短編小説
今日は年に一度のお祭りの日。私は朝からワクワクしていたの。 「ジェニー、お友達と待ち合わせの時間より早いんじゃないの?」 「いいの、一番に行って待ってるから」 ママは心配してくれたけど、まだ夕方で明るいから一人でも大丈夫。それに私はジェニーじ…
せっかくだし答え合わせしておこう。 <a href="http://zeromoon0.hatenablog.jp/entry/2014/09/28/213808" data-mce-href="http://zeromoon0.hatenablog.jp/entry/2014/09/28/213808">『金魚姫』 ~第0回短編小説の集い宣伝~ - 価値のない話</a&g…
「赤いべべ着た、かわいい金魚」 少女はそこまでしか歌詞を知らない。祖母が昔よく歌っていた歌だった。少女は「赤いべべ」という言葉の響きが好きで覚えていたけれど、「べべ」が何なのかはよくわからなかった。 少女は「おとめ」という名前が昔から気に入…