さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

【洒落怖】「危険な好奇心」の話

 実は炎上とか釣りとかに興味を持ったのにはちゃんと理由があるんです。そんな世界の入り口の話をぼちぼちしていこうかなと思います。

 

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 昔から基本的に「お話(特に怪談)」が好きだったので、いろんなサイトで都市伝説や怖い話を集めていました。もちろん「死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?」のサイトには随分お世話になって、2chオカルト板発の怪談にどっぷりつかっていた時期もありました。「猿夢」「くねくね」「ヤマノケ」「マイナスドライバー」などなどひやっとするものを見ているのが好きでした。そしてこんな話を見つけました。よく洒落怖界隈でも「怖い」と評判になる話です。実際怖いですので閲覧は要注意です。

 

危険な好奇心

 

 要は「丑の刻参りを見てしまった小学生が女に逆恨みされて襲われる」という話なのですが、これがシャレにならない。お化けや幽霊と違って、現実に起きてもおかしくないと言うところが「洒落怖」ポイントなのです。

 

 そしてこの手の話にハマりました。「人間関係の怖い話」ということで行き着いた先が人生相談板に生活板、そして子育て関係のキチネタまとめサイト、更に釣りネタ判定まで広がっていったのです。『G県厨』といういろんな意味で伝説になっている話もあるのですが、「合宿所」関係のほうにはあまり行きませんでした。

 

 幽霊やお化けは目に見えないから怖い、というのは理屈でわかるのです。ところが実際に目で確認できるのに、そこにいる人間が何を考えているのか全く分からないと言うのは、似たような意味でやはり怖いものです。

 

 「丑の刻参り」「わら人形」って言葉は聞いたことがあっても実際のところ「聴いたことあるだけ」で終わっている人は多いと思います。そんなわけで一応怖い話解説と言うことで「丑の刻参り」の話をします。

 

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     丑の刻参り - Wikipedia

 

  「呪い」という言葉は「ノロイ」とも読みますが「マジナイ」とも読みます。小学生の時女の子はよく「恋のおまじない」みたいなことをしていたと思います。実はこれも「呪い」の一種です。つまり「超自然の存在に頼って自分の願望をかなえてもらう」っていう点では「丑の刻参り」も今風に言うならば「ライバル女子を蹴落としちゃえ! 恋する乙女のライフハック♪」みたいなものです。

 

 「丑(うし)の刻」っていうのは今の時間でいうと大体午前2時くらいのことを言います。「草木も眠る丑三つ時」という表現がありますね。昔は時刻を表すのに十二支を用いていました。午前0時くらいを子(ね)の刻、午前2時くらいを丑(うし)の刻、というように続けていきました。だから「正に午(うま)の刻」ということで午後0時を「正午」って言います。

 

 代表的なスタイルは白装束で五徳を頭にかぶり、そこにロウソクを三本灯してわら人形を神社の神木に五寸釘で叩きつけると言うものです。現代では相手の写真や髪の毛を一緒に叩きつけるスタイルもあるみたいです。この儀式を丑の刻、1週間から2週間続けます。その間、誰にも現場を見られてはいけません。もし見られてしまうと、相手にかけていた呪いが自分に返ってきてしまうとされているからです。

 

 さてこの呪い、実際に効果はあるのかというと「プラシーボ効果」で相手が呪われていることを知り、勝手に気に病んで「呪いがかなった!」と思い込むという説がある。でも「丑の刻参り」のルールでは「誰にも見られないように秘密に」という掟があるので相手は呪われていることを知らないのではないか? という疑惑が浮かび上がります。

 

 ここから先は個人の見解ですが、「リスクを冒してまで相手を呪いたい!」と思うほど恨みを買う行為って言うのは悪気なく出来ることではないと思うんですよ。略奪愛にしろ相手を蹴落とす裏切りにしろ、まさか呪いの儀式が行われているとは思わなくても恨みを買っていることくらい気づかないふりしているだけで心の奥底では罪悪感を持っているのだと思います。それがどんどん増幅して勝手に自滅するパターンもありかなと思います。それに「呪い殺したい」と思われるような人なら、きっと他の人からも何かしらの恨みを買っているのでしょう。恨みは積もり積もってある日返ってくるのですよ。つまり、人の恨みを買う行為は報復以外にも危険があると言うことです。洒落にならないのはいつも人の情です。

 

 

 

 意外とこういう話のきちんとした感想って話の性質上なかなか見かけなくて、他の人はどう思ってるんだろうと思ったので勝手に「洒落怖解説シリーズ」として「この話の怖い部分はここ!」みたいな記事書きたいなーって思ったので書きました。閲覧注意記事とは別に、動画や画像的な恐ろしさではなく釣り記事のような「じわ怖(文章のレトリックだけで怖がらせる話)」的な話の特集です。怖い話が苦手な人にも興味を持って読めるような内容にしていきたいと思います。最初にあげた話の他に「リゾートバイト」「リアル」「地下の丸穴」や都市伝説妖怪的なものも取り上げようと考えています。

 

 それでは皆さん、恨みには気をつけてお過ごしください。

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