さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

怒りやすい人とかに関する雑感

 これについて思うことを少し。体調があまりよくない。 

 

怒りやすい人は「自分が被害にあった事実しか見えてない」イラストに共感する人と怒りたがる人たち - Togetterまとめ

ツイート単体は「よくあるよねー」くらいの話なのにリプ欄が思いのほか地獄だった。

2017/11/07 07:12

 

〇まず大部分の人が「レストランで店員に水をこぼされたら怒るに決まっている」というコメントをしているが、ここから前提が違っていて、おそらくさわぐちさんは「相手の過失の例」として「店員が水をこぼす」という事象を取り上げただけのような気がする。だから要旨としては「相手の過失に対して過失しか見ないのではなく、過失の原因も考えられるようにしようね」ということなのだと思う。それだけなら何のことはない。至って普通のことである。ドヤァも糞もなく、ただただ当たり前のことである。

 

〇ドヤァと見える原因は、実はさわぐちさん本人に原因があるのではなく、さわぐちさんのツイートを見て「その通りです!」「さすが良いこと言いますね!」みたいなコメントのせいだと思っている。これはいわゆる白ハゲ漫画とか互助会の仕組みと一緒なんだけど、表現自体は「掃除をしたらきれいになりますね」くらいの当たり前なことなんだけど、それをやたらとヨイショすることで変なことになっていくということなんじゃないかと思う。「掃除をしたらきれいになるのは当たり前じゃん、何言ってんの」という人もいるのが当たり前。特に白ハゲ漫画と呼ばれるものは「列の割り込みをしない」「相手の悪口を言わない」など小学生レベルのマナーを訴えるものも目立ち、そのせいで好まれないというところもあると思う。互助会の記事に至っては……何も言うまい。

 

〇で、本題の「レストランで店員に水をこぼされたら怒ってもいいか」というところだけど、1年に1回は外食でオーダーミスや注文忘れに遭遇している身から言えば「そんなことで怒っていたら身が持たない」というところはある。怒るかどうかを決めるのは過失ではなく、加害者の態度で決めているところはある。昔本当に店員に水をこぼされて服を濡らされたことがあったが、その後店長がすっ飛んできて申し訳ございません申し訳ございませんとなったので怒りはしなかった。相手が過失を認めているのに怒るのはよくない。無駄なエネルギーは使いたくない。

 

〇外食関係で本気でクレーム入れたのは某ファミレス。料理に不備があるっぽかったのでとりあえず厨房に確認をとってもらうだけでよかったのだけど、何も言わず料理を下げられてその食べかけの料理を了承なく(ここ大事)再調理して「これでいいですか?」と持ってきた……流石に会計時に店長を呼んで状況報告。料理の不備はどうでもよくて、ただひたすら店員の対応および態度が悪かったことを言っておわり。基本的に接客言葉が出来ていなかったし、対応中もずっとブスっとしていたから(これも結構大事)多分入って日の浅いバイトだったんだろうなーなどと思う。怒りよりも、店長も教育大変だなーという気持ちの方が強かった。その後割引券か何かもらったような気がするけど、あんまり覚えていない。

 

〇調理不備と言えば別のファミレスでハンバーグ生焼けに遭遇したことがあった。その時は即作り直し&お詫びのミニパフェを貰った。こういうのって店員の裁量で全てが決まるんだなぁと思った。あとパリに行ったとき「スパイシービーフ」というメニューがあったから「香草付きのステーキか何かかな」と思って注文したらスパイスが混ざった生の牛ひき肉が出てきて、世界は広いなぁとも思った。そこのカフェの店員のお兄さんの英語がマジでカッコよかったのを覚えている。スパイシービーフはまぁまぁおいしかったけど、日本人にはちょっと辛い味だった。添え物のサラダとコーヒーはうまかった。

 

〇怒る気をなくしたオーダーミスもある。某カフェでカレーのセットを注文。店内が混んでいたから店員もテンパっていたのだろうことは察することが出来る。「カレーのセットひとつ」「種類をABからお選びください」「Aカレーで」「ご飯は白米と玄米どちらにしますか」「玄米で」「ドリンクはつけますか」「はい、えーっと(どれにしようかな)」「お会計は〇〇円(ドリンク抜きの値段)です」「いや、ドリンクもつけます」「大変失礼しました」などという焦ったやりとりの最中、後ろで「玄米ラストですー」「玄米ラスト―」と玄米の品切れを伝えるコール。どうやら自分のカレーで玄米が品切れになったらしい。そして出てきた料理は、Bカレーに玄米。セルフのカフェだったのでテーブルに着いてから気が付いたのだが、今更Aカレーだと言っても玄米はないし、すぐに交換はできないだろう。仕方なくBカレーを食べて帰ってきた。混んでる時は大変だ。

 

〇あとオーダー忘れはしょっちゅう。小学生か中学生のとき、ラーメン屋に家族で言って、一人だけ違うメニューを注文したところ自分のメニューをきれいに忘れられて、「遅いねー」と言ってるうちに他の家族ラーメン完食。ラーメンなので食べるの速いんだよね。あまりにも来ないので店員さんに尋ねると「申し訳ございませんでした!」と気を利かせたのか大盛り気味のラーメンが提供された。みんなが食べ終わったあと、一人で大盛り気味のラーメン食べるのはちと気まずいものがあるんやで……。

 

〇オーダー忘れと言えば年越しそば食べにいったときも店内大混雑でオーダー忘れられたなぁ……連れのは来たのに、自分のだけ延々と来ない……良い年忘れになりました。

 

〇最近だと焼き鳥屋でいつまで経っても注文した料理が来ない&何故か隣のテーブルの料理が運ばれてくるという事態に遭遇。どうやらオーダーを取っていたのが新人でテーブル番号が滅茶苦茶になっていたらしい。最終的に料理を持ってきたのが新人ぽいバイトからお店の偉い人になってたし、レシート確認したら食べてないのも会計に含まれていたりして「まぁそういうこともあるよねー」という感じ。

 

〇直近だと御呼ばれで特上の鰻を食べに行ったら隣のテーブルの並のセットが間違えてきちゃったこともある。お重を開けてすぐ気がついてよかった。あと覚えてないけど小さいオーダーミスはしょっちゅうあるし、伝えられるときはなるべく事実だけを伝えるようにしている(「カツカレーが来ましたが頼んだのはカレーうどんです」くらい。)。もう気にしたら負けだと思っている。何回もそういうことを繰り返すと「店員だってときにミスをする」と思ってしまう。それを寛容というのか、諦めというのかはわからない。

 

〇本題に戻ると、さわぐちさんの言いたかった「怒りやすい人」っていうのは「自分の被害のことだけを考える」というより、「成功体験ならぬ失敗体験の少ない人」と見ることもできるかと思う。「全て出来て当たり前」「完璧主義だから出来ないのは認めない」というのを他者にまで反映しているというか、そんな感じ。自分の中では自他の境界のない赤ん坊が思い通りにならないと癇癪を起こすのと一緒だと思っている。で、それが可視化されちゃうのがネットの炎上だと思ってる。「苦労をすると人にやさしくなれる」って言うけど、そういうのとも関係しているのかもしれない。なんにせよ、他人には優しい態度で接していたいものである。