「スパム」と「初心者」の横行で何も信じられない世界
ぶっちゃけ、本当に最近のはてブはスパムだらけだと思う。謎のタイトル冒頭コピペ集団はいるし、相変わらずどうでもいい宣伝みたいな記事が「参考になりました!」みたいな感じでホッテントリで上がってくるし、ちょっと「はてなブックマーク」で検索してみたらすぐにこんな記事が出てくるし。
(アカン) / “はてなブックマークを10個つけます!|人を動かす文章添削・文章作成代行サービス 校正/Brush up service for Japanese language document: correction, p…” https://t.co/vj3fDUuhyy
— 霧夢むぅ (@mumumumine) 2015, 11月 23
例えば上のURLみたいなのは立派にスパムだと判断できるし即通報案件なんだけど、本当に右も左もわからなくて「おじちゃんがお金あげるからブクマしてきてごらん」って言われて知らずにブクマしまくってる人もいるらしい。それでスパムって言われたら「知らないでやっていたことだ! 運営のせいだ!」って怒るわけだし、どうすりゃいいんだろう。
極端な話、コンビニで万引きしてる人がいたら店員に通報するか、直接止めるよね。そこで犯人から「お金と引き換えに物を交換するなんて知らなかった、もっと優しく教えてくれればよかった、会計という言葉がわかりにくいし明記しておかないコンビニが悪い」とか言い始めたら「お前は何を言っているんだ」状態になると思うし、それで逆恨みされたらたまったもんじゃない。せめて「初めて来た店だからレジの場所がわかりにくい」くらいならわかる。だけどわからないからって、勝手に品物を持って行ってはいけないよ。
多分「スパム叩きだの初心者いじめをするな!!」って声を上げるなら、粛々と皆がひとかけらでも怪しいと思ったら簡単にスパム報告をするまでだと思うのね。多分「互助会」っていう言葉が「いじめ」とか「暴走族」みたいにふわっとしたものだから良くないんだと思う。もう「マッチポンプ」とか「スパム」って言っちゃっていいんじゃないだろうか。
さくっと通報。さくっと凍結。これしか未来が見えない。「そうですね」「おやくだちです」「勉強になりました」という言葉の向こうに、果たして本当に人間が存在するのか判断できない。意思疎通ができているようで、実際この端末の向こうは中国語の部屋*1になっているんじゃないだろうか。言葉を信用できないこの世の煉獄。もう何も信じられない。