読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

未だ止まない霜の軋み ~短歌の目・11月の巻~

題詠短歌

 あぁダリぃと言える人とあったまりたい、晩秋の夜。

 

f:id:zeromoon0:20151106140837j:plain

 

tankanome.hateblo.jp

 

1. シチュー

 「おうちには帰れないよ」とばあちゃんが作ったシチューの湯気は偽モノ

 

2. 声

 静寂が鈴のように鳴り響く夜に囁く声ぞ何処に

 

3. 羽

 頭から羽根が生えて飛んでった たんぽぽ畑の一等賞の子

 

4. 信

 信号機 赤から青になるときは黄色は間に挟まないから

 

5. カニ歩き

 銀行で陰から出てくる思惑がカニ歩きをしてたのは何故

 

6. 蘭

 鈴蘭の色を聞かれて「赤」と言う人を信用したのが始まり

 

7. とり肌

 心から身体の芯まで愛してよ とり肌際立つ毛皮を脱いで

 

8. 霜

 公園で氷を割って遊んだ日 未だ止まない霜の軋み

 

9. 末

 「報告書、寝ないで全部書きました」「瑣末なことなど知りたくないわ」

 

10.【枕詞】ひさかたの

 ひさかたの天原ひろく抱き寄せて 凍れる世界をあばいてみたし

 

広告を非表示にする