あのにますトライバル

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長時間労働に対する思考メモ

長時間労働パート】

長時間労働の規制は何故行われるのか。

電通事件みたいにムチャしやがる管理体制が問題になったから。

 

・一律で規制するのは何故か。

→みんなでいっせーのでやらないと言うこと聞く気配がないから。

 

・一律規制は多様な働き方でなくなるのでは。

→まずは最低ラインに皆を立たせないと好き勝手すぎて制御できない段階なのでは。ある程度の共通見解がまとまって初めて多様性というのが生きてくる。

 

発達障害パート】

ADHD傾向の人には長時間労働を許すべきか。

→一回いっせーので規制して、それでもダメならという形ならどうか。やってみないと正直わからない。意外と順応するかもしれないし、やっぱりダメかもしれない。

 

・行動のムラ傾向をどこまで許容するべきか。

→それはマネジメントする人の腕次第としか。特性(得意なことという意味じゃないよ)にあった業種は必ずあるし、それは本人も努力して探さないと難しい。これはADHDに限らずどんな人でも一緒。向き不向きという選択肢をもっといろんな人が受け止められるようにしたほうがいい。

 

・そもそもどうやってADHDだから許せとなるのか。

発達障害という言葉は認知されてきたけれど、それがどのような特性があるのか理解している人はほとんどいないだろうし、ただのズボラを「私ってADHDだから片づけ苦手で~」みたいに言い訳にしているファッションADHDもいるっちゃいる。これはうつ病の認知と一緒で過渡期だから仕方ないのだろうが、やはり専門機関で診断を貰うことが最低条件になってもらいたい。かと言っても専門機関も全然充実していないし、「ADHDまではいかないけどグレーゾーン」というのが存在するのも悩ましい。

 

・今回の騒動はハードとソフトのすれ違い。

長時間労働がひどいから法規制しましょうというのは大まかな入れ物の問題の話で、ADHDだから様々な労働環境を認めてくれよ、というのは個々のケースの問題。これをごっちゃにするからよくない。同じレイヤーで話せば互いに「そうじゃない人もいる」の大合唱になるに決まっている。

 

・じゃあどうすればよいのか。

→大前提として世間での発達障害の認知度と万全な対策が普及することが一番。「こういうことは困るので避けてほしい」「こうすれば出来るのでこうしてほしい」みたいな柔軟な対応さえあれば何とかなる人はかなり多いと思うのだけれど……長時間労働の是正より大変だぞこれ。

 

・どうしよう。

→どうすれば発達障害の認知度が高まるのか考えたけど、テレビドラマにしても変にいじられて「感動!」とかになりそうだし当事者が訴えても「何か言ってらあ」くらいにしかならないし、多分現状だと特効薬はない。「有名人は発達障害!」というのも偏ったイメージだし、おおよその発達障害は大体キラキラしてないぞ……そうか、全体でキラキラを過度に求めるのが全ての間違いの始まりなのではないか。みんなでサンドスターでフレンズ化するしかない。けものはいてものけものはいない。ほんとのあいがここにある。