さよならドルバッキー

この世の裏を知ったドルバッキーは世を儚んだ。

題詠短歌

みんなみんなでおんなじ幽霊~短歌の目二期・4月の巻~

明日世界が終わっても短歌。 tankanome.hateblo.jp 1. 皿 明日にはどうやら地球が終わるから大皿いっぱい唐揚げ食べる 2. 幽霊 誰かさんと誰かさんと誰かさんみんなみんなでおんなじ幽霊 3. 入 いつの日か別の誰かが可愛がるクマは箱には入れられなくて 4. …

あなたはどこかで幸せですか~短歌の目二期・2月の巻~

思い出の中で短歌。 tankanome.hateblo.jp 1.洗 この部屋の残存粒子に体温や塵芥までも洗い流すな 2.入 日の入りを見つめる私を見つめてるあなたはどこかで幸せですか 3.鬼 「来年のことを囃すと鬼が来る」「鬼でもいいから会いたいんだよ」 4.チョコ 広告や…

半年後には一面の春~短歌の目二期・1月の巻~

すべりこみ短歌。 tankanome.hateblo.jp 1.編 無意識に三つ編み作る癖が出るときはいつも俯いている 2. かがみ(鏡、鑑も可) 「はやくして!私の分がなくなるわ!」「アンタかガミガミうるさい奴は」 3. もち 緑色した目できっと眺めてるあの子の気もち多分…

今年の残りをラジオで数える~短歌の目二期・12月の巻~

年の瀬に短歌。 tankanome.hateblo.jp 1. おでん デカ鍋をでんと火にのせがんもどき おでんフェアはときどきちくわ 2. 自由 初霜の降りる朝の薄氷を割るも割らぬもからすの自由 3. 忘 喜びと悲しみ煮詰めた鍋の中ぐづぐづ泣いたら忘れておやすみ 4. 指切り …

曇天彩るみぞれの訪れ~短歌の目二期・11月の巻~

知らないうちに短歌。 tankanome.hateblo.jp 1. 本 コロンビア夢見る高層ビルの中六本木ヒルズの灯りは眩しい 2. 手袋 落し物入れの中で震えてる真っ赤な手袋 次の日にはない 3. みぞれ*1 空寒み 花の便りを待ち望む曇天彩るみぞれの訪れ 4. 狐 親指と人差し…

止まっているのは赤とんぼだけ~短歌の目二期・10月の巻~

何も考えずに短歌。 tankanome.hateblo.jp 題詠5首 1. 渋 さよならを言ったそばからあふれ出る涙を隠す渋谷の駅ビル 2. 容 透き通るプラスチックの影の中太陽入りの容器飲み干す 3. テスト 笑ったり泣いたり惚れたり焦ったり未だにテストの終わらぬ私 4. 新…

八十億の夢を見る夜は ~短歌の目二期・9月の巻~

お久しぶり短歌。流れ流れて人は泡沫。 tankanome.hateblo.jp 題詠5首 1. 星 眠らずに旅をしてきた流星の八十億の夢を見る夜は 2. 吹 青から黄から赤色の吹き流し五色の帯に染まれ境界 3. はちみつ カラカラに渇いた喉に流し込む昨日の記憶と林檎と蜂蜜 4. …

夏祭り七首 ~57577~

祭囃子が聞こえてくる。縁を求めて縁日を行きかうために。 novelcluster.hatenablog.jp 赤青黄 シロップこぼした夜の海をひとりじめする二百五十円 階段の上で待ってる鼻緒から覗く素足に咲く絆創膏 手の平の中で踊れ よんよんと上下に回る水の惑星 水槽の外…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 091-100

いよいよ完走。おつかれさまでした。 お題リスト - 題詠blog2014 091:覧 「ほらご覧、お空のお船が流れてく」「救命ボートは積んでるのかな」 092:勝手 「何故泣くの」今は二人で話そうか かんかんカラスの勝手口から 093:印 ヨーグルト味のカレーを食べたか…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 081-090

