あのにますトライバル

君の気持ちは君の中でだけ育てていけ。

りんご野郎の箇条書き的反省の話

 もうりんごはしばらくいいよ。

 

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○あっちの記事にも書いたけど、「初心者枠」の設定が当初の予想と違ったのが最大の誤算。真面目に「初心者です」っていう人のほうがエモいし文章も安定している。何度選んでも初心者枠に偏ったので最終的に取っ払ってしまった。

 

○思うに、「昔小説を書いたことがある」というのはやっぱり中学生とか高校生のころの記憶で、そのままの文体を思い出しながら書こうとするとやっぱり「いい大人」の文章にはかなわないのかもしれないと思った。よく言えばピュア、悪く言えば視野が狭い。その狭い視野を印象的に書けるかって言うと結構難しい。そんな狭間の文章を書いていきたい。

 

○お題を「りんご」にしたけど、この果物の意味するところがあまりにも広くて面白かった。秋の味覚とか風邪を引いたときの医者いらずにはじまって、「創世記」の楽園追放エピソードに欠かせない知恵の実だったり、真っ赤な毒入り果実だったり怪しい側面を魅せることもある。また話題に事欠かないiPhoneでおなじみのあの会社の名前だったり物語の小道具に象徴的に使われたりもする。最終的に「りんごって何なんだよ!」ってりんごに八つ当たりしそうになった。りんごの気持ちも知らないけれど。

 

○今回言いだしっぺということで企画をまとめてみたけれど、あちこちで「ぜろすけ」の名前が使われていることが自分の中では一番自分を見つめるいい機会になったかもしれない。もともと「zeromoon」のidの通り、最初は「零月」だった。これはこの名前を考えるときに本格的に始めた「お月様は0点」というブログタイトルから持ってきている。そこから親しみやすく「ぜろっき」になった。それからしばらくはTwitterからアイコンにしている「のりまき」を名乗っていた。今でもTwitterから知っている人からは「のりまき」さんなのである。このブログでも最初は「のりぜろ」を名乗っていた。でも「のりまき」はのりまきであって、中の人ではない。このブログが大きくなっていくにつれて「のりまきの中の人」を意識する必要が出てきたので「ぜろすけ」になった次第である。だからあちこちで「ぜろすけ」という名前を見ると「普段名字で呼ばれてるけど気になる男の子に名前で呼んでもらった気持ち」みたいになって変な感じだ。個人的には中の人なんかいなくて、のりまきのお面をかぶった人がいるみたいな感じがいいです。素顔などとうの昔に捨てた、みたいな。

 

○作品合評みたいなことは何度もやってきたつもりだったけど、真面目に50作品近くを数日で読み込むのはやったことないし最初は軽い気持ちで始めたけど予想外に精神力を消耗した。でもマラソンランナーが「とっても楽しい42.195kmでした」みたいな感じなので問題ナッシングです。作品感想記事のまとめもあるので、是非みなさんも「感想書き」にチャレンジしてください。

 

○宣伝がてら書いた「金魚姫」ですが、若干エモ成分はきつめですが単純にレトリックと言葉遊びの集合体なので謎解きしてやってください。そして感想ください。この企画の感想とか「金魚姫」の感想とかもらえると一番うれしいです。まじで。

 

○30秒で考えたブログの英タイトルなんだけど、やっぱりわかりにくいからタイトルを変えよう。今のところ「短編小説の集い『のべすた!』」にするか「本日の小説会場はここですか」くらいしか思い浮かばないから次の告知までに考えておきます。とりあえず「はてなっぽい独自キーワード」「小説というワードが欲しい」という縛りで今のところ考えています。何かロゴも必要かなと思っているのでぼちぼち作ろうと思います。全部次の告知までやっておきます。時間はたっぷりある。

 

はてな以外からも参加者募ってもいいかな? しばらく様子見だなぁ。

 

○とりあえずみんなが楽しんでくれたなら一番だ。

 

○もうしばらくりんごはいいよ。みかんを食べよう。