間はかかるけど、無限大の可能性のある方法だと思うと夢が広がる気もする。
フィットネス賞
評)わかりやすい達成感で読んでいて気持ちよくなる。適度に体に負荷をかけ続けるといいということだろうか。「筋肉は裏切らない」っていうのはフィジカルよりメンタルだよなぁと思う。
散文賞
評)一度読んだ後に「あれ?」となってもう一度読んで「ん?」となり、何度読んでもまた初めから読みたくなる不思議な増田。
鐘の音が聞こえる賞
評)とりあえず最後まで読んでほしい増田。オチにニヤリとして、「そんな夢見るんだろうか」とか思うけど、そんなことどうでもよくなるくらい時に愛は二人を試してる。
ワールドワイド賞
評)雑なところ含めての完成度の高さに思わずコピペを疑ったけど、軽くググッても出てこないということを3回くらいしている。ちなみに姑娘は若い娘のことだけどいろいろ染まっている人は一瞬何かを思うに違いない。
タイトルが謎賞
評)タイトルが謎すぎる。この中身でどうしてこのタイトルになったんだ。それを抜きにしても、この中身の濃さがいい。途中から登場人物がよくわからなくなるのがまたいい。
さそりアーマー賞
評)こんだけ脈絡ない言葉でわけのわからない空間を生み出すのもいいし、何よりこの増田は「家で何をして楽しむ?」という増田についてるトラバなところが本当にポイント高くてこれぞ「さそりアーマー効果*1」だなぁ。いろいろ言語化したらひと記事かけそうなくらい好き。
100日後に死ぬ賞
評)すっかり新型コロナで忘れられた感じするけど、それまで今年前半1番燃えたコンテンツと言えば「100日後に死ぬワニ」で、増田でも大人気だったけど騒動の是非よりこういう訳分からんパロディのほうが面白かったりする。
増田クッキング賞
評)ステイホーム関連の増田の中でもピッカピカに元気をくれる奴。餃子は昔買ったレシピの「キャベツを刻んで予め塩でもんでおく」「醤油と胡椒とごま油」がめちゃくちゃうまくて好き。
面白い読み物賞
評)ここまで出来すぎということは現実ではないだろうし、ある程度盛っているのはわかるけれど、文章の勢いがすごくいい。そういう読み物であると認識して読めばなかなか面白いと思う。
努力賞
評)何でもそうなんだろうけど、目標を立ててコツコツ取り組んで成果が出るっていうのはやってても見ていても気持ちがいいもんだと思う。結果はどうあれ、素晴らしい。
タイトル賞
評)中身も相当濃いのだけど、これはタイトルの勝利だと思う。漏らす系の増田は多いけど、タイトルで光るのは中身も面白いんだと思う。面白い文章はタイトルや書き出しで決まるよなぁ。
文学賞
評)詩としてどっかのホールで朗読しないかなってくらい雰囲気がある。バカみてえ、アホみてえのリフレインが沁みる。ところで名前も知らない女をどうやって家に引き込んで懇ろになったのか、そこも何とか書いてくれないかな。
くだらねぇ賞
評)「新型コロナウイルス関連のワードでAVのタイトル」というくだらない大喜利にくだらないたくさんの回答。個人的に元増田のブコメ欄も合わせて楽しんでほしい。
テイクアウト賞
評)この手の店に文句言う増田はしょっちゅう見かけるんだけど、「昨日までですー」のオチまでつけるのは珍しいと思ったし、読後の後味がスッキリするのがいいと思った。
理不尽賞
評)個人的に今回のナンバーワンをあげたい増田。ノリとしては全盛期の2chのスレみたいで最後に「質問ある?」とかありそうだなと思った。オタ婚増田が面白かった人にはこっちも面白いんじゃないかな。
千鳥賞
評)何で千鳥賞なのか。最後まで読んでもう一度最初から読んだらもう千鳥でしか脳内再生できない。この店員はきっと変な名前でお辞儀の仕方もおかしいに違いない。
まとめ
今回は超真面目な増田かど下ネタに走った増田しか選んでいない気がする。20作品のうち下系の増田は7作品と特に下ネタばかり選んでいる気がする。何故こんなことになっているのかと言えば、やはり強く心に残りやすいのはそういう話だからということもあるけど、単にそういう経験を文章にした時点でやはり「強い」のだろうと思う。そんな中でも「全裸ウクレレトランポリン世界大会」がかなりキたけど、純粋に増田アワードとして選ぶなら「中学の時ボコられた増田」かなぁと思うので、上半期ナンバーワンはボコられた増田です。
多分「ピザはどうした」とか「クソデカ羅生門は」「テレワークで春のいぶきを感じた増田は」などいろいろ出てくると思うけど、それは各自で「これはよかったなぁ」と思いだして振り返ってほしいなぁと思います。クソデカ羅生門に関しては増田史に残るムーブメントになったけど、増田として面白いかと言われたら上に上げた増田には及ばないかなというのが正直なところです。
さて、下半期はどんな増田に出会えるでしょうか。次回は「上半期不安になる」でお会いしましょう。今回はおしまい。
他の増田アワードはこちらから
*1:増田単体で見るのではなく、他増田のトラバであるということが面白さを引き出す効果。何故さそりアーマーなのかは過去記事を参照