直感を大事にしました。 お題リスト - 題詠blog2014 081:網 前世から伸びる縁(えにし)を手繰り寄せ再び出会う網の中で 082:チェック 確信を持てない指が動き出す 朝から晩までチェックチェックチェック 083:射 エメラルド色の彼女が言いました「私の彼は射…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 071-080

もう少しなのでお付き合いください。 お題リスト - 題詠blog2014 071:側 側溝に落としたクマのウーちゃんを持ち上げたけどウーちゃんじゃない 072:銘 手土産に銘菓ひと箱携えて山を越えれば戻れぬ空き地 073:谷 「ホームから路上に向けてフルコーラス歌って…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 061-070

実はまだやってたんです、コレ。どうしても「倉」が出来なくて止まっていたんですが、何とか再開します。 お題リスト - 題詠blog2014 061:倉 瑠璃色の歴史の迷路に迷い込む 正倉院に抱かれし夜 062:ショー 「父さんと母さんボクを見ているかい?」火の輪潜り…

とんがり帽子の聖者の行進 ~短歌の目・12月の巻~

今月も参加します。今までとりまとめおつかれさまでした。 tankanome.hateblo.jp 1. ファー ミンク色の肌に包まれ幸せな君の横顔 ファーストレディー 2. 蜜 「首筋を舐めても味はしませんよ」「お前の耳から蜂蜜かける」 3. LED つるつるのLEDに彩られ涙を流…

未だ止まない霜の軋み ~短歌の目・11月の巻~

あぁダリぃと言える人とあったまりたい、晩秋の夜。 tankanome.hateblo.jp 1. シチュー 「おうちには帰れないよ」とばあちゃんが作ったシチューの湯気は偽モノ 2. 声 静寂が鈴のように鳴り響く夜に囁く声ぞ何処に 3. 羽 頭から羽根が生えて飛んでった たんぽ…

偽物じゃない紫の海に ~短歌の目・10月の巻~

よろしくお願いします。テーマは特に考えてません。 tankanome.hateblo.jp 1. 上様 「領収書、宛名の方はどうします?」「上様でいい」「承知しました」 2.まれ ひさかたにおとづれたりしさいわひをまれびととなむ人はいひける 3.ピアノ ゆうちゃんは今日も…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 051-060

過去の題詠企画のお題を借りて詠んでいます。長らく続きがありませんでしたが再開します。 お題リスト - 題詠blog2014 051:たいせつ やってもらうことは57577を守ることです それがたいせつ 052:戒 「出て行って」 訓戒処分の翌朝に焼いた卵はこんなに…

飽きたら紅葉のように落としてー ~短歌の目・9月の巻~

急に秋モードですがこちらは通常営業で参ります。裏テーマは「反転する熱情」です。卯野さんよろしくお願いします。 <a href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/09/01/000000" data-mce-href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/09/01/000000"> 短歌の目第7回9月のお題と投稿一覧です - はてな題詠「短歌の目」</a>tankanome.hateblo.jp 1.一錠 「ありがとう」(これでいいのよ最後ね)と…

日焼けした顔じゃないからわからない ~短歌の目・8月の巻~

あちぃけど参加するでにうむ。よろしくおねがいしまーす。裏テーマは「お盆の時期と時々恐怖」。 短歌の目第6回8月のお題と投稿、怪談短歌です - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hateblo.jp 1.ジャワ アスファルト ジャワと弾ける液体はスズメの涙と気付か…

今月の「短歌の目」反省 7月

恒例の大反省会です。卯野さんお疲れ様です。よろしくお願いします。 短歌の目第5回7月のお題と投稿一覧です - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hateblo.jp 1.手帳ベタベタと付録のシールで汚れてく手帳の黒さは僕に負けない 手帳って使っているうちに黒く…

