さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

よくわからない増田について適当に考えてみた

 何書いてあるかよくわからない増田を何が書いてあるかわかるくらいに直してみました。基本的に原文を使用していますが、適宜主語や助詞などを補っています。

 

anond.hatelabo.jp

 

例のニュースで女性にぶつかる理由を理解できない人がたくさんいることにビックリした。動機は怨恨だけど、怨恨じゃないんだよ、

 

イケてる奴みたいに女に相手にされた事がないから女が憎いけど、イケてないオタクみたいに「俺非リア充w」「童貞だからw」って開き直れずリア充にも非リア充にもなりきれなくて、どうしていいかわからなくなってぶつかるんだよ。

 

モテなくても何か打ち込むことがあれば、そもそもモテないなんて結構どうでもいいんだよ。そこに居場所があって、オタクにはオタクの仲間が、イケてる奴にはイケてる奴の仲間がいる。けど、どこにも分類されない奴は、自分の仲間がいない。

 

アウトプットが同じに見えて、思考プロセスによってそいつの人間性はまったく違うこともある。こいつは女に怨恨があるからぶつかってるんじゃなくて、どうしたらいいかわからないからぶつかってる。結果は同じだけど、思考のプロセスが違う。誰にもわかってもらえないからぶつかるんだよ。


以上、彼みたいに実行には移さなかったけど、何度も言葉にできない気持ちから女にぶつかりたいと思った事のある俺からでした。

 

 この増田が読みにくいと言われたのにはたくさん理由があります。

 

〇主張自体が一般的に理解しがたい

 この増田の言うことをそのまま受け取るなら「女性が憎いけどどうしたらいいかわからなくて危害を加える」ということらしいです。そしてその逆説的な行為に対しての言及はありません。ただ「どうしたらよいかわからない」ということ一点がぶつかる理由なのだそうです。これでは「どうしたらよいかわからないならぶつからなければよいのではないか」という受け取り方をされても仕方ないと思われます。

 

〇動画の男性と書き手自身を混同している

 「この男性のことは理解できる、何故なら自分は~」という語り口で自身の話をするのであればまだわかりやすいのだが、この増田は何度も「コイツは~に違いない」と何故か動画の男性のことを自分自身の生き写しのように語っています。これでは「実はこの動画の男性が書き手なのでは」と誤解を与えてしまいますし、何故見ず知らずの他人の行為を断定できるのかと読んでいて不安になります。

 

〇例示が不適切

 「痴漢のステレオタイプ」の例示が増田の中では自明なんだろうけど、おそらくステレオタイプでもなんでもなく増田の思い込みで例示を出したので全然伝わらない文章になってしまった。インスタとニュースのコメントも例示がない方が話がわかりやすい。

 

〇全てが書き手の主観で語られている

 この増田で不安になるのが「他人の行動についての考察」のはずなのにその思考全てが増田の主観で、例示すら「お前の中ではそうなんだろう、お前の中ではな」にすぎないものになっているところ。主観と客観が全く切り分けられてないのに他人の行動について述べているのが怖い。他人と自分の区別がついてなさそうで怖い。「ただいま」って話しかけたら「(帰ってきたら空腹に違いない=→そう言えばお腹すいたね→この前食べたオムライスおいしかった→また食べたい)今度はふわとろの奴ね」って返ってくるみたいな意思疎通の困難さを感じる。

 

〇「えーと」「あー」に相当する部分が多すぎる。

 例えば「な?」とか「けど」「違う」など主張に関係のない言葉がかなり多い。口頭で言うならば「えーと」に相当するものなんだけど、これがただでさえわかりにくい増田の主張を完全に闇に塗りつぶしている。ここに相当する部分や重複する表現を削ったのが上記の要約版なんだけど、大事なキーワードだけならまだわかりやすいんだよな。無駄に字数が多けりゃいいってもんじゃあない。もしかしたら音声入力で書かれたのかな? それなら納得だな。

 

 文章についてだけ思ったことを書きだしました。彼の主張自体は「お前の中ではそうなんだろ」の域を出ないのでここでは特に考えないことにします。ただ文章の書き方から「お前も俺も目を見つめるだけで100%分かり合えるに違いない」という感じが出ているのでその辺を何とかしたほうが何者にもなれない増田を救うんじゃないかとか思いました。なんか不安なので終わり。