さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

夏祭り七首 ~57577~

 祭囃子が聞こえてくる。縁を求めて縁日を行きかうために。

 

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novelcluster.hatenablog.jp

 

 

赤青黄 シロップこぼした夜の海をひとりじめする二百五十円

 

階段の上で待ってる鼻緒から覗く素足に咲く絆創膏

 

手の平の中で踊れ よんよんと上下に回る水の惑星

 

水槽の外の世界や朝日すら知らないぼくらカラーひよこ

 

白い手を何千本もかき分けてやっと見つけた黄色いミサンガ

 

「目印になるからつけて」と渡されたひやりと重い蛍光腕輪

 

帰り道 何かあるような期待して何もなかった百日紅の前