あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

大晦日の雑感

〇大晦日である。2017年が終わるわけである。

 

〇今年は特に後半からいろいろ生活環境が変わって、ブログなどの長文を書く機会がなくなってしまった。映画感想も(モチベーション的に)なかなか書けず、最近やっと長文を書く体力が戻ってきた感じがする。もちろん映画も見てるしいろいろ書きたいことはあるのだが……という感じ。来年もこのくらいのペースになるだろうけど、できることだけやろうかなと思う。義務を感じてしまったらこの世界はおしまいだ。

 

〇今のところガッツリと書きたいのは「おそ松さん2期は本当に失速したのか」あたりだろうか。メインとしては「2期が失速ではなく1期の盛り上がりが異常」説を推したい。そして副次的要素として「2期1話でメイン層だった夢系松女子をダイレクトにdisった」「2期のノリが赤塚イズム満載でコンテクストが共有できていない」を追加したい。チバテレの平成おそ松くん再放送をほぼ全話見たけど、文脈が共有できないギャグというのはなかなか難しいんじゃないかなとか思うわけで。トト子ちゃんが「マンモスうれピー」を連呼してるけどわかる人じゃないとわかんないよね。1期でも確実に輸血袋のシーンは後世で「何コレ?」と言われると思ってる。

 

〇あと反出生主義なるものが増田で流行ったみたいだけど、「~な時点で明白」「直情的な反論は議論に値しない」みたいなところで詭弁のガイドラインぽいなーと思ったらそう思ってる人も結構いて少し安心。競技ディベートというなら話は別だけど、要は「私はあなたの話なんか聞くつもりはありません」ということだからね……直情的だろうが何だろうが意見は意見なんだから聞かなきゃねぇ。

 

〇年始もブログはわかんないけど増田はできるだけ読んでいこうと思う。久しぶりにスマホのブラウザから読んだらスパムだらけでびっくりした。あとコンパクトな増田でNGにしている連投安倍政権なんとかさんも大量でびっくりした。ううむ、拡張なしで増田を楽しむのは根気が必要だな……。

 

〇最近は「惑星ソラリス」にハマっている。100分de名著で取り上げられたのをきっかけに原作を読んで、もう一度タルコフスキー版に挑戦した。前半はしっかり見れたけど、後半で力尽きた……図書館のあたりで辛くなって、液体酸素のあたりは飛び飛びで、気が付いたら置手紙していた感じ。原作は全部飽きずに楽しく読めたけどなぁ。最初にタルコフスキー版を見たときにスルーしてたバートンの供述のくだりあたりがすごく楽しかった。セットで「2001年宇宙の旅」も見直してみたら、同じような内容なのにキューブリックの映像美で結構楽しませてもらった。難解なことには変わりないけど……。そんで『フィフネルの宇宙服』の元ネタなの今回見返してわかったのは大収穫。

 


フィフネルの宇宙服

 

〇年始はキングスマン2絶対見に行く。

 

〇そんなわけで今年はおしまい。また来年どうぞよろしくお願いします。ガキ使を見なくちゃいけないのでよいお年を。