アイスの味はおんなじなんだよ~短歌の目・7月の巻~

最終日になってしまいましたが頑張ります! 裏テーマは「少年」です。 短歌の目第5回7月のお題と投稿一覧です - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hateblo.jp 1.手帳 ベタベタと付録のシールで汚れてく手帳の黒さは僕に負けない 2.花火 ドラゴンを怖がり隠れ…

今月の「短歌の目」反省 6月

さて今月も自作解題と言うひどい羞恥プレイの時間です。意外とこの脳内解体嫌いじゃないけど。 第4回「短歌の目」6月のお題および投稿作品一覧です - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hateblo.jp 1.青 真っ青な夢 引き裂いて飲み込んで流れ落ちる温かな血よ…

この傘でよければ貸してあげようか~短歌の目・6月の巻~

青空と湿った空気の匂いが交差するこの頃、いかがお過ごしですか? 今月はテーマを「ショック」にして詠んでいこうと思います。あと今月から副題をつけてみました。 第4回「短歌の目」6月のお題および投稿作品一覧です - はてな題詠「短歌の目」tankanome.ha…

5月の「短歌の目」感想集

先月お休みしてしまったみなさんの短歌の感想です。選出基準は「ぱっと心に残ったもの」です。字面と語呂と、あとなんか思ったことがある歌ということです。この辺完全に感覚です。それでは行きます。

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 041-050

過去の題詠短歌企画のお題を借りて詠んでいきます。直感勝負です。 お題リスト - 題詠blog2014 041:一生 言葉すら浮かんでこないこの歌は一生誰にも見えないでしょう 042:尊 我々を救いたまえよ おはしますかしこきお方よ尊き御方よ 043:ヤフー 思い出せ ヤ…

今月の「短歌の目」反省 5月

恒例の短歌の反省で歌の余韻を台無しにするの巻です。今回はテーマを「迷子」に絞ったのでエモエモしさが半端ない感じになってますが、滑稽さも詠みこむことが出来たかなぁというのが全体的な反省です。 第3回「短歌の目」5月のお題および投稿作品一覧です -…

はてな題詠「短歌の目」 5月の巻

恒例の短歌記事です。気軽に楽しんでいってください。今回は勝手に裏テーマとして「迷子」というイメージを織り交ぜております。みんなで行こう夢のネバーランド。 第3回「短歌の目」5月のお題および投稿作品一覧です - はてな題詠「短歌の目」tankanome.hat…

今月の「短歌の目」反省 4月

基本短歌は読みっぱなしが多いのですが、たまには振り返ることも大事。 はてな題詠「短歌の目」 4月の巻 - 無要の葉zeromoon0.hatenablog.jp 1.入 「お帰りはこちら」と指さす夕焼けの入る地平を越えられたかな ファーストインプレッションが「入口」からつ…

はてな題詠「短歌の目」 4月の巻

新年度の目標に「たくさん創作する」*1をひそかに加えたので、情景イメージ描写担当の短歌さんも頑張ってやっていく所存でございます。前回の「情景がわかりやすい歌」をメインに今回は展開していきます。 第2回「短歌の目」4月のお題および投稿作品一覧です…

3月の「短歌の目」感想集

あったかくなってきて暑さ寒さも彼岸までと申します通り気候もだんだん穏やかになってきたと思ったら爆弾低気圧とかやってきて日本はどうなってしまうんでしょうという感じです皆さんご機嫌いかがですか。今月も一首選んでひとこと感想を書いていこうと思い…

今月の「短歌の目」反省

短歌の好きなところはある程度「詠みっぱなし」でもいいかなと思えるところにあると思います。なんとなく自分で「この歌は実はこんな気持ちで詠んだんだー」なんて言うのはちょっと興ざめだなぁとは思うのですが、そうは言っても「この人はこういうのも詠ん…

にゃんこ博士の箇条書き的反省

にゃんにゃんにゃんこのふーぐりはー もっふもっふもっふもっふにゃんにゃんにゃーん。 〇正直モチーフとしての猫を舐めていた。猫幅広すぎ。もふもふにゃんにゃんぬっこぬこになると思ったら、意外と血なまぐさいモチーフとして使われていて感心した。そう…

はてな題詠「短歌の目」 3月の巻

こんちにはこんばんは春ですね。まだ外は冷たい風が吹いていたりアクセスカウンタがバグってたりしているのですが、気持ちだけは穏やかに行きたいですね。短編小説の感想? はい書きます。その前に短歌詠ませてくださいお願いします。 3月の題詠短歌10首およ…

2月の「短歌の目」感想集 - 後編 -

こんにちは。感想集の後編に参りたいと思います。 最近暖かくなってきたような感じがするので嬉しい限りです。リズムに合わせてどんどん行きますよ。 &lt;a href="http://tankanome.hateblo.jp/entry/2015/02/10/181814" data-mce-href="http://tankanome.ha…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 031-040

過去の題詠短歌企画のお題を借りて詠んでいきます。なるべく瞬発力を大事にしていきたいです。短歌は詠み続けるのもひとつ大事だと思います。 お題リスト - 題詠blog2014 031:栗 見てくれと中身は全然別だけど 栗色コートの君は眩しい 032:叩 叩いても叩いて…

2月の「短歌の目」感想集 - 前編 -

こんにちは、白い大地を踏み分けてようこそいらっしゃいました。チョコレートも特に何もありませんがゆっくりしていってください。外は雪で寒かったでしょう、お代はいりません。ただ少し、あなたの心を分けてくれればそれでいいのです。さっき板前さんが南…

「短歌の目」個人的反省

はてな題詠「短歌の目」の企画が盛り上がったようで何よりです。「これを機会に詠んでみよう」という声がたくさん聞こえてきたのも嬉しかったです。そして「何かを表現することは楽しいなぁ」という思いがたくさん広まればそれでいいなぁと思います。主催者…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 021-030

過去の題詠短歌企画のお題を借りて詠んでいきます。この企画では個人的枷として深く考えず一気に詠んでおります。ザ・直感オンリーです。 お題リスト - 題詠blog2014 021:折 折ったなら責任とりなよ最後まで 自尊心と私の純情 022:関東 嘘なんて言うはずない…

はてな題詠「短歌の目」 2月の巻

どうしても短歌っていうと学校で習うせいなのか、難しく考えてしまうところがあります。でも本当はとってもとっても自由な世界だし、日本文学の根幹にほぼ形式を変えずに残っているスバラシイ文化なのです! そんなわけではてなの短歌クラスタを湧かせてくだ…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 011-020

過去の題詠短歌企画のお題を借りて詠んでいきます。なるべく瞬発力を大事にしていきたいです。そしてこれをきっかけにトレンド入りして短歌をみんな詠む明るい未来が待っていることを祈って。 お題リスト - 題詠blog2014 011:錆 茜色 いっぱい吸って「ギイギ…

題詠短歌企画『仮置き倉庫に閉じ込められた』 001-010

卯野抹茶さん(id:macchauno)が行っていた「題詠短歌」が面白そうなので自分もエントリーしました。今年は自分も過去の日記帳から詠んでいこうと思います。よろしかったらお付き合いください。 題詠blog2015

一人百首「ももみそひともじ」について

昔「短歌詠みてー」と思って「どうせなら百首詠もう」と「百行書きたい」のノリでコリコリ詠みためたものがあったのですが、途中で企画倒れになっていたものを一念発起してまとめて公開します。 きっかけは卯野抹茶 さんの短歌記事に触発されたということが…

一人百首「ももみそひともじ」

【序】 気持ちを形にするのがカッコ悪いなんて カッコ悪い奴の台詞だよ。 一人百首「ももみそひともじ」について 【春】 1 「夢よ夢、これは夢よ!」とつぶやいて ホントに夢にしちゃったあの子は 2 陽だまりのプールに顔を突っ込んで 息ができると笑う雪…