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さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

この傘でよければ貸してあげようか~短歌の目・6月の巻~

題詠短歌

 青空と湿った空気の匂いが交差するこの頃、いかがお過ごしですか? 今月はテーマを「ショック」にして詠んでいこうと思います。あと今月から副題をつけてみました。

 

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tankanome.hateblo.jp

 

1.青

 真っ青な夢 引き裂いて飲み込んで流れ落ちる温かな血よ


2.梅

 梅の木を桜とはしゃぐ子供らは教科書にて春を習う


3.傘 

「この傘でよければ貸してあげようか」「サンキュー連れに貸してやるから」

 

4.曲がり角

 カーブミラー 導かれて行き着くは知ってるはずの知らない坂道

 

5.しそ

 好きならば好きだと言えしそのくらいわかってやれよ男なんだろ

 

6.紫陽花

 紫陽花をあなたの部屋に飾ります 私は全て知っているから

 

7.つばめ

 お金でも恋でもないけど飛んでいく 自由な夜空のつばめはつばめ

 

8.袖

 羽衣を失くした天女は袖濡らし 祈りの数だけ星が増えてく

 

9. 筍

 筍が苦くて食べられないのなら醤油で煮ると柔らかくなる


10.たらちねの

 たらちねの みどりご抱く御顔に妻の面影 親の喜び

 

 